雲と草

島根県邑智郡邑南町(旧石見町)の片田集落における
中山間地域等直接支払制度の紹介!



平成12年度から始まった、中山間地域等直接支払制度の取組状況を
エピソードをまじえながら、紹介して参ります。
平成16年度が最後の年になりました。

中山間地域直接支払制度は?
   簡単に言えば、農地を守ることによって国土保全をする。そのことに対して、対価を支払おうというもの。

どれくらいの対価になるの?
   田圃と畑によって金額が違いますが、田圃の場合急傾斜地(1/20以上の勾配)で10aあたり、21,000円
   緩傾斜地(1/100〜1/20の勾配)で、10aあたり8,000円というお金が、その土地の耕作者に対して
   交付されます。

片田集落では、とのような取組をしているのですか

   現在、片田集落では、農地保全の一環として、「レンゲの種播き」をしていてます。
   今年レンゲの種を播くため、花が咲くのが来年の5月連休明けと予定しています。

     ちなみに、私の田圃では、もうすでに満開です。・・・・写真は次回掲載とします。

ほかの取組みとしては?
   レンゲの花が咲きますと、みつばちがたくさん集まってきます。
   そして、とても濃厚なおいしい蜜が取れます。
   取れた密は、制度に参加している24名の協力者に配分することとなっています。

     少し余裕があれば、お安く譲ることも考えております。

今後どのように展開していくの?  
   行く行くは、営農集団の形を形成し、若い世代の活力ある就労の手助けとなる様にし、
   高齢化の進むここ片田集落の地においても、「安心出来る農業」・「たのしい農業」 を目指して
   がんばりたいと思います。




      生産:片桐静博氏、田澤晴義氏

   集落内の24名が参加をして、耕作しています。



次ページへ、移動します。


メール アイコン
メール
トップ アイコン
トップ


雲と草