|
島根県ふるさと伝統工芸品 石州亀山焼
|

石州亀山焼 |

|
福岡県の遠州上野焼の十時窯で、江津市出身の11代目白川甫硯氏に25年間師事し、昭和46年に帰郷。師匠が若い頃使用した窯を継承し、浜田城(別名亀山城)にちなんで、「石州亀山焼」と命名し、現在に至る。代表的な技法は掻落しである。また、辰砂、焼き締め、赤流し、青流し、黒釉、白釉、イラボ釉など多彩な釉薬を使い作品づくりを行っている。近年は草花をモチーフにした作品づくりにも力を入れている。
【製造過程】成形→素焼→下絵付→施釉→本焼成【主な製品】花器、茶道具、皿、カップ等
【石州亀山焼 佐々木硯城】
〒 697-0005 浜田市上府町荒相ロ418-1
TEL 0855-28-2822
平成20年1月23日指定
http://fish.miracle.ne.jp/kenjoo/ |
島根県ふるさと伝統工芸品 雲州幸光刃物(うんしゅうゆきみつはもの)
|

雲州幸光刃物 楠鍛錬工場 |

|
古来、奥出雲地方では「たたら」と呼ばれる製鉄法により鉄の生産が行われ、村の鍛冶屋では農工具刃物造りが盛んに行われていた。雲州幸光刃物は、初代・勝蔵が天保5年より鉄山師・卜蔵家の下で大鍛冶屋を創業したのがはじまり。「幸光」の号は、三代目の幸市が玉鋼と和鉄による独特の鍛造で優れた切れ味を発揮する、手作り刃物(特に地方の農具刃物や包丁)を専門に生産した時代に名付けられた。玉鋼と和鉄はともに、現代の鉄鉱石を原料として生産される洋鋼や洋鉄に比べて刃持ちや粘着力が大であり強靭で、さらに地刀の美しい刃物を生産する素となっている。雲州幸光刃物では今なお、刃物造りの伝統の技を保持しながら生産研究を続けている。
【製造過程】選別→鍛錬→形取り→焼き入れ→仕上げ
【主な製品】包丁・鎌・ナイフ
【楠 幸雄】
〒699-1802 仁多郡奥出雲町大呂1004-3
TEL 0854-52-1260
昭和62年11月30日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 石見焼
|

吉田製陶所 |
|
石見焼は、18世紀の中頃から江津市を中心とした石見地方で焼かれている陶器の総称であり、特に大はんどう(大型の水かめ)は独特のものである。この大はんどうは、明治時代に量産されており、最盛期には100軒を越える窯があったという。陶土は、緻密かつ耐酸性の硬質であるために高温の焼成が可能であり、堅牢で耐酸・耐塩・耐水性の高い製品が出来上がる。それ故、漬物かめなど貯蔵用の容器としても全国に名が知られている。
また、日用陶器のほか、石見焼の伝統的技法「しの作り」によって、大はんどうはもとより傘立て・睡蓮鉢・庭園用テーブルセットといった大型陶器も作られている。ガスや電気の窯が多くなるなか、あくまでも「登り窯」にこだわり守り続ける窯元もある。平成6年に国の伝統的工芸品に指定されている。
【製造過程】原土の採掘、精製、混練→成型→仕上げ→施釉→乾燥→焼成
【主な製品】かめ・すり鉢・傘立
【石見陶器工業協同組合】
〒699-2841 江津市後地町1315
TEL0855-57-0155
昭和57年3月31日指定
雪舟窯
尾上窯
吉田製陶所
石州嶋田窯
石州宮内窯
元重製陶所
升野窯
延里窯
|
|
|

石州宮内窯 |

|
|
|

石州嶋田窯 |

|
|
|

雪舟窯 |

|
島根県ふるさと伝統工芸品 出雲民芸紙
|

出雲民芸紙 |

安部信一郎さん |
出雲地方は、和紙の原料になる、「コウゾ」、「ミツマタ」、「ガンピ」が豊富に生育するために紙づくりは天平時代にさかのぼるといわれ、江戸時代に隆盛をみた。昭和初期、県内で民芸運動がさかんになった折、八雲町では江戸中期から漉かれていた「ガンピ」紙を再現した。これが出雲民芸紙のはじまりである。「人間国宝」故安部榮四郎らの提唱により再現された後は、着色紙や着色模様の紙もつくられるようになった。版画用紙やはがき、名刺などその種類は実に豊富であり、用途によって原料や漉き方を変えている。特に雁皮紙は、光沢があり防虫効果も優れているので、保存文書に適している。柔らかな風合いでありながら丈夫で長持ちするのも特徴のひとつ。
|
島根県ふるさと伝統工芸品 長田染工場
|

長田染工場 |

|
中心に家紋を置き、四隅に鶴亀・松竹梅・宝づくしなど縁起物の模様が描かれた筒描藍染で作った風呂敷。これを嫁入り道具のひとつとして持たせるというのが、出雲地方の江戸時代からの風習である。模様を描くための糊は、藍で繰り返し染められ乾燥した後に高瀬川の水流によって落とされる。このとき、川の流れに身を任せるようにして絵模様が浮き出してくる。この作業は出雲地方の風物誌ともなっている。独特な色調は、洗えば洗うほど鮮明になり、藍の香りに加えて素朴な文様が庶民的な美しさを感じさせる。伝統的な製品はもちろんのこと、現在はテーブルセンターやのれんといった室内装飾としてのニーズも増えている。
【製造過程】生地準備工程→染色準備工程→染色工程→仕上げ工程
【主な製品】風呂敷・のれん・テーブルセンター
【長田 安史】
〒693-0011 出雲市大津町1109
TEL 0853-21-0288
昭和57年3月31日指定
http://www.izumo-net.ne.jp/~nagatasen/
|
島根県ふるさと伝統工芸品 袖師窯
|

袖師窯 |

|
明治10年、初代・尾野友市により松江市上乃木の皇子坂に開窯されたのが始まり。三代・尾野敏郎が昭和の初めから柳宗悦の民芸運動に加わり、地元の粘土を用いて新作の民芸品として日常の暮らしの器を作るようになった。出雲に伝わる技術をベースに、地元産の土と釉薬にこだわり、丈夫でシンプルな中にも潤いを持つのが袖師焼の特徴である。しかし、各地の様々な陶法をとりいれ、ときには訪れる人との会話の中から発想した時代ニーズにマッチした作品づくりを行っているのも袖師焼ならではの柔軟性である。食器類、酒器、茶器、花器など主として日常家庭用品を製作し、近年では、赤土粘土など、これまでと違った土を使用した作品づくりにも挑戦している。
【製造過程】成型仕上げ→乾燥→素焼き→施釉→絵付け→本焼き
【主な製品】日用家庭用品・花器
【尾野晋也】
〒690-0049 松江市袖師町3-21
TEL0852-21-3974
昭和59年10月3日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 萬祥山窯
|

萬祥山窯 |

|
神話の地として知られる斐伊川を見下ろす西谷古墳のある地に所在している。明治5年頃、日野家八代源左衛門が地元の豊富な粘土を使用して焼いたのが始まり。開窯当時は来原焼と呼んでいたが、後に大津の森広操軒の命名で「萬祥山」と呼ばれるようになった。茶道具類が主体であるが、他にも酒器、花器など一般陶器も製作している。11代目・義長(瑞雲)のときには、皇室に御抹茶器や花瓶などを献納している。伊羅保釉、青銅釉を特徴としている。
【製造過程】水簸→乾燥→成型→乾燥→素焼き→釉薬掛け→焼成
【主な製品】茶器・花器・酒器
【日野勁甫】
〒693-0011 出雲市大津町2669
TEL0853-21-0488
昭和58年11月28日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 出雲獅子頭
|

出雲獅子頭 中尾芳雄 |

|
出雲地方には二人立ちの獅子舞と名付けられた行道獅子舞があり、神社や家などをまわる風習がある。この際に用いられる獅子頭を、一本の桐や桧等の丸太の木から「丸太彫り」によって製作し、これにより獅子頭の強度も上がり、さらに神社等に伝わる規格に対応したサイズ、デザインが製作されている。
【製造過程】 素材の選定→切断→粗削り、中彫り→仕上、彫込み→磨き→彩色→彫銘
【主な製品】 獅子頭、獅子頭の置物
【中尾芳雄】
〒693-0015 出雲市大津町朝倉1-9-16
TEL 0853-23-0666
平成17年3月24日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 高橋張子虎本舗
|

高橋張子虎本舗 |

|
ピンと張ったヒゲ、振子式の首などがユーモラスな郷土玩具である。明治10年(1877年)頃に郷土の名工として知られる荒川亀斎が苦心して作り上げた型を元に色彩鮮やかな首振り張子として完成され、今に継承されている。張子の本体は、幾重にも貼られた和紙から骨格を抜き取ったもの。そこに胡粉塗料などで彩色して仕上げていく。張子のバランスを調整しながらの顔づくりと彩色が最も技術を要する点で、もちろん全てが手作業となる。当初より節句の飾りものとして愛用され、今では誕生祝、商売繁盛などの記念品や贈答品としても利用されている。昭和37年(1962年)には、年賀特別郵便切手の図案に採用されたため海外でも知られるように。その後も、葉書のイラストなどに広く利用されている。
【製造過程】原型→紙張り→乾燥→抜き出し→足付け等→胡粉塗り→絵付
【主な製品】張子虎
【高橋 孝市(高橋張子虎本舗)】
〒693-0001 出雲市今市町1640
TEL 0853-21-1748
昭和57年3月31日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 出西窯
|

出西窯 |

|
昭和22年、子供の頃から親しい5人の青年が共同窯として窯を開き、同人たちは松江の袖師窯や益子、丹波、沖縄など全国各地の窯場で技術を学んだ。
また創業間もない頃から 柳宗悦や河井寛次郎、バーナード・リーチといった民芸の巨匠らの指導を受けると同時に、県内の伝統的な技法も継承しながら現在に至っている。「健やかで温かい実用の陶器づくり」という民芸の心を礎に、「丈夫で飽きがこず、安価で提供できるものこそ多くの人たちが毎日喜んで使えるもの」との理念で製作に臨んでいる。出西焼では、創業以来、登り窯を焚き続けており、現在も創業者の子弟を含め十数人が陶器作りに携わり、年数回の登り窯の窯出しをしている。
そして陶土や釉薬は地元島根県産の原料を主体にすべて自家調合するこだわりを持っている。
【製造過程】陶土精製→成形→素焼き→施釉→窯づめ→本焼き焼成
【主な製品】茶器・花器・食器
【企業組合 出西窯】
〒699-0612 簸川郡斐川町出西3368
TEL0853-72-0239
平成7年12月12日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 八雲塗(やくもぬり)
|

株式会社山本漆器店 |

|
明治時代初期、松江の塗師坂田平一が、、中国の漆器にヒントを得て創案し、出雲の古歌「八雲立つ」より八雲塗と命名された。
塗りこめられた素地に、様々な色調の色漆、青貝金銀粉を用いて文様を描きあげた後、その上に順良な天然透漆を塗り重ね、伝統技法により研ぎ出して仕上げる。
年月を経るごとにこの透漆が透明度を増し、、描かれた文様が色鮮やかに浮かび上がるのが、他の産地にはない、八雲塗りの最大の特徴である。
【製造過程】素地成型→下地塗→中塗→上塗→中研→絵付け→木地蝋漆塗→蝋色研→摺漆→蝋色磨→完成
【主な製品】花器・棗・文箱・盆・椀・鏡
【島根県八雲塗振興会】
〒690-0887 松江市殿町191
TEL0852-22-5758
昭和57年3月31日指定
株式会社山本漆器店
有限会社山根漆器店
株式会社丹後屋
漆芸のわたなべ
|
島根県ふるさと伝統工芸品 吉や
|

吉や |

|
宮城県鳴子町の伝統こけし工人である岡崎才吉・仁治に師事した松谷伸吉が、昭和60年より大社町にて創作を始める。作品はいずれも、東北地方の伝統工芸である「こけし」のロクロ技法が取り入れられ、その種類は「恵比寿大黒」や「大国主命と須勢理姫」といった出雲神話にちなんだものが主となっている。他にも木地雛や五月人形など飾り物として県内外で人気が高い。材料は、木目が美しい欅や白くて粘りのあるミズキ、白くて硬いアオハダなどで、どれも島根県でとれる木材を使っている。製作は全てが手作業。熟練の人形工人が木工ロクロで形成した人形に墨や染料で絵付けすると、美しい木地人形が誕生する。
【製造過程】水取り→荒けずり→ロクロ仕上げ→絵付け
【主な製品】恵比寿大黒・出雲阿国・巫女人形・木地雛
【松谷 伸吉】
〒699-0733 出雲市大社町菱根655-1
TEL 0853-53-4080
平成13年1月5日指定
http://www.kichiya.jp/
|
島根県ふるさと伝統工芸品 錦山焼
|

錦山焼 |

|
安政元年(1854年)に松平藩の御用商人・油屋宗右衛門により創業された。後に地元の人々が窯場のことを「カラツ湯」「皿山」と呼んで親しんでいた頃、町の素封家に中海の一部(古名・錦ヶ浦)にちなんで「錦山焼」と命名されたのが名の由来である。錦山焼の特色は、独特な成型と多種多彩な釉薬の色調、その配色にある。鉄釉・白色釉を用いていた時期もあるが、現在は辰砂釉、呉須釉と青磁釉・飴釉などの調合・発色に励んだ5代目・中島武男の技術を継承している。日々の暮らしをより風雅にさせるための一助となれるような器づくりを信念に、日々製作が続けられている。
【製造過程】成型→素焼き→彩飾、施釉→本焼成
【主な製品】日用食器類・茶器・花器
【中島 勉】
〒692-0023 安来市黒井田町1987
TEL0854-22-2627
昭和58年11月28日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 御代窯 |

御代窯 |

|
加茂町の三代の里は、陶土の里として有名である。というのも、この地は良質な土を産出するため、「お止め土」と呼ばれる松江藩の御用土になっていたからである。この土の真価を見出したのは、松江松平藩二代藩主・松平綱隆公である。
松平不昧公時代は全盛期で、この土を斐伊川の川舟に載せて出雲一円の御用窯へ送り出していた。天明年間に萩の陶工・唐津屋五助がこの地に入り、開窯して御代焼と命名した。
御代焼の陶器は松江より江戸藩邸へ運ばれて、大崎庭園の茶会で使用された。
現在の御代焼は代々「不昧化粧」と呼ばれ継承されてきた化粧掛の茶わんが主流である。黄釉薬を主とし、素焼きに絵付けをしたものや、本焼の後で緑や赤・白の絵の具で上絵付をして、再度焼いた物などがある。
また、素朴な花入れや飾り皿、銘々皿などは伝統工芸を守りながら現代感覚を取り入れた作品も多く見られる。
【製造過程】成形→乾燥→絵付→素焼→釉掛け→本焼
【主な製品】茶碗、花入れ、飾皿ほか
【舟木 哲郎】
〒699-1122 雲南市加茂町三代588-17
TEL0854-49-7780
昭和57年3月31日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 来待石灯ろう協同組合
|

石工房 なかだ |
 |
製作の起源は古く奈良・平安時代にさかのぼり、江戸時代になってから盛んとなった。当初はみかげ石を用いていたが、宍道町の来待地区で産出する“来待石”を材料とするようになり現在の姿になった。この“来待石”は、苔がつきやすく庭園にしっとりと馴染みやすいことから石の美術品として人気が高い。また、長い歴史の中で、仏教美術や庭園工芸の影響を受けてきた出雲石灯ろうの独特な技法と美的調和のとれた気品の高い優雅さが、広く全国の庭園で愛用されている理由でもある。江戸時代には、その品質が松江藩(松平直政)によって認められ、藩外持ち出し禁止の「御止石」として保護されていた。昭和51年、石工品で初めて国の伝統的工芸品に指定されている。
【製造過程】型作り→各部の接合→彫り→仕上げ
【主な製品】石灯ろう、ストーンライト等
【来待石灯ろう協同組合】
〒699-0404 松江市宍道町東来待1644-1
TEL 0852-66-0274
昭和57年3月31日県指定
【松江石灯ろう協同組合】
〒690-0876 松江市黒田町86
TEL 0852-24-1815
昭和62年2月26日県指定
画像は 石工房 なかだ (仲田 豊彦) さんの作品
島根県物産協会会員
〒 699-0404 島根県松江市宍道町東来待 1949
TEL 0852-66-2032
作品は楽天でも販売しています
http://item.rakuten.co.jp/syokunin-soul/10000707/
|
島根県ふるさと伝統工芸品 八幡焼
|

八幡焼 |
 |
山陰山陽11ヶ国を統治した尼子氏の居城(月山富田城)のあった山あいに位置する。享保8年(1723年)に富田八幡宮神官・竹矢豊前と、藩士・熊谷由武により創業された。萩から陶工を招いて日用雑器などを製造するようになり、その後、松平広瀬藩の藩営窯となった経緯を持つ。明治に入り民営になってからは、現在の秦家が引き継いでいる。八幡焼の特徴は繊細な色あいの中にキラリと輝くするどさを持ち合わせる青釉薬にある。伝統を守りつつ近年は釉薬と焼成の研究も行い、器に木の葉の舞い散りを見事に表現した「木ノ葉天目」をはじめ地元産の含鉄鉱による鉄釉窯変の器、赤泥の焼締など、現代に即した新しい作品づくりにも挑戦している。
【製造過程】成型→素焼き→彩飾、施釉→本焼→選別
【主な製品】茶器・花器・食器・日用雑器
【秦良次】
〒692-0404 安来市広瀬町広瀬99
TEL0854-32-3469
昭和57年3月31日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 出雲広瀬方円窯
|

出雲広瀬方円窯 |

|
開窯は昭和54年。茨城県の笠間焼や京都府宇治市にある炭山工芸村で作陶に従事した亀尾志郎氏が広瀬町の「須谷工芸の里」に開いた。方円窯の名は、創業者の祖父が移築愛用していた茶室・方円庵にちなんでつけられた。特徴は、掻落し、鉄絵粉引青釉などを使用した茶器・花器・食器陶彫。目指しているのは、ひと目見てすぐ方円窯の作品とわかる個性的な焼物づくりで加えて開窯以来、自由な発想で陶芸作品の創作を行うことをポリシーとしている。
【製造過程】粘土→成形→絵付け→釉薬→焼成
【主な製品】茶器・花器・食器
【亀尾志郎】
〒692-0412 安来市広瀬町下山佐2534-1
TEL 0854-32-3933
平成13年1月5日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 鍛冶工房弘光
|

鍛冶工房弘光 |
 |
江戸時代から行われてきた鍛冶業の技術に、刀剣製作の技術を取り入れた鉄工芸品である。ここでは、室町から江戸・明治時代の鍛造職人の手工業による作品の再生を行なっているほか、現代感覚を取り入れた作品にも着手している。
蝋燭立て・行灯・文鎮・ペンダントなどのアクセサリーが作られているが、原材料もアクセサリーにあっては、玉鋼・ヤスギハガネ・軟鋼・特殊材などの利用を図るなど、出雲の鉄文化と現代科学産業産品との接触を求め技術継承にむけ研鑽している。製作工程においては、形成を槌打ちによる鍛造で行なうのが特色であり、その作品は鉄がもつ独特の味わいがある。近年、鍛造工芸品は和洋を問わずインテリアとしても重宝されている。
【製造過程】材料どり→火造、鍛造→熱処理→仕上げ加工
【主な製品】燈台・燭台・行灯
【小藤洋也】
〒692-0623 安来市広瀬町布部1168-8
TEL0854-36-0026
昭和60年10月29日指定
http://kaji-hiromitsu.com/
|
島根県ふるさと伝統工芸品 吉原木工所
|

吉原木工所 |

|
挽き割った材木を、くぎや金具を使わずに、鎌倉時代から建具職人が受け継いできた三組手技法や地獄組みと言われるねじ組みなどの技法を活かして組み付け、精緻で様々な模様を生み出す組子細工。誤差を許さない繊細な木工の技術と木を組み合わせるための複雑な計算が必要とされ、コンマ数ミリの誤差も許さない木工技術に裏付けられた精巧さが特徴である。
【製造過程】 原木製材→乾燥→木取り→挽き割り、加工→組子組手入れ→組み付け→仕上げ
【主な製品】 屏風、衝立、行灯等
【吉原敬司】
〒699-3303 浜田市三隅町室谷912-1
TEL 0855-34-0227
平成18年3月24日指定 |
島根県ふるさと伝統工芸品 斐伊川和紙
|

斐伊川和紙 |

|
三刀屋町上熊谷一帯は古くから出雲の「紙すきの里」として知られ、寛政4年(1792年)には、この地区の総戸数117軒のうち75軒が紙すきを行っていたといわれている。原料は、「こうぞ」「がんぴ」「みつまた」などである。斐伊川和紙の条件は、何といっても丈夫さと、純粋で美しくあるということ。そして、あくまでも暮らしの中で生かされるということである。普通の紙漉きでは、漉き槽から1メートル程度まで液を上げていくが、ここではほとんど上げることなく優しく左右に振るのみである。こうすることによって、しなやかで優しい風合いが生まれるのである。現在は、タペストリーやロールスクリーン、クッションなど、洋風の暮らしに馴染む和紙製品も提案している。
【製造過程】蒸し→白皮づくり→煮熟→叩解→紙漉き→乾燥
【主な製品】障子紙・半紙・便箋・封筒
【井谷伸次】
〒690-2511 雲南市三刀屋町上熊谷302
TEL 0854-45-3886
昭和57年9月7日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 温泉津焼
|

(有)椿窯 荒尾 寛 |

|
温泉津焼は宝永年間(1704年)に始まり、主に「半斗(はんど)」と呼ばれた水瓶を造り、日本各地に出荷し、大いに栄えた。昭和40年代、化学製品(プラスティック)の発達で需要に対応できず、一時は衰えたが、その後、窯を再興させての製作活動が行われている。耐火性の高い石見粘土を使用し、さらに高温(1300℃)で焼成するため、硬く焼き上がり割れにくい利点がある。このため耐用年数も長く、日用食器に適している。
【製造過程】
成型→仕上→乾燥→素焼き→施釉→窯詰→焼成→窯出
【主な製品】 日用の和洋飲食器、日用の装飾品(花瓶等)
【荒尾
寛】
〒699-2501 大田市温泉津町イ-12-2
TEL 0855-65-2022
平成16年3月31日指定
【あら(※)尾浩一】
※「荒」のくさかんむりを旧字体で表記
〒699-2501 大田市温泉津町イ-3-4
TEL 0855-65-2286
平成16年3月31日指定
【森山雅夫】
〒699-2501 大田市温泉津町イ-3-2
TEL 0855-65-2420
平成16年3月31日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 松江和紙手まり
|

出雲かんべの里手まり工房 |

|
松江の手まりは、江戸時代に松江藩御殿女中が作り始めたものといわれ、やがて民間に伝わったとされる。松江和紙てまりは、絹川さんの創作した工芸品で出雲民芸和紙を貼った上に刺繍糸で模様をかがり、最後にちぎり絵で模様を描いて仕上げるという独特の素朴さと味わいをもつ。出雲民芸和紙は、丈夫なうえに様々な風合いを持ち合わせているので、松江和紙てまりには最適の材料である。この和紙の質によって作品の良し悪しがほぼ決まるほど。また、2つとして同じものは出来ないという面白味もある。図案に花が多いのも特徴で、松江市の花である“椿”や、県花の“ぼたん”が必ず入っている。特に毬にかがる麻の葉の模様は難しい。十二支などが描かれた作品もあり、鑑賞用、縁起物、厄除けとしても用いられている民芸品である。
【製造過程】地玉→地玉に綿をまく→しつけ糸をかける→和紙はりつけ→基礎線をかける→糸刺し→ちぎり絵をはる
【主な製品】松江和紙手まり、藍手まり、かがり毬
【絹川
ツネノ】
〒690-0033 松江市大庭町1614
出雲かんべの里 てまり工房
TEL 0852-28-0048
平成7年12月12日指定
|
島根県ふるさと伝統工芸品 ケヤキ指物木工
|

野白木工所 |
|
第2次大戦後、安来市において野白国雄氏が、窯元の河井寛次郎、安来織の遠藤小間野、出雲和紙の安部栄四郎らの指導を受けながら、欅材を主として用い、板を細かにさし合わせて作った拭き漆仕上げの民芸家具「安来たんす」を確立させた。その後野白国雄氏の死去に伴い、長男の千晴氏がその技術を受け継ぎ現在に至っており、木地加工の際には蟻組接などの伝統的な組接技法による加工を受け継ぎ、重厚で趣のある作風が引き継がれている。
【製造過程】 乾燥→デザイン・設計→木取加工→木地加工→組立加工→塗装→仕上加工
【主な製品】
和たんす、洋服たんす、茶たんす、食器棚、額縁、テーブル、椅子
【野白千晴】
〒692-0011 安来市安来町東十神2146
TEL 0854-22-2908
平成16年3月31日指定
http://www3.plala.or.jp/nosilo/
|
島根県ふるさと伝統工芸品 木芸品
|


(株) おかや
|

(株) おかや |
江戸時代以降、松江城下を中心に茶道関係の木芸品(棗、煙草盆、茶箱)や調度品(文庫、棚等)を製作する職人の集団が形成され、多くの名工が輩出した。現在斐川町で行われている加工も、当時より受け継がれた技が生かされている。素材は、美しい木肌と希少価値を持つ「欅」「黒柿」「桑」など。数ある製作工程のなかでも、これらの素材選びによって仕上がりの出来・不出来が左右される。そして、伝統的技法と現在の道具を効果的に組み合せる指物・丸物(挽物)・削出し(挽物、木彫)をし、「木地仕上げ」と「拭漆仕上げ」「オイル仕上げ」で最終的な製品にしていく。茶道具から生活工芸品に至るまで、美しい木肌を特徴とする木工芸品は、今なお多くの人に愛用されている。
【製造過程】原木→製材→天然乾燥→荒ぐり→木取り、小割→人工乾燥→木工→仕上げ
【主な製品】茶托・なつめ・菓子器・盆
【(株) おかや】
〒699-0631 簸川郡斐川町直江町4844-1
TEL 0853-72-0538
昭和62年2月26日指定
http://www.okaya.ne.jp/
【岡清木芸】
〒699-0631 簸川郡斐川町直江町4840-5
TEL 0853-72-3260
昭和62年2月26日指定
http://okasei.org/
|


岡清木芸 |

岡清木芸 |
|
|
|
|
|
|