パンダーズ日記 2009年9〜12月

(12/30)「紅白歌合戦」
ここ数年、大晦日といえば「ダウンタウンの笑ってはいけない〜」が定番で、紅白などはほとんど見ることがありませんでしたが、今年はウチの家族全員が好きな歌手が出演という事で今から録画の振り分けに頭を悩ませています。
その歌手の名は水樹奈々、本業は声優さんです。なんだ声優かぁ〜、と偏見のみで判断する人はお気の毒。幼少より実家の歌謡教室で鍛えられた類稀なる歌唱力は一般の歌手と比べ明らかに一枚も二枚も上手。元々演歌歌手志望だったという事もあり、その実力が本物である事は…まぁ歌を聴いてもらえれば十二分に分かると思います。大変な努力家でありながら明るく気さくな性格であるというのも応援したくなるポイントですね。頑張ってほしいです。
とは言え彼女の本業である声優の方は…実は自分は2,3役くらいしか耳にしたことがないので何の声の人?と聞かれても正直困るワケでして…そういえばお正月映画の「レイトン教授と永遠の歌姫」に出てたかな…多分見ないけど。

(12/29)「2009パンダーズ10大ニュース」

毎年恒例(?)パンダーズ10大ニュース…と言ってもあまり大した事もなかった一年だったワケですがとりあえず。

10位「コピバンラッシュ」
…今年はメンバーそれぞれ単発のコピーバンドに参加することの多い年でした。自分個人だけでもユニコーン、椎名林檎、PRINCESS PRINCESS、THE BLUE HEARTS、ジッタリンジン、横浜銀蝿…などなど。

9位「合宿」
…8/1、大山乗馬センターのコテージにてパンダーズ初の夏合宿を行いました。バーベキューして、乗馬して、酒盛りして…一応練習もしましたよ。

8位「スピリタス復活」
…11/22、パンダーズ前身バンドであるビートルズコピーバンド「スピリタス」一夜限りの復活。サポートメンバーはSiestaの佐野氏、パンダーズの山口氏でした。

7位「FM山陰にて“純愛ノイローゼ”オンエア」
…9/27、今年も開催されたFM山陰「あまばん」、今年は応募作全作品をオンエア、という事でパンダーズの応募曲「純愛ノイローゼ」も放送してもらいました。

6位「やすぎ月の輪祭り出演」
…8/14、地元安来の月の輪祭りステージに久々の出演。来年は安来で活動するバンドオンリーでやってもらいたいですね。

5位「シングル発表」
…12/19、ゆか&パンダーズ名義によるクリスマス限定シングル「MERRY〜the white charm」は「ランデヴー」以来久々の無料配布CDとなりました。

4位「LIVE@LOACH開催本数30回」
…12/20、今年度最後のLIVE@LOACHでちょうど30回目の開催となりました。8月からは自前の機材を導入しましたがいろんな人の理解と協力を得ながら何とか続いてます。

3位「パンダーズ活動5周年」
…6/21のLIVE@LOACH#21でパンダーズは活動5周年を迎えました。長かったような短かったような…。

2位「NO!NO!NO!NO!U発売」
5/10、19バンド参加オムニバスチャリティアルバム「NO!NO!NO!NO!U(定価\500)」が完成、山陰の主要CDショップにて発売となりました。12/26に売り上げ金全額\33500を山陰中央新報社「愛の基金」へ寄付。

1位「?」
…秘密。来年1/17の米子ベリエでのライヴ「WILD PANDA LICENSE vol.3」の日にお知らせします。

(12/28)「LOACH忘年会」
昨夜はLOACHで忘年会。恒例のフリーステージやビンゴ大会でなかなか楽しい時間を過ごさせていただきました。バンドメンバー全員参加したのはたま屋、ピ☆オーネ、Dog Houseだけでしたので後は好き好きに組んでセッションなどを繰り広げる形でした。セッションが苦手な自分としてはとりあえず音を出すだけであっぷあっぷ…臨機応変に引き出しから手持ちのフレーズを出そうと思うのですが、なかなかそんな器用なマネもできず、そもそも引き出しに在庫があまりないという状態…その場その場で誤魔化すことは得意なんですけどね〜。とりあえず参加されたみなさん、お疲れ様でした♪

(12/26)「NO!NO!NO!NO!U」
本日、チャリティオムニバスアルバムNO!NO!NO!NO!Uの店舗販売分計33500円を山陰中央新報社「愛の基金」に寄付致しました。
33500円という微妙な金額…普通の寄付金として考えればけっして高額な金額とは言えないかもしれません。できることは限られているでしょう。しかしアマチュアバンドのCD売り上げ分として考えれば、なかなかひとつのバンドとして計上するのは難しい金額のはずです。同じ思いで集まった19バンドが揃ったからこそ集められたこの尊いお金、大事に、そして有効に使ってもらえたらと思います。
参加いただいたバンドさん、ご購入いただいた方々、本当にありがとうございました。

ん?NO!NO!NO!NO!V!?…さぁてねぇ〜。

(12/24)「LOACH3周年」
昨日はLOACH3周年祭。アコースティックライヴをされるという事で、夜勤明けのままちょっとだけ様子を見て帰るつもりだったのですが、なんだかんだとなりゆきで急遽PAを担当することに…。藤2のてっちんさんにいろいろやってもらえたので何とかラストまで致命的なアクシデントもなく(大小のアクシデントは山程…)終えることができて何よりでした。ここ数日で実戦による経験値はたまる一方ですが、それでもまだまだレベルアップとはいかないカンジですねぇ。

先日のLIVE@LOACH#29の各バンドレビューがNITRO STICKさんのHPに載ってます→こちら

さて、今日はクリスマスイブですか。小さい子がウチにいる人にとってはサンタの持ってくるプレゼントを考える(?)のも楽しみのひとつと言えるんじゃないでしょうかね。まぁ小さい子と言っても5、6歳ともなると「絶対これがいい」的な希望も出てきますんで結局意向に沿ったモノになってしまうワケなんですが。ちなみにウチの子達の今年のリクエストは何だか財布にやさしいお手ごろ価格なモノ…もしかしてサンタの経済事情を察知して気を遣ってる!?

(12/21)「LIVE@LOACH#29-30 アフター」

どうにもならないくらい疲労してます…人生初PAは緊張と不安で心臓バクバク、とにかく責任感だけは常にMAXで臨んだつもりでしたがステージに立った人たちの感想はいかがなものだったのでしょうか。
まぁ主催側のそんな状況もお構いなしで会場は常に盛り上がり状態。日曜トリのShy Boy DestinyさんLOACHラストライヴあたりは参加された皆さんの温かさを今まで以上に感じました。余力があればまたライヴ詳細などお伝えしたいと思います。
ひとまず休憩…。


(12/13)「MERRY録音 その1」
パンダーズ7thシングル配布決定、タイトルは「MERRY〜the white charm」、クリスマスソングです。一応今週12/19、12/20のLIVE@LOACHと12/23のLOACH3周年記念祭で無料配布予定ですのでよろしくです。

で、問題はこの曲の音源がまだ全然録音できてないという状況(笑)、いや、笑い事じゃないか。とにかくこの一週間で何とか仕上げてみようと思いますので温かく見守って、もし間に合わなければ大笑いしてやってください。

とりあえず先ほどドラムの録音が何とか完了。ヤモリも出ないくらい寒い夜の録音スタジオでのらがどうにか楽曲の基礎を組み立ててくれました。バスドラ×2、スネア、タム、フロアタム、トップ×2と、それぞれ7トラックに振り分けられた音をこれからミックスし、その後はベースの録音。何とか明日までにリズムトラックは完成させておきたいと思いますが、果たして!?

(12/7)「パンダ弦楽四重奏楽団」
今作ってる新曲にストリングスを入れる必要があったので、超久々にキーボードで録音してみました。コントラバス、チェロ、ヴァイオリン×2、の音色をそれぞれ単独で弾いて重ねていくワケなんですが、なかなかこれが自分にとっては楽しい作業でした…6時間かかったけど。しかし当初のイメージより上品なカンジになってしまって、これが曲に合うのかどうかはミックス完了するまでわかりません。ボツにならないことを祈るばかりです…。
ところでこういった録音はDTM(パソコンで作る音楽)やシーケンサーを同期させて行なえば、手間も時間もかからず、キッチリとした音源がつくれるワケなんですが、あえてここは原始的な方法でやってみました。このへんは好みというか、向き不向きもあるということでひとつ。実際、なんとなく情熱的な音が残せたような気もするし…まぁ気のせいかもしれませんが。

(12/5)「Bad Influences」
流行りモノには縁のない自分ですが、この流行には勝てませんでした…新型インフルエンザH1N1。ほぼ2週間にわたって我が家を蹂躙されて、なんだかもういろいろとボロボロです。幸いにして自分の体調はほぼ戻ってきた感じですが、まだ下の子は熱出してるし、保育所は閉鎖されるしで、自分の体を休めるよりも子供の世話と看病とで過ぎ去っていったここ数日。でもまぁ子守は苦にならない…というか実はかなり好きな方なのでなかなか良い日々だった、とも言えるかもしれません。
考えてみれば自分の子供とこれだけ一日中一緒にいれる時間というのは長い人生の中でも十年足らずしか持てないワケで、これはお金なんかじゃ買えない貴重な貴重な宝物なんじゃないでしょうか。こういった時間が持てるというのは家庭人としてかなり幸せなことなんだと思います。まー社会人としてはもうムチャクチャなんですけどねぇ(笑)。


(11/29)「6.RUBBER SOUL」

ビートルズ6枚目のオリジナルアルバムは、中期の大傑作とも呼ばれ評価の高い、やまぐもお気に入りの一枚。全体の仕上がりとしては渋めで、落ち着いた印象の曲が目立つのも特徴。そのせいか女性人気が最も高いアルバムとも言われています。
前作の内容から考えれば、派手にキーボード群を導入したもっと濃い内容になってもおかしくない流れのはずが、ここでは敢えて音数を減らし、音と音との空間で勝負しようとする姿勢が見て取れます。そしてその空間が虚無にならないよう一役買っているのがタンバリン。このタンバリンが全篇通して鳴らされていることで、このアルバムのトータリティが保たれているといっても良いほどに、ここでは貢献度の高い重要な楽器となっています。
収録曲で一般に有名なものといえばMichellくらいですが、目立たないながらもIn My Life、Norwegian Wood、If I Needed Someoneなどビートルズとしての重要曲が入っており、さらには同セッションで録音されたシングル曲Day Tripper、We Can Work It Outもあわせて考えれば何とも密度の濃い、バンドとしての充実ぶりが実証されたアルバムであると言えます。

自分のお気に入りは1曲目を飾る
Drive My Car。ジョンの作風がメロウな方面に偏っているこのアルバムにおいて、ポールがこの緊張感あふれるハードなリフによって組み立てられたロックナンバーを作ってしっかりとバランスをとったことに、この稀代のソングライティングチームの真骨頂が垣間見られているように思います。

(11/24)「LIVE@LOACH#28 アフター」
11/22はいい夫婦の日だそうですが…まったくそんなのお構いナシに子供らを嫁に押し付け、一日中LOACHで楽しませてもらいました。本当にヤクザな趣味ですね、バンドってヤツは。

というワケでLIVE@LOACH#28詳細はこちら。写真など欲しい方はメール添付して送りますのでこちらまで連絡下さい(携帯には送信できません)。

ライヴ翌日は朝から晩まで子守役を仰せつかりました…。

(11/17)「スピリタス」
今週11/22(日)のLIVE@LOACH#28ではスピリタスというバンドで出演します。このスピリタスはパンダーズの前身となるバンドで、自分がビートルズのコピーをやるために当時Choco Babyというバンドに在籍していたのらと、会社の同僚だったチョッキーを誘って結成したもので10年ほど前に6、7回ほどライヴをやりました。今回はギターにSiestaの佐野さんを迎え、ちょうど10年ぶりにまたビートルズを数曲やろうと思います。ゲストはLOACH喫茶室でおなじみのnolq、そしてパンダーズのやまぐ氏です…ってあれ?

(11/15)「嫌いなものは嫌い」
先週木曜、パンダーズスタジオにて。やまぐと録音をするために集ってひとしきり雑談し、そろそろ準備をはじめるか、と機材の入っている押入れを開けた瞬間、「ポタッ」となにやら足元に…そしてくねくねと動いている…。
「はぎぐぐっ!」
と固まりつつも飛びすざると、そこには全長50mmはあろうかという巨大な(そう見えた)灰色のヤモリが…。
もう本当カンベンしてほしいのですよ。トカゲ系はカエルよりも苦手。パンダーズの録音が遅々として進まない理由の80%はヤツらのせいと言っても過言ではありません。いや過言か。とにかくもう一人でこの場所に入るのは絶対無理。完全密閉されていて周りが川や田んぼや畑でないスタジオで作業をしたいー。

(11/8)「LIVE@LOACH#27 アフター」
土曜開催で出演5バンドということで会場準備も昼あたりからおっつらと…。こんな風にサラッと気軽にライヴができるといいですね、まぁスタッフはいつでも本気モードですが。
今回の出演は
1.TSP山陰金蝿ASP
2.Others
3.Ce Tonik
4.Gram Hat
5.無限会社 桜烈組
パンダーズとしては自分とやまぐが山陰金蝿に、チョッキーがOthersにそれぞれ出演。なかなか楽しませてもらいました。
ライヴの模様はこちらです。

次回LIVE@LOACH#28は11/22(日)開催、出演は今のところ10バンド。PAはSiestaの佐野さんにお願いしています。乞うご期待!


(10/24)「5.HELP!」

ジョンの「Help!」、ポールの「Yesterday」と、彼ら自身も認めるそれぞれのベストソングが収録された5枚目のアルバムは同タイトルの主演映画サントラ盤、計15週チャート1位を記録。
カントリー&ウェスタンなタッチにキーボード群の導入、作風の変化(特にジョン)と、明らかに今までのビートルズとは違った手ごたえを感じさせる一枚ですが、しっかりとポップでキャッチーな部分を残している所が、ビートルズがビートルズである所以であるとも言えますね。
エレキギターを前面に押し出したロックンロールがカバー曲の
Dizzy Miss Lizzyしかないのが残念ですが、ジョン自身がヘヴィメタルの元祖の評したTicket To Rideの重厚なサウンドに見られるように、次第にロックンロールがロックへと変貌していく瞬間が近づいていることを予感させる一枚です。

自分のお気に入りはポール作のカントリーフォーク
I've Just Seen A Face。このスピード感にメロディと歌詞のハマリ具合が堪りません。ビートルズ時代のポール単独作の中では一番好きな曲かも。

(10/19)「LIVE@LOACH#26 アフター」
なんだか入場者数の多かった今回のLIVE@LOACH。わざわざ様子を見に来てくれた新たなバンドさん達もいて非常に嬉しかったですね。
ライヴの写真と一口コメントはこちらです。

(10/17)「LIVE@LOACH#26」
だんだん何度目かわからないくらい数を重ねてきたLIVE@LOACHもおかげさまではや26回目。明日の出演バンドのご紹介です。

@
ランドスライド
前回出演時はウルフルズのコピーを聴かせてくれましたランドスライド。毎回違うバンドをコピーするということでしたが果たして今回は?
A
milk cow
#25出演のAZUS(現Others)のドラマー平木君が今回は弾き語りで出演です。
B☆arrow eyes☆
なんだか少し久々なカンジがするLIVE@LOACH大常連の矢井田瞳コピーバンド。新メンバー2名のお披露目ライヴ(?)。
C
DUCK&LEEK
今回初のフル出演です。My Little Lover、川本真琴など90年代の曲を中心に聴かせてくれます。
DジャージーK
LOACH初出演、Shy Boy Distinyさんのお知り合いで弾き語りを聴かせてくれるそうです。
Eたま屋
安来の超大御所バンド。アースシェイカーのコピーは年季が違います。
Fstandard 4 piece
期待のバンドがついにデビューライヴ。今回は3曲のみですが、練りに練った楽曲と卓越した演奏力に注目です。
G
Shy Boy Distiny
こちらもLOACH常連、HideとYujiの二人組ユニット。ニューアルバム「NOW LORDING」も発売予定なのでこちらもよろしくです。
HTHE SPOTS
超久々の出演、THE SPOTS。セカンドアルバム「拳銃の花」発売後初のLOACH。盛り上がりは必至。

Iぼくスカバンド(仮)
トリはオレスカバンドのコピー。LOACHに鳴り響く管楽器の音色に酔いしれたいですね。

今回、自分は出演なし…観客、兼ステージ係ですね。なるべくスムーズに進行させて、出演者やお客さんが楽しめるよう頑張りますのでよろしくです♪


(10/16)「PRAIRIE DOG」
ご報告。以前、NO!NO!NO!NO!の一枚目を制作した時に参加してくれた出雲のバンド、プレーリードッグがPRAIRIE DOGと名を(表記を?)変えて3年ぶりに再結成ということになったそうです。HPはこちら。また是非安来でライヴをやってもらいたいですね。

(10/14)「4.BEATLES FOR SALE」

全オリジナルアルバムの中でもっとも地味な印象のあるビートルズ4枚目のアルバム(ちなみにこの時点でデビューしてまだ2年たっていない)。ツアーの合間の数日でレコーディングを済ましたということもあり、楽曲の出来は前後のアルバムに比べて一般の評価ははあまり高くありません。しかし、そういった面を補って余りある程に素晴らしいのが、ジョンとポールによるボーカルのハモり具合。特に高音域で目一杯声を張り上げるポールのボーカルは鬼気迫るものがあり、このアルバムを独特の緊張感あるものにしています。ポーカルのエコー処理もギリギリ絶妙なレベルで施してあるようで迫力満点。
アメリカでシングルカットされ1になったEight Day's A Weekを中心に、No Reply、Baby's In Black、I Don't Want To Spoil The Partyなど目立たないながらも聴きごたえ十分のナンバー、カバー曲ながらRock And Roll Music、Kansas Cityのハイテンションなノリ、とビートルズの魅力は一通り揃っているこのアルバム、なかなかに侮りがたい1枚といえます。

自分のお気に入りはBaby's In Black。妙なつくりのワルツナンバーで前述のジョンとポールのダブルボーカルも素晴らしい飽きの来ない1曲です。

(10/13)「パリーグ全日程終了」
本塁打王、打点王→中村
最多安打、最高出塁率→中島
盗塁王→片岡
最多勝→涌井

これだけタイトルホルダー抱えながら4位か、ライオンズ…。


(10/12)「3.A HARD DAY'S NIGHT」

「ビートルズがやって来るヤァヤァヤァ」というトンデモな邦題のこのアルバムは、初期ビートルス、というよりジョンレノン個人のベストワーク、と呼んで差し支えないほどジョンレノン全開のビートルズ3rdアルバム。なにしろ全13曲中10曲がジョンの作品。そして曲の素晴らしさもさることながら特筆すべきはそのボーカル。自分にとってジョンレノンとは、ロックンローラーでも愛と平和の使者(笑)でもなく、ロックボーカリストという認識、ただし、ロックの歴史上最高の、という但し書きつきの。そのピークがまさにこのアルバム内でのジョンのボーカルであり、ジョンの「声」のみで聴けるアルバムであると言ってもいいくらいだと思っています。タイトル曲A Hard Day's Night、Tell Me Why、などの歌い飛ばすスタイルもあれば、If I Fell 、I'll Be Backで聴ける甘くシリアスな声の魅力…絶品です。
ポールマッカートニーの作品は3曲のみ…しかしシングルCan't Buy Me Loveをはじめ、And I Love HerThings We Said Todayとアルバムの中になくてはならない曲で存在感を示しています。
アルバムは21週連続1位。

自分のお気に入りは辛口ナンバーYou Can't Do That。めずらしくジョンが弾いているギターソロは後のThe Endで聴けるものに通じる荒々しさと奔放さの入り混じった、それでいてしっかりと耳に残る素晴らしいプレイ。

(10/11)「PC」
もーいいかげんどうしようもないくらいパソコンが動かないので、電気屋から増設メモリを買ってきて自分で取り付け…こういった機械関係の作業が大変苦手な自分としてはかなり上出来な働きといえます。幸いにしてPCもちゃんと起動したし。しかしPCは劇的に動くようになったワケではなく、なんとかマシになったレベル…まぁ新PC購入が先延ばしできただけヨシとせねば。

(10/10)「LIVE@LOACH#25 アフター」
すっかりパソコンがダメダメになってしまい、更新もままならないここ数日…もう5年ものだしなぁ。
というワケでLIVE@LOACHのページに苦労して貼った写真をいくつか載せてますのでまた見てやって下さい。
今回はPA担当も出演という事で、その間自分でミキサー卓を少しいじってみたりしましたが…なかなか面白かったかもでした。まぁ難しいトコはチンプンカンプンでしたけど。音で困ったときはプラスするよりマイナスした方がいいのかな、とか感じましたがそのあたりどうなんだろーかね?、もっちー。

ところでLOACHの機材、できるだけ大事に使用してもらえると嬉しいです。安物ばかりですが自分にとっては苦労して揃えた大切な大切なものだし、何より自分達の後で演奏するバンドさんのためにもね。他の会場はどうだか知りませんが、少なくともLOACHではそのあたりちゃんとやっていきたいと思ってます。音楽を楽しむ場だもの。

次回LIVE@LOACH#26は久々に10組の出演です。すごそうだがね。

(10/2)「LIVE@LOACH#25」
ここんとこ頭の中はずーっとビートルズ祭りなんですが、忘れてはいけない大事なイベントLIVE@LOACHが今週…というかもう明日、に開催されます。
今回も出演バンドは5つとちょい少なめですが前回同様盛り上がってくれるといいですね。
以下、出演バンドについて軽くコメントを
@B.B.B.
結成20年(活動停止期間が15年ほどですが)になる老舗ブルハコピーバンド。今回自分はコッチで出演。今までやったことのない曲が半分近くあってなかなか新鮮です。
Aくらくらまみれ
オムニバスアルバム「NO!NO!NO!NO!U」に参加したスペースパンパンズが前身の鳥取産バンド。収録曲「せかい」はやってくれるのでしょーか?
BAOthers
LOACHに良く見に来てくれている平木くんのバンド初参戦。曲はイエモン、桑田圭祐、など。
C〇っ〇ー&翼
LOACH常連の二十代(!)メンバーによるラルクコピーバンド。PA担当のもっちーも出演です。で事は自分がPA係?…コワっ。
DWILD TRIGGER
まー特にコメントもないワケですが(笑)。

ちなみにLOACH御用達ドラマーつっしーは3バンドかけもちして真っ白に燃え尽きる予定ですのでお楽しみに♪

(9/27)「あまばん」
本日放送のFM山陰「あまばん」にて、パンダーズの「純愛ノイローゼ」がオンエアされました。やはり公共の電波に乗って流れてくる自分達の曲というものは何だか不思議と良く聴こえてしまうもので、カーラジオから流れてくる「ハローアラビュ〜」を聴きながらスゴイスゴイと興奮してました。ちなみに一緒に聴いていた長女は一緒に喜んでくれましたが、嫁は終始無言、次女はくーくーと眠ってしまってました。
しかし今年の「あまばん」は基本的に応募作品は全部放送する、ということらしいので、別にこれをもって一次審査通過、というワケではないみたいです。この際なんで音源を制作されているバンドさんは早めに応募してみてはいかがでしょうか。
まぁ自分としては今日の放送で一番嬉しかったのは、曲を流してもらったことよりも来週のLIVE@LOACH#25の宣伝をしてくれた事、だったりするんですが。

(9/24)「2.WITH THE BEATLES」

30週にわたってチャート1位にい続けたビートルズのデビューアルバムPLEASE PLEASE MEを蹴落としたのは、彼ら自身のセカンドアルバムWITH THE BEATLESでした。以後22週にわたってチャート1位をキープ…つまりほぼ一年間、英国のアルバムチャート1位はビートルズに独占されたワケで、これはもはや社会現象と呼ぶべき状況だったワケです。
とは言えこのアルバム、収録曲で有名なものと言えばAll My Lovingくらいで、あとはイキのいいオリジナル曲や秀逸なカバー曲が入っているものの前後のアルバムに比べてなんとなく地味な印象があります。それもそのはず、このアルバムは同時期に発売されていたFrom Me To YouやShe Loves You、そして同じセッションで録音されたI Want To Hold Your Handなどの超弩級のヒットシングルをあえて収録せず、全て新曲のみを収録という、当時のレコード製作の常識からは考えられない売り出し方がなされたからです。
それらを踏まえて耳にしてみれば、前作に比べて明らかにアルバムのトータル性を意識して制作された事が感じられますし、どの楽曲も前作に比べて丁寧なつくりがなされていることも確認できると思います。It Won't Be LongAll My Lovingなどのオリジナル曲はシングルカットされれば1ヒット間違いなしだったろうし、Please Mister PostmanTill There Was Youなどのカバー曲も彼らのオリジナルと断言しても良いほどのデキです。
このアルバム、全編通して感じられるのは「黒さ」なのではないかと思ってます。それはオリジナルの黒人ミュージシャンたちの持つネイティヴでダークな黒さではなく、後のストーンズなどが表現することに成功した匂い立つような哀しい黒さでもない、もっと明るく前向きな、それでいて甘くセクシーな「黒さ」、それでこのアルバムの味のように思いますがいかがでしょうか?

ちなみに自分のお気に入り曲はMoney。ドスの効いた大迫力のジョンのボーカルは、彼のキャリアの中でも一、二を争うほどのものだと思っております。

(9/23)「1.PLEASE PLEASE ME」

今から46年前の1963年3月、ビートルズのデビューアルバムであるPLEASE PLEASE MEは発売されました。先行シングル4曲を除く10曲がたった一日のセッションで録音されたというのは有名な話ですが、とにかく当時は年間何百本もライヴを行なう屈指のライヴバンドだった彼らの、ありのままを切り取ったかのような自由で奔放な演奏は半世紀近くたった今耳にしても新鮮ですし、当時の他のバンドのレコードを聴いたことのある人ならば当時このアルバムがいかに斬新だったのかもきっと理解してもらえるはずです。
デビュー曲である
Love Me Do、セカンドシングルで彼らにとって初の1ヒットPlease Please Me、「1,2,3,4!」のカウントでアルバムのオープニングを告げるI Saw Her Standing There、そしてジョンのシャウトに圧倒されるラストのTwist And Shout、と有名曲が目白押しな一枚ですが、アルバム全体の印象はバラードタッチの曲やブルージーな曲が半数近くを占めるせいか、わりと落ち着いた印象だったりします。このあたりは幅広い購買層を狙ったプロデューサー、ジョージマーティンあたりの指示があったのかもしれませんが、逆に彼らの持つ引き出しの多さを物語っているとも言えるのではないでしょうか。
このデビューアルバム、なんと30週にわたってイギリス音楽チャートの一位に居座り続け、この記録は今も破られていないままです。

ちなみに自分のお気に入り曲は
Please Please Me。初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。

(9/22)「リマスター」
今月9日、ビートルズの全公式アルバムのリマスター盤が一斉発売となりました。リマスター、といってもやり方にピンからキリまであって、単に音圧上げただけの安っぽいものも多々ありますが今回のリマスターはそういったものと全く別物。世界トップレベルのエンジニア達が、最先端の技術を用い、4年もの歳月をかけて仕上げたまさに究極のリマスター。音楽に携わる者としてその仕事に触れてみないワケには参りません!
…とは言うものの、今回のリマスターを機に初めてビートルズを聴く若い人たちにとってその音は、古臭くて貧弱なただのペケペケしたショボい音楽にしか聴こえないかもしれません。そりゃあそうです、今回のリマスターの最大の狙いは、当時レコーディングされた音を忠実に、ポール曰く「レコーディング時にモニターから自分達が聴いていた音」を再現すること、なのだから。
で、自分も早速購入して聴いてみたワケなんですが、第一印象としてはまずベースの音のクッキリ感に感動。今までモコモコと固まりでしか聴こえなかったものが、まさにベースアンプから聴こえてくるかのようにハッキリと聴こえます。今まで判別しにくかった音の入り方や微妙なミュートのタイミングなどが確認できてなんだか耳がこそばゆいカンジ。もちろんベースに限らず各楽器それぞれが独立し、またその楽器に見合った処理がなされていながら、あまりにもドギツいエフェクトは抑えられているから今まで聴いていた耳にもすんなり入れることができる、まさに職人の仕事。愛が込められています。
さてそのリマスター盤、発売前はBOXセットで購入することも考えたのですが、とりあえず自分は一枚一枚1stアルバムから順に買い揃えていこうと思っています。中学一年の頃、新聞配達で得た月\3000(!)の給料で毎月ビートルズのアルバムを一枚ずつ買っていた時のように純粋にアルバム一枚にのめり込んで聴いてみたいので…。まぁでももう大人なので買うのは週に1枚にしますが。

(9/21)「LIVE@LOACH#24 アフター」
夜勤明けで臨んだ土曜のLIVE@LOACH…体調戻るのに二日かかりました。もう若い頃のようにムリは効かないカラダになってしまったのね…。
とりあえずライヴの模様はこちら

ライヴも思った以上に盛り上がってましたが、ライヴ後に行なったセッションしながらの打ち上げは最高でした。ぜひまたやりましょう♪。

(9/9)「安い文章」
ふるさと歌まつりで配布したプログラムに簡単なバンドプロフィールを書いたんですが、これが笑えるほどに安っすい文章…記念に生き恥さらしときます。

@スエヒロック(安来)
オープニングは安来のメタルバンド「スエヒロック」による怒涛の爆音にて幕開けです。
ボーカルの存在感、迫力満点のリズム隊、そしてツインギターによる様式美の世界をご堪能ください。

Aパンダーズ(安来)
同じく安来のヘンなロックバンド「パンダーズ」。時にユルく、時に激しく、独特の味わいを聴かせます。
毎月、安来のライヴスペース「LOACH」(丸永建設内)にて定期的にライヴを開催中。

BTUNE-KILLER(鳥取)
鳥取からやってきた好青年四人組によるド迫力のサウンド…そのギャップが「TUNE-KILLER」の魅力。
驀進し続ける起伏に富んだ楽曲はまさに一聴の価値あり。

CBRI☆BRI(倉吉)
なつかしの「プリンセスプリンセス」の曲を演奏するためにいろいろなバンドから集まった6人組。
世界でいちばん暑い夏、M…などのおなじみの曲で「BRI☆BRI」と一緒に盛り上がってください。

DZero-One(松江)
松江発の5人組によるロックバンド「Zero-One」。B'zをベースにしたオリジナルナンバーに話題騒然。
その熱いパフォーマンスに、会場の盛り上がりはピークに達すること必至です。

ESHY BOY DISTINY(松江)
こちらも松江を中心に活動しているHIDEとYUJIによる二人組ユニットShy Boy Distiny。
ハードロックからバラードまでバラエティーに富んだ、たった2人とは思わせないステージングに注目!

Fサイケデリックストロベリー(松江)
島大軽音楽部4人組によって摩訶不思議な独特の世界を作り上げるその名も「サイケデリックストロベリー」。
只今、全国20ヶ所近くをまわる「ロックンロール」レコ発ツアー中。お見逃し無く。

G藤2(安来)
地元、安来を代表するアコースティックユニット、「藤2(フジツー)」。
その確かな演奏力と心のこもった歌声による癒しのひとときをお届けします。

H無限会社 桜烈組(米子)
お祭りを盛り上げるのなら彼らをおいて他にありません。米子発!お祭りRock製作会社「無限会社 桜烈組」。
その妥協なきステージングと、楽しく激しい楽曲群に酔いしれてください。

ISiesta(松江)
トリを飾るのはだんだんグランプリ優勝も記憶に新しい、松江を中心に活動中の5人組「Siesta(シエスタ)」。
ジャンルにとらわれない「心に響く音楽」でふるさと歌まつりのエンディングを盛り上げます。

…以上、こんなコピー書かれてしまった各バンドさん、スミマセンでした。

(9/7)「ふるさと歌まつり アフター」

なんとか無事終了しました、ふるさと歌まつり。パンダーズとしては約3年ぶりの安来市民会館のステージでしたがやはりここは良いですね。今後も一年に一度くらいこの会場で音楽イベントがやれたら、なんて事も考えてしまいますが…まぁまたいろんな人と相談してみたいと思います。
さて、ふるうたのイベント自体は…まぁ予想通り一般客はそれほど多くはなかったカンジですが、出演者やスタッフのパワーでなかなか熱いステージをお見せできたのではないかと思ってます。自分個人はステージ係などと言いながら大した役にも立てず申し訳なかったですが、その分いろんな人に手助けいただいて本当にありがたく感じました。
今後についてですが、イベント企画者としてはしばらくLIVE@LOACHに集中、もっともっといろんな人に楽しんでもらえるライヴにしたいと考えています…まぁ予算の許す範囲で。パンダーズとしてはちょっとの間ライヴはお休みして、佳境に入っているアルバムのレコーディングの完成を急ぎたいと思ってますが…果たして年内に発表することができるのかどうか、乞うご期待!

(9/4)「学園祭」
昨日は学園祭ライヴのお手伝いに松江工業高校へ。屋内かと思いきや思いっきり野外で昼12:00からのライヴ…もう九月なのに今頃日焼けするハメになってしまいました。
しかし、いつどこでやっても学祭ライヴは良いものですね。自分も高校三年の学祭ライヴは今でも忘れられない最高の思い出です。この日演奏した高校生たちにとっても同じように思ってもらえたら嬉しいですね。

さて、あさって日曜日は久々の安来市民会館にて「ふるさと歌まつり」が開催されます。いわば大人の学園祭といった所でしょうかね。パンダーズ含め10バンドで盛り上げたいと思いますので是非見に来てやって下さい。