2008/11/23
LIVE@LOACH#15
今回も出演バンド不足かと思われましたが最終的に9バンド出揃い、いつも以上に充実したイベントとなりました。出演してくれたバンドさん達に感謝、です。
1.Worst Line
前回はSijimy & magatamerで参加してくれたとよさん率いる新バンドWorst
Line。ちなみに前身はwith9というバンドで、以前に一度だけB1でのWPLvol.2に出演してくれたこともあります。まわりの若いメンバーに負けないくらいの激しいドラミングを聴かせてくれたとよ氏。実際叩くところは初めて見たけど達者なものでした。前回より曲も増えて今後が楽しみですね。
2.☆arrow eyes☆
エ…いや、アローアイズですね。もう常連中の常連、というか次回12月に出演すればなんと今年度のLIVE@LOACH皆勤賞。今年、安来市内で一番多くライヴをやったバンド、と言えますね。新安来市長さん、何か表彰してあげてくださいな。ちなみに今回はコーラス担当つっしーのラストライヴ。次回からは新メンバーが入るとか入らないとか…まぁ入るんですけどね。
3.サイケデリックストロベリー
LOACH初見参は島根大学軽音楽部の部長さん率いるサイケデリックストロベリー…なんと今月だけで10本近くのライヴ本数こなしてるとか。とにかく曲を単純にはさせないオリジナリティーあふれるアイデアを惜しげもなくつぎ込んだ高度な楽曲構成はお見事です。しかも演奏自体はかなりハードで視覚的にも飽きさせないステージング。ライヴ後、ベースのカワグチ君が自分のところに来て「何かベースプレイで気づいたことがあれば教えて下さい」…なんという向上心。つーかコッチが教わりたいくらいだわい(笑)。断言します、彼らは伸びます。
4.ANGELEEK
やはりつっしーにはドラムセットの中が居心地良いみたいですね。楽曲的にも合っているのか楽しそうに、かつ集中して叩いているのが印象的でした。しかも何気にここのメンバーはみんなスゴウデ。難しい演奏をいともカンタンにこなしているのが素晴らしい。そしてボーカルは歌唱力もさることながらとにかくいつもニコニコ笑顔で歌っているのはフロント担当者としてとてもとても大事なことだと思います。今はシャカラビのコピーですが、近いうちにこのバンドのオリジナルも聴いてみたいものですね。
5.tune-killer
エレキング改め新たに4人編成バンドとしてLOACHに帰ってきたその名もtune-killer。ハードな演奏、そしていい人っぷりにもさらに磨きがかかったようですね。このバンドの楽曲の特徴であるリズムや展開の落差はいつも通り心地よい緊張感を生み出していましたが、今回はギターが2本になったことによる音の広がりもよく練ってあったように思いました。ただ激しいだけのバンドじゃないことにLOACHの人たちも気づき始めてきたのではないでしょうか。もひとつ、彼らは自分達以外のライヴも全て前の方で見て盛り上げてくれてました。なかなかできないことですよね。出演バンドを代表して感謝♪ですよ。
6.Shy Boy Distiny
今年のはじめから少しずつではありますがLOACHに照明やスモークなどの舞台装置が導入されたのは彼らの進言によるものです。最初はただの何もない部屋でやっていたLIVE@LOACHも最近はそれなりに視覚を意識した「ステージ」で行なえるようになりました。実際、カラフルな照明の中で彼らの存在はとても映えて見えるし、またボーカルのHIDEは自然と照明の一番効果的な位置に、おそらく無意識に立ってパフォーマンスを見せてくれてました。プロ意識というやつですね。楽曲は最新シングルからの2曲を中心にShy
Boyらしさを聴かせてくれました。
7.ビリーザキッド
今回のMVPはまたも鳥取産。ホントにレベル高いな鳥取は。というワケでこちらもLOACH初登場のビリーザキッドさん達はもう存在そのものがロックでしたね。もう本当、他に説明いらずでしょう。特にボーカルの段塚さんは生き様そのものがロックってカンジでしたね…結婚回数も含めて(笑)。MCも爆笑もので本当全てにおいて「上手い」と感じました。全ライヴ終了後、何の違和感もなく撤収作業に参加するメンバーさんたちに、遠方だから手伝わなくてもOKです、と伝えたところ…「いや、慣れてますから」、と一言。イカす♪
8.PACIOLEK
新たに松本氏がボーカル担当になってからLOACH二度目のライヴ。ギターをプレイしながらのボーカルが以前より余裕を持ってできているのもさることながら、今回は明らかに声の通りの良さが違う。聞けば、ボーカルの高さに合わせてキーを多少変えてみたとか。なるほど、これはホント重要なことだし、こういうことがサラッとできてしまうのが彼らの実力であるとも言えますね。プロなら当たり前にやっていることですが、アマチュアレベルでは実際なかなかそこまではできないことが多いかもしれません。あとここのバンドで見習わなくてはならないのはギターの音の棲み分け。しっかりと仕事が分担してある上にちゃんと音域も分けてあるから聴いていて本当に心地よいはずです。ギターが二人いるバンドさんはちょっと参考にしてみてはどうでしょうか?
9.パンダーズ
パンダーズ、ライヴ50回記念〜♪♪♪
おめでとうございます、ありがとうございます
結成当初は、実体が無いだの、上を目指す気がないだのと散々言われていた我々パンダーズですが、地道に、それでも歩みを止めずにコツコツとやってきた結果ですね。これは本当、誇ってもいいと思います。パンダーズ、エラい、ここまで引っ張ってきた俺も(多分)エライ(と思いたい)。
で、まぁ記念にというワケで元オリジナルメンバーのチョッキー藤原さんに一夜限りの復活をしてもらいました。というか本番直前の楽屋でやる曲を決めるという泥縄っぷり…このメンバーで初めて演奏したGOOD
NIGHT,BABYなんてほとんど合わせないままに本番やってしまうし…まぁパンダーズらしいのかも。さて、次は100周年…じゃなくて100回記念を目指してがんばりますですよ、パンダーズ!