パンダーズ日記 5〜6月

(6/30)「パンダーズ5周年」
今更ながら、ですが先日の6/21LIVE@LOACH#21でパンダーズは活動5周年を迎えました。デビュー(?)は5年前の6/20松江B1ライヴ。1stシングル「君とゆこう」も無料配布しました。
以来5年の間の活動を自慢ったらしく並べてみますと…

CD制作 アルバム2枚 シングル6枚
オムニバスアルバム参加 2枚
ライヴ出演 58回(主催ライヴ31回)
コンテスト出場 2回(賞歴無し)
ラジオオンエア 4回

う〜ん、なんと言うか、上出来すぎますね。まぁその間メンバー交代も何度か経験してるワケなんですが、それでもバンドの方向性はそれほど変っていないと思うし、無理せず地道にひとつひとつ積み重ねていった結果なので個人的には満足しています。
そして何と言っても5年間の活動でパンダーズが得ることのできた最大の宝物は、ライヴやイベントを通じて知り合い、仲良くしてもらっている仲間バンドの存在、これに尽きると思います。本当に感謝。

さて、次は10周年?いやいやまずは来年の6周年を目指そうかね、パンダーズ!(ひさびさ)。

(6/29)「NO!NO!NO!NO!U全曲レビューG」

もの悲しくも激しい、印象的なサビのメロディから始まるTUNE-KILLERの「月の街」。まるで重戦車のごとくパワフルに疾走していく様は圧巻の一言です。と言っても曲のつくりが単調になることなく、落としどころのしっかりと計算されたかのようなめくるめく展開がこのバンドの楽曲の持ち味であり、それはこの曲にもしっかりと現れています。
録音は神戸のスタジオでぶっ続け8時間+ミックスに数時間かけたそうですが、バンド4人がこの一曲に集中することによって生まれたマジックとでも呼ぶべき特別なノリが3分40秒の間途切れることなく感じられます。エンジニアさんも良い仕事をされていますね。
さて、そのTUNE-KILLERさんですが、リードギターとベースがメンバー交代という事で只今充電期間中とのこと。また新しい力をつけてLOACHに帰ってきてもらうのを心待ちにしております。


(6/23)「LIVE@LOACH#21 アフター」

というワケで出演バンドと写真はこちら。ご入用の方はお分けしますんで当HPまで連絡ください。

(6/20)「THE IIWAKE」
空白の16日間…全くの未更新。主な理由は以下の通り。
@勤務が3交代に変更
生活リズムが狂ってなかなかPC向かえませんでした。特に昼勤の間は家事して子供と遊んで睡眠…ある意味正しい生活といえるかも。
A衝動買い
Amazonでラノベを10冊まとめ買い。ライトオタ夫婦の夜は無言のまま更けてゆく…。
B三沢光晴逝去
…これは堪えた。数年前にジョージハリスンが亡くなった時も落ち込みはしたが、余命わずかとの情報を得ていたのでショックは少なかったものだが、急な訃報はマジで勘弁して欲しい。ましてやそれが大好きなレスラー三沢光晴とあっては…。東京にいた頃は試合を見に何度も日本武道館に足を運んだものだし、島根に帰ってきてからもチョッキーと米子や松江の地方興行によく行っていました。人間的にも団体のリーダーとしても本当に尊敬できる素晴らしい人物でした。ご冥福をお祈りいたします。



明日はLIVE@LOACH#21。パンダーズ活動5周年ライヴと銘打ってやっちゃいます。記念品(?)も用意してますので是非見に来てやってくださいね。

(6/4)「NO!NO!NO!NO!U全曲レビューF」

いきなり異世界に迷い込んだかのようなこの異質なサウンド。サイケデリックストロベリー、その名の通りのサイケデリックナンバー「eses」、その突き抜けるような存在感は圧倒的です。
サウンドはスリーピースとは思えないほどの高密度で、意表をついたメロディと展開に最初はついて行くので精一杯…しかし何度も耳にするうち知らず知らずにどっぷりとその世界へと引きずり込まれていきます、まさに歌詞の内容通りに。
リーダーでボーカルのササクラ氏によれば「聴き所は、最後のドラムソロ前のギターがカオス且つサイケデリックにぶっ壊れる僅か数秒」とのこと。確かにこのあたりのテンションは紙一重…いや、突き破ってしまっているかも。
現在、彼らはメンバーのリニューアルを経て、順調に、かつ精力的にライヴ活動を行なっています。甘くて暗い、吐きそうなくらい気持ちいい…そんな混沌とした彼らの世界にもっと触れてみたければ是非一度見に行ってみてください

6/28(日)松江ユーラス「サイケデリックストロベリー企画・プシュケの薬 二口目!」→詳細はこちら

(5/29)「NO!NO!NO!NO!U全曲レビューE」
NO!エリア!の謳い文句のためにわざわざ北海道のバンドに参加してもらった…ワケではありません。「
BooGie Star」で参加してくれたdust babyはLIVE@LOACHの常連、ご存知(?)つっしーのバンドです。ライヴ録音ならではの臨場感とバンドの一体感を味わえる強烈なナンバーに仕上がっていますね。他のメンバーが北海道在住ということでなかなかライヴで見る事は難しいかもしれませんが、やはり一度はこの曲の生演奏を聴いて弾けまくりたいものです。
最後につっしーからのコメント。
「この曲は「スウィングとロックの融合」をテーマとして、2001年に出来た曲です。10年来の親友であるムラセ氏と「20代のうちに形にしよう!!」と意気込み、5年ぶりの再結成でしたが・・元々ドラムだった自分がベースに転向・・・スタジオではなくライヴハウスでの完全一発録りに拘って帰ったはいいものの、レコーディングまでにみんなで音合わせできたのはトータルでたったの2時間・・という完全アゲンストな状況でしたが、結果的には「生きたロック」の味を詰め込むことが出来たかな、と思います。」

(5/28)「NO!NO!NO!NO!U全曲レビューD」
こちらも昨年のあまばん大会で知り合った米子のフォークロックバンド
Donkey、曲は「嘘つき」。
ウチのやまぐが堀江淳のメモリーグラス(古すぎ…)のような世界だ、と評していたように、歌詞の内容は酸いも甘いも味わい尽くした大人たちの切ない人間模様が描かれているわけですが、これが哀愁を帯びた曲調に合わさってまさに独特な雰囲気を漂わせています。バンドのテーマとして、生きること、人間の恥、喜怒哀楽、愛、恋などを掲げている通り、人生をまっすぐ見つめている人ならではの真摯な言葉たちには胸を打たれますね。
以前まではドラムレスのスリーピースによるアコースティックなサウンドでしたが、今回からドラム担当のメンバーが加入(復帰?)ということでリズムセクションのカッチリ決まったフォークロックになっていますが、部分的にはかなり激しく、エレキギターもクリアな音色ながらけっして控えめならず、むしろハードにかき鳴らして精神的にロックであることを高らかに宣言しているように感じます。
薄暗いホール、水割りを傾け、目を閉じながらゆっくりと朝まで、彼らの曲に浸ってみたいものです。…自分、ビール500ml缶しか飲めませんけどね。


(5/27)「NO!NO!NO!NO!U全曲レビューC」
NO!ジャンル!の謳い文句通り、本当に様々なジャンルのバンドが集まりましたが、このリリィジャランの「坊主」が収録されたおかげでその多彩さが広がり、予想以上に面白いアルバムになったのではないかと思っています。
それにしてもこういった本格的なレゲエを、しかも最上級の歌と演奏で聴かせてくれるバンドもここいらでは見かけませんね。まぁ本格的なレゲエ、と言ってもベタベタな「ド」レゲエなどではなく、メロディがしっかりしていて誰でも聴きやすい形にまとめ上げているところが何気に凄い事だと思います。自己満足でなく、聴き手に伝えるにはどうすれば良いかのノウハウをメンバー全員がしっかり身につけているのでしょう。こんなバンドが山陰にいてくれて本当に良かった。
ちなみにこの曲は既にリリースされている彼らのアルバム「
Time will touch you」から、チャリティに貢献できれば、という事で提供していただきました。昨年のあまばん2009準グランプリ曲「夏の終わり」も収録されたこのアルバムは山陰の主要CDショップで取り扱っていますので是非彼らの世界に触れてみて下さい。自分も持ってます♪オススメ。

(5/26)「NO!NO!NO!NO!U全曲レビューB」
3曲目は松江B1をメインに活動している雲南の兄弟バンド
なゆたのつぶて、曲は「かげろう」。
この曲がこのオムニバスに収録されていてすごくよかったと思っています。アルバム全体がわりと派手な雰囲気を醸し出している中で、この曲の持つ深く枯れた味わいは逆にその存在に耳を奪われ、さらには他の18曲それぞれの個性も際立たせているように思います。なんと言うか、アルバムを通して一本筋が通ったような感じがします。
冒頭から印象的なギターリフが引っ張っていき、重く激しいドラムが、ずっしりと、それでいて何の違和感もなくスムーズにリズムを刻んでいきます。季節の気だるさがうまく表現された歌詞と相まって、効果的にイメージをまとめあげているのではないでしょうか。総じて言えば、ビートルズからユニコーン、奥田民生への流れに通じるようなロックの息遣いを感じさせる曲ですね。
以前はベースも入っていたようですが、今現在はギターとドラムのみでライヴ活動を行っているようですので、ステージではCD収録バージョンとはまた違った味わいを見せてくれるはずです。とりあえず今週土曜(5/30)に松江B1でライヴ予定なのでよろしくです。

(5/23)「NO!NO!NO!NO!U全曲レビューA」

2曲目はガラリと雰囲気が変わって、Sanounoによるポップナンバー「Go ahead!」。
この曲のサビはなんだかあちこちで話題になっていますが、それくらい印象深いメロディですね。曲全体の印象は80年代の歌モノで、ボーカルの表現とかいかにもなカンジが出ていてハイレベルなセンスを感じさせます。
Sanounoのお二人、実はこの前のだんだんグランプリ優勝バンドである
シエスタのメンバーであり、このあたりはやはり実力の程が伺えますね。特にギターのSanoさんはびっくりするくらいスゴイ経歴の持ち主で、楽曲のつくりや録音、全てにおいてのプロ的な仕事には目を見張るものがあります。
ちなみにシエスタさんと知り合ったのは昨年のあまばん本選。その時もシエスタさんは審査員特別賞に輝いていました。パンダーズはまぁ参加賞でしたが、シエスタさんはじめ他のいろんなバンドさんと知り合えて大変有意義なイベントでした。ご縁は本当に大切です。

(5/22)「NO!NO!NO!NO!U全曲レビュー@」
発売からかなり経過してからでなんですが、NO!NO!NO!NO!U収録曲の全曲レビューを自分なりにやってみようと思います。

まずは1曲目、トップを飾るのは米子の
無限会社 桜烈組による「ガラス玉甲子園」。
とりあえず曲タイトルの時点で既に勝ち組って気もしますが、これが楽曲もなかなかのもの。桜烈組らしい、激しいながらもメロディーがしっかり作りこまれたキャッチーさが売りの曲だと思います。
歌詞も前向きな内容であるだけでなく、きちんとメロディに乗るよう考えられた言葉の使い方がしてあって歌い手がとても歌いやすい流れになっています。このあたり、意識して作ったのならプロの仕事。無意識なら天才。
録音はベリエでのレコーディングだけあって迫力あるサウンドに仕上がっていますが、今までに何枚も作品(CD)を制作しているだけあって音に自信が満ち溢れているように感じますね。
ちなみにこのバンドのライヴを何度か見たことがあるんですが、毎回本当に盛り上がってます。それは各メンバーがしっかりと客を意識し、なおかつ自己満足にならないよう自分への甘えを捨て、全力でステージに立っていることが客に十分伝わっているからこそできることだと思います。これほど高いレベルでエンターティメントできているバンドにそうはお目にかかれないはずです、必見!。

(5/5)「やまいだれ」
LIVE@LOACHが終わって1週間以上経つというのに未だ体調戻らず…。40℃近い発熱から始まった今回のヤマイも、最終的には腸感冒的な症状となり、今現在でも野菜などは全然消化できないまま外部に排出されております。まぁ下血も治まってきたし連休明けにはある程度治る…かな。