10.コンタクトレンズによる内皮障害(参考

角膜内皮細胞は再生がきかないという特徴があります。

角膜の酸素不足により、徐々に大小不同となり、数が減少します。極端に少なくなると将来白内障等の手術。療後等に角膜内皮機能不全による角膜混濁の危険をきたします。
角膜内皮細胞が欠損すると周辺の細胞が伸展、移動して欠損部を被復、細胞は巨大化し、数は減ります。
コンタクトレンズを12時間以上装用している人に著明に角膜内皮細胞減少を認めることより、「装用時間は12時間以内が適当だと思われます。
左が正常、右がコンタクトをほとんど入れっぱなしで10年以上使用例。