川津の郷では、次々と不思議なことがおこります。  
郷の人々もおじいさんの話を伝え聞いて、それからは  
「かわこ」の仕業にちがいないと思うようになりました。
でも、まだ誰もその姿をみたものはありません。   
ある日のことです。綱をつけたままの馬が川べりで草を
食べていました。すると草陰からそーっと馬に近ずくも
のいます。「かわこです。」「かわこ」は自分の体に綱を
まきつけて、川の中に馬を引きづり込もうとしています。
馬の運命や!かわこの運命や!いかに    つづく