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平成22年4月、石正美術館は心新たに大きな一歩を踏み出します。昨年は、美術館入口の塔天井に、市内及び全国各地から参加いただいた592名の方々の手により藤の天井画を描きました。 一方、建設中だった新館もこの4月に開館します。 ギャラリーを兼ねたプロムナード、その先の扉を開けると石本正の絵の原点である自然主義と古典美術への回顧的思想から始まったイタリア・ルネッサンスを代表する画家の一人であるピエロ・ディラ・フランチェスカの「キリストの復活」を模写した岡崎忠雄画伯の作品を収めた「祈りの部屋」、そして石本が故郷から全国に発信したいという思いで蒐集した多くの日本画家の作品を皆様に紹介できる展示空間が生まれます。 2011年4月、石正美術館は、開館十周年を迎えます。地域文化の掘り起こしと、地域に根付いた美術館としての運営を心がけてまいりましたが、これを契機に見直すべき点は見直し、こだわることはより深く学び求めるという姿勢と、職員一人一人が己の資質を上げ、地域にとって美術館がどうあるべきなのかを考えながら、美術館の運営にあたりたいと思っております。 デジタルでは、決して表現することのできない作家の目と心で描いた奥深い色や心の景をご覧いただき、ひとときの安らぎとともに、何にも変えることのできない至福の時間を味わっていただけたらと思います。 これから先も、地域文化の向上に寄与できるよう、職員一同精一杯努力してまいります。今後ともよろしくご指導ご鞭撻いただきますようお願い申し上げます。 |
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