“動脈硬化といわれたらどうすればいいでしょうか?”



年齢とともに動脈硬化はきたしやすくなります。

軽度の動脈硬化でしたら治療はいらないことも多いですが、進行すると眼底出血や血管閉塞の原因になります。

全身的にも脳梗塞や心筋梗塞を来たす危険因子となります。

食事でなるべく油っこいものや塩辛いものを控えましょう。またビタミンCやビタミンEの摂取で動脈硬化を起こしにくい事がわかってきています。

ビタミンCやビタミンEは野菜(特に緑黄色野菜)、果物、魚などに含まれていますのでよく食べましょう。

治療の薬が必要かどうかは血圧、血中コレステロール値等合わせて判断してもらうといいですので、内科の先生にご相談ください。

眼科では、軽度の場合は1/年、ひどくなると6ヶ月毎、出血など伴う場合はもう少し頻回に検査します。

指示に従ってまた受診してください。

 

1日に必要なビタミンC(ベーターカロチン)の量を野菜に置き換えると上のようになります。