<CGIセンター掲示板過去ログ>[部屋番号]320008/[期間]平成11年10月〜12年04月/[処理日]平成12年04月30日22時32分
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*0062  KMR    [12/04/28(金)-14:29]      
オリジナルCDーRプレゼント!


Picts Ahoy!

ゴールデンウィークがやってきますけど、既に休みに入っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

ところで、このほど、 ”The Country of Their Own"から、サイト完成記念(遅いな)のプレゼントを用意することができました。
もっと早くすれば良かったのですが、なにぶんにも多忙を極めていたもので・・・・。(言い訳)

で、ちょっとタイミングがずれたというキライがあるとはいうものの、せっかく用意できましたので、”The Country of Their Own"や ”Picts Post"をご覧いただいた皆様にプレゼントをしようと考えています。

1.プレゼントの中身
   ランサムサーガをモチーフにしたオリジナルCD−R "The Country of Their Own presents FAIR WIND"
   を10名の皆様にプレゼントします。

2.CD−Rの内容    
   midiで作成したデジタルデータをwave変換して44.1khz、16bit(CDの音質)でCD−Rに焼き付けたもの。
   次の8曲を収録しています。
   自分で言うのもナンですが、バラエティに富んだ内容で、音質もまあまあだと思います。

   Fair Wind     「ツバメ号とアマゾン号」をモチーフにしたトラック。レトロっぽくもさわやかな曲です。
Old Memories  60年代マージービートのミディアムテンポのポップな曲。「ツバメの谷」がテーマ。
Land Breeze and Sea Wind 「ヤマネコ号の冒険」。リバプールサウンド〜アルプス風〜サンバ調へと変化をしていく曲。
                     某コンテストで優勝したmidi-data。
Margoletta  「オオバンクラブ」のあのマーゴレッタ号の連中が聞いていた(?)グレン・ミラー風ビッグバンドミュージック。
Rio  騒々しい街リオの曲。リズムやメロディはどういうわけかサルサ風です。雨や雷の音に絡むギターソロが聞きもの。
Outer Hebridies  「シロクマ号」の風笛吹きが奏でそうな曲。インド風でもあり、無国籍風でもあり、ボレロ風でもあり・・・(?)
Spanish Ladies, スペインの淑女 サーガの定番。6重奏のホルンの合奏、アコーディオンとリコーダのデュオが聞きもの。
   Fair Wind Strings Version "Fair Wind" のクラシックバージョン。弦楽4重奏です。
 
* Spanish Ladies 以外は全てオリジナルです。
*CD−Rは音楽CDのように、普通のCDプレイヤーで再生できます。
   *ジャケットは上の画像をご覧下さい。

3.応募方法
   下記のアドレス宛、CD−Rを希望する旨のメールを送って下さい。
   送料、費用はいただきません。当方で負担します。

4.締切日
   5月10日23時59分まで受け付けます。
   万一、応募人数が10人を超えた場合は、申し訳ありませんが、こちらで抽選とさせていただきます。
   5月11日には当選(?)された方にこちらからメールを差し上げます。


*0061  KMR    [12/04/13(木)-10:53]      
シーシャンティ
Picts Ahoy!

この間、シーシャンティのCDをゲットしました。
ネット上で探してみたら、AMAZON.com とか Barnese and Nobel などで幾つかのものがヒットしました。

該当のCDのコメント欄には、かつてそのCDを購入した人が、☆を使って5段階の評価を下せるようになっています。
どのCDにするか迷ったのですが、結局下の2つを買ってみました。

1. "Sea Songs & Shanties" Traditional English Sea Songs & Shanties from the last days of sail

2. Sea Shanties <Chants de Marins>

1. は、☆が5つで最高の評価でしたが、2. は2つというものでした。
で、聞いた感想ですが、やはり、☆の評価どおりという感じです。

1. は、シリーズもので、1967年に、英国のトラディショナルなフォークソングを保存しようという目的のため、オープンリールのテープデッキを使って収録されたものを、現在のデジタル技術で処理したものです。
ビートルズの映画「イエローサブマリン」が、デジタル処理されて再び公開されたことやこういうCDなどを聞くにつけ、アカデミックではないけれど、まさしく「デジタルアーカイブ」の仕事なんだなあと、つくづく感心してしまいます。

また、唄っている人たちが、元「はしけの航海士」だとか、トラディショナル専門のコーラスグループ(といって、決して洗練されたものではないのですが)みたいな人たちばかりで、本当にその昔を彷彿させるものばかりです。たぶん、彼らの多くは、既に他界している可能性が高いのではないでしょうか。
加えて、無伴奏のアカペラか、あってもアコーディオンというシンプルな構成がとても良いです。
ランサムサーガに出てくる歌はあまり網羅されていないようですが、"Hanging Johnny" とか "Rio Grande","What shall we do with a drunken sailor"なんて歌も収録されています。
S&Aの中で、ロジャが最後のところで、「ジョニィってだれ?」、と聞く箇所がありますが、どうやら、シーシャンティでは、船乗りはジョニィという名前で包括されているみたいです。
"Whisky Johnny"とか"Jonny Todd"などというシャンティもあるくらいですから。

ランサムファンの愛唱歌(?)、「スペインの淑女」も中で唄われていました。
この曲、音楽的には、「おや?」と思うような構成なのですが、ここでは、力強い男性コーラスのハモリを聞かせてくれます。
ビデオで子供たちが唄った、透き通るような歌声とは違って、なかなか迫力があります。


2.は、☆2つ、というのが、なるほど、と思うようなしろもので、現代的なアレンジが施されています。
しかし、そのアレンジがちょっと中途半端なもので、もう少しどうにかならなかったものかと感じてしまいます。
この中にも、"Spanish Ladies"があったのですが、聞いてびっくり。
聞きなれたものとは、ぜ〜んぜん、違っていました。歌詞も違うようだし、なにしろ、こちらは短調なのですから。
しかも、単に短調にしたわけではなくて、元となるメロディが違う。でも、よく聞いてみると、似たようなフレーズもでてくる。
たぶん、この歌は、様々な人がそれぞれ色々な解釈で、唄い続けてきたものなのでしょうね。


*0060  かおる     [12/03/22(水)-21:06]      
拝見しました
あんなに見事に書かれた「スカラブ号」を書くまでに、ランサムはけっこう苦労したんですね。その苦労を感じさせないところがまたすごいなあと感心しました。まるでフレッド・アステアのタップダンスのようだ・・・なんて古すぎて誰にも通じない?(爆)

Dきょうだいの魅力は「野外活動」のシロウトである点だと感じていましたが、「地元の人と仲良くする」というKMRさんの指摘にはびっくりしました。気がつかなかったけれど、確かにそうですね。肩肘張って「私たちは探検家や海賊だから土人には用はない」みたいな態度をとらない。いわゆる「自然体」といわれるものでしょうか。二人とも確固たる趣味の世界を築いていて、はっきり言ってかなりオタッキー?ですけれど、対人的にはとても普通の子供。そこがいい。

これでおしまいと思うと寂しいです。

  *0060-01 KMR    [12/03/23(木)-10:06]      
  早速にご覧いただきまして、ありがとうございます。

>フレッド・アステアのタップダンスのようだ・・・なんて古すぎて誰にも通じない?
ジンジャー・ロジャースとのコンビで有名なハリウッドスターですね。バンド・ワゴンあたりが有名かな。詳しいことはよくわかりませんけど・・・。

地元の人々とDきょうだいの関係については、実はハーディメントさんの「フリント船長のトランク」に、『Dきょうだいは、ツバメたちとは違って地元の人たちと接した。』みたいな行があって、それはなぜかな、と考えたらあんな風なことかな、と。
結局は、少年時代のランサムの特徴が反映された、と結論づけちゃいましたけど、作家の人って、どうしても自分のバックグラウンドや考え方が作中に投影するみたいですね。

>これでおしまいと思うと寂しいです。
Foggy Scillyかおるさんの「読書日記」が完結したとき、私も同じような気持ちになりましたよ〜。
私のサイトは、プロバイダーから許されている10Mの許容量に限りなく近づいているので、これ以上のコンテンツはちょっと難しいです。
が、工夫して新しいアンケートなどは継続していくつもりです。
ちなみに、新しいアンケートは、既に項目を考えていますけど、もうしばらく時間をくださいね。

###アンケート結果の表示の仕方についてのご意見ありがとうございます。一度考えてみます。
###ただ、1024ピクセル表示が可能なディスプレイであれば、ブラウザの文字表示を「小」にして、ウィンドウを「最大化」にすれば、横にスクロールしなくても良いように作成しておりますので、一度お試しになって下さい。---->Foggy Scillyかおるさん(個人的レスですみません。---->Pictsの皆様。)


*0059  KMR     [12/03/21(火)-01:29]      
スカラブ号浸水!・・・いや、進水しました!
Picts Ahoy!

何名かの方々から、催促を頂戴しておりました、「スカラブ号」がようやく進水しました。

"The Country of Their Own" の最後のコンテンツとなるので、力作を・・・・・、と思ったのですが、変わり映えのないものとなっちゃいました。 (^-^;)

まあ、ランサムファンのみなさまに楽しんでいただければいいかー、と半ばやけくそぎみで仕上げたので、文章もあまり、読み返していません。
そんなわけで、読みづらいところもあるかもしれませんが、みなさまのご感想をお聞かせいただくと、この上はありません。

  *0059-01 カナリヤ [中部]     [12/03/21(火)-13:24]      
  おめでとうございます♪
お疲れ様でした。
さっそく拝見させて頂いてきます〜♪


*0058  n.p.     [12/03/20(月)-17:10]      
またしても、なるほど〜〜〜〜
と、うなっています>kmrさん

つまり、父親というものの描き方について逡巡していたのでは、というあたりなのですが、わたしは、ランサムには、大人を描くこと自体に、とまどい(というと強すぎますが)があるような気がしていました。
今はうまく表現できないので、そこはまた別途考えてみたいです〜〜

ところで最初に「本格的に」登場する父親というのは、ダッジョン医師とファーランド弁護士ですが、とにかくダッジョン医師というのは、素晴らしいお父さんに思います。彼はテッド・ウォーカーにそのまま流れ込んでいくみたいですね。
で、一方ではファーランドさんは、まあ影が薄いというか、ちょっと仕事にレースに気もそぞろ(?)なところがあって、あまり印象的ではないですね。でも、亡き者にされちゃったボブ・ブラケットよりは、まあ良かったですね(笑)
ランサムは、そうやって、ちょこちょこと「父親」なるもののイメージを小出しにして、実験的に(??)描いてみていったのかもしれませんね〜〜。

などなど

スカラブ号の進水式、楽しみにしてますよ〜〜

  *0058-01 KMR    [12/03/21(火)-13:18]      
  特に根拠があるわけでもない話にお付き合いいただき、ありがとうございます。 (笑)

でも、たしかに、ランサムは大人を描くのが上手とは言えないかもしれませんね。
大人の登場人物は、何となく善悪がはっきりしているし、微妙なところはコメディーっぽくかわしているようにも思えなくはありません。

周りとの交流は人並み以上にあったとはいうものの、仕事は小説家で周りからは暇人みたいに見えるし、あんなに転居をくり返していて、どこかの地域に根付く、ということがなかったのですから、いくら当時の英国がクラス社会にあったとは言え、実際の地域社会に対する融合にはいささか欠落していたことは、否めないでしょう。そんなこんなで、実体験に乏しいランサムとしては、大人の世界を子どもの本の上で表現する、というのは、ちょっと難しかったかもしれませんねえ。
湖水地方や東海岸でも、地元の人から見れば、やはり、「お客さん」というイメージがあったのかもしれませんね。
ここのところは、都会に長く住んでいらっしゃる方々には、「ん〜?、そうかあ?」と思われるかもしれませんが、古今東西を問わず、地方では、そういうのって普遍だと思います。

>とにかくダッジョン医師というのは、素晴らしいお父さんに思います。
なるほど、アンケートを見ても、ダッジョン医師には7票(3/21現在)入ってますね・・・。
それに引き替え、ファーランド氏は0票です。
投票された方は、そういうイメージでダッジョン医師を見ていらっしゃるのかもしれませんね。


*0057  カナリヤ [中部]     [12/03/18()-21:55]      
スカラブ号の製作状況はいかがでしょうか
スカラブ号…D兄弟が大好きな私は、とっても楽しみに
しています!がんばって仕上げてくださいね、KMR さん!
待ちきれなくて覗きついでに催促を…はは☆

  *0057-01 KMR     [12/03/18()-23:55]      
  うぅ、せかされてますねー。
ほんの少しですけど、作家の方々の気持ちがわかったような気がします。もうちょっと待っててくださいな。 (^-^;)

それと、「スカラブ号」が完成するとようやく "The Country of Their Own" も出来上がりです。
完成記念イベントとして、ちょっと考えていることがありますので、それはまた、「スカラブ号」をアップした後にご報告させていただきますね。




*0056  n.p.     [12/03/15(水)-00:50]      
で、ナンシイの泣き所とは?

(下から続いてます)

わたしは、大おばさんの攻撃から母親モリスをかばおうとして健気に気を揉むナンシイの行動には、背後に深い深い事情があって、それはナンシイのほとんど唯一の「泣き所」となっていて、ペギイですら本当には理解できないし、ジェームスも口を出すには憚られる(そっと見守っているしかない)ような事情ではなかったか、などと妄想逞しくしています(笑)。
「ツバメの谷」では、ナンシイが、辛い目に遭っている母親のことを思いだして一人席を外してこっそり泣きに行く場面があったと思います。「谷」にせよ「スカラブ号」にせよ、母親をかばわなくては、というナンシイの気持ちには、彼女特有の一途で早とちり的で強い強い思いこみが見受けられ、彼女が勝手な「お遊び」に変換してスリルを楽しんでいるのとは違うように思うのです。
そういえばジェームスがモリーをモプスと呼んだりするのも理由があってのことではないでしょうか(・・「モプス」はボブが好んだ呼び方ではないでしょうか?/笑)。

そして、そういうナンシイの気持ちを言外に、直ちに理解したのがティティだったのだ、とわたしは勝手に想像しています。ティティは、後年ミス・リーに向かってフリント船長のことを「お父さんと同じです!」と叫んでいますから、そうした「肉親というものの繋がりの大切さ」に鋭敏なティティがナンシイの言うに言われぬ気持ちを直観的に見抜くことは、いかにも彼女ならではの感受性だと思っています。

けれど・・一方で。
ボブが登場しない本当の理由とはなにか?
それは、物語の都合上、深い事情がありまして(笑)、ボブが登場すると湖畔に「土人」が多くなりすぎる、フリント船長(土人と子供たちの間の緩衝剤)の存在意義が薄まってしまう、よってここは「父親」ではなく「おじさん」に統一した方が望ましい、父親というものは息子との関係如何で輝いてくる、よってテッド一人で十分だ、ボブも家を離れているだけとしたらブラケット家とウォーカー家の家族事情が似すぎてしまう・・とランサムは思ったのではないでしょうか。と、これもまた妄想が勝手に膨らんでいます〜(笑)

ではまたです〜

  *0056-01 KMR    [12/03/15(水)-16:44]      
  n.p.さんの深〜い洞察にはいつも感心させられます。
今回のテーマも思わず唸っちゃいました。

ボブとモリスの結婚は必ずしも幸せではなかった、というのは、興味深いですね。
そこがn.p.さんの今回の説のポイントでしょうか。

>ボブが登場しない本当の理由とはなにか?
いきなりまじめな展開になってしまいますけど、たぶん、これは「ツバメの谷」時点におけるランサムの構想が不十分だったからではないでしょうか。
「ツバメの谷」を執筆していた1931年当時、「ツバメ号」シリーズを続けて書こうという意図はランサムにはなかった、ということは、ブローガン氏も「生涯」の中で指摘しているところなのですが、確かに、前作(S&A)の売上もこの時点では期待したほどではなかったたようですし、そのせいかどうかわかりませんが、もっと冒険的な要素の強い「ヤマネコ号」(のオリジナル)を「ツバメの谷」よりも先に書こうと思ったのかもしれません。
いずれにせよ、後の「ツバメ号」シリーズを念頭においてなかったということは、たぶん、間違いのないところでしょう。

で、想像するに、ツバメたちの父親の名前を親友だったテッド・スコットから拝借したものの、子どもの頃のトラウマから脱しきれず、その存在は作中には具体的な形では反映されなかった。同様にナンシイとペギイの父親ボブ (蛇足ですが、シリーズ中ボブは少なくとも3人登場しますよね) もこの頃は、n.p.さんがおっしゃるように大人が多すぎると思ったのか、あるいは、父親の描き方がよくわからなかったためか、死んだことにしてしまいます。このことは多分にランサムが子どもの頃なくした実際の父親シリルをイメージしているのではないかと。
つまり、テッドとボブの両方に自分の父親を重ねていたのでは?、と思うのです。
しかも、父親代わりの(?)フリント船長という魅力的なキャラクターを創造してしまってましたし・・・。
と、いうわけで、あの当時テッドとボブについては、よく整理し切れていなかったのでは?、と考えているのですが、実際はどうだったのでしょうか。

そして、テッドが登場したのは、それから6年もたった1937年の「海へ出るつもりじゃなかった」ですので、この間は父親像を描くについて、言葉が不適切かもしれませんが、逡巡していたのではないでしょうか。

一方、1932年にテッド・スコットは不慮の事故で死んでしまいます。親友が亡くなったのですからそのショックは大変なものがあった、と思いますが、その後、「ツバメの谷」でボブを亡き者にしたことについて案外悔やんだのかもしれませんね。父親のいない子どものつらさは、十分に理解していたはずですし・・・。


*0055  n.p.     [12/03/15(水)-00:48]      
ターナー家のお家事情??

kmrさん、みなさん、こんにちは。

kmrさんの「英国女性気質とナンシイ、ボブ、ベックフットについて 」を楽しく読ませていただきました。
「スカラブ号」では特にミス・ターナーの強烈な個性が発揮されているので、彼女が君臨するターナー家というものをいろいろと想像したくなりますね。
ミス・ターナーとナンシイの性格は、ドロシアだったかが指摘していたように、どことなく似ているなあ、と思います。きっぱりと自分の主張を通そうとするところや、清濁併せのむことが出来ないところとか・・。わたしは、二人の目指すところは両極端に離れているにせよ、そこに到達しようとするまでの行動パターンは共通しているように思っています。誰か(これもドロシアかな?)に「生まれたときから大おばさん」とさえ言われてしまったミス・ターナーですが、彼女の少女時代は、彼女なりに「型破り」だったのではないでしょうか。

それと、仰るとおりベックフットはいったいぜんたいどういう家だったのでしょう?(これ、よく話題になるんですか?)
kmrさんの推論を読んで、あれこれ、なるほど〜と思いました。
わたしは、なぜナンシイたちはブラケットでありターナーでないか、という点は、大昔から不思議に思っていました。ベックフットはターナー家のもので、ジョリス中佐がラッパを吹いて走り回っていた頃には大おばさんもそこに住んでいて、クラッグギルのお婆さんと付き合いもあって、湖に住む人々がみな彼女に「一目」置いていた(・・というあたりもナンシイに似てますね)とすれば、この湖周辺に残された「ブラケット」の痕跡は、マッターホーン山頂の書き置きだけと言っても過言ではないように思うのです。そうしたなかで、モリーとナンシイとペギイの名前だけがブラケットなのですね。

話は飛びますが、わたしは、ボブとモリスの結婚は、あまり祝福されたものではなかったんじゃないか、などと勝手に想像しています。つまり・・
二人の結婚に大おばさんは反対したが、それを押し切って彼らは結婚し、二人の娘を授かった。なのにボブは若死にしてしまい、大おばさんとしてみれば「だから言わんこっちゃない」と自分の正当性とモリスの過ちをクドクドと言い立てる、けれどモリスは夫の唯一の遺産である二人の娘を懸命になって育てている・・その頃、ジェームスは外国をフラフラしていた。大おばさんの支配下から飛び出した自分と、とどまらざるを得なかった姉。そしてある時ジェームスは、やはり二人の姪の成長を見守らなくては、と決意を新たに帰国する。それが「ツバメ号とアマゾン号」の一年前の年のこと。彼は「いいおじさん」に徹することでモリーの力になってやろうと心がけたのは良いのだが、今年は「雑多なコケ」を書くことになり・・
(なんか「嵐が丘」の出来損ないみたいな家族模様、いや単なるメロドラマですね、こりゃ)

(上へ続きます)


*0054  KMR    [12/03/10(金)-10:55]      
リピンコットの「冬休み」
Picts Ahoy!

以前、LMSさんにリピンコット版をご紹介していただいたことがありますが、(現在のアクティブな掲示板の発言ナンバー*0002)その中でも、ヘレン・カーターが描いたものの中で最もお薦め、と言われた「長い冬休み」をようやく手に入れることが出来ました。

LMSさんにご紹介いただいたのは、去年の10月のことで、実はそれ以降、探していたのですが、やっと手に入れることが出来ました。
以前にも話題になりましたが、なぜかこのリピンコット版「冬休み」は、あまり市場には出回っていないようです。10月から今までの間、リピンコット版「冬休み」の情報は全くなかったのですから、推して知るべしです。
私の場合も、今回、情報を受けてすぐにディーラーに購入意志を示しましたが、先に別の人からオファーがあったとのことで、一旦は断念しました。
ところが、幸運にもその人の気が変わったとかで、次順位だった(らしい)私に買わないか、との連絡がディーラーから入りすぐに決めた、という過程を経て購入した次第です。
費用は$10でした。(ただし、Shippingが$7、トホホ)

挿し絵に関する詳しい説明はLMSさんが発言*0002に書いていらっしゃるので、そちらをご覧いただくとよくおわかりになると思いますが、なるほど、LMSさんがおっしゃるとおり、すばらしい出来映えの挿し絵です。シェパードのものはまだ見ていないので、わかりませんが、完成度から言うとこのカーターのものが一番のように思えます。
なんといっても、絵の技量が高い(素人目にみたら)、といって良いのでしょうね。
ランサムでは「?」と感じることもあった人間のバランスがとてもうまく描けているように思います。
人間のみならず、背景などに関する細かい情報量もランサムより多く、シュプリエ以上ではないでしょうか。

当然、ランサムのものと比べると違いがあるのですが、一番最後の挿し絵、「ナンシイが北極へたどり着く」では、あの北極のとなりに崖のようにも岩のようにも見えるものが描いてあってちょっとびっくりしました。北極の存在自体も、結構小高いところをイメージしているようで、これを見る限り、ロジャ・ウォーデイル氏の「北極のモデルとなった建物は、湖の側にあったのではなく、湖からちょっと登った小高いところにあったはず」という説に納得してしまいそうです。

LMSさんが絶賛された見開きの絵は圧巻です。ああいう構図はシュプリエやランサムでは絶対見られないもので、湖水地方の雰囲気をよく表しているもののように感じました。カーターその人らしい人物が北のみずうみを東の湖岸からスケッチしているところもチョコット描かれているのが、ご愛敬といったところでしょうか。
いずれにせよ、どの絵も遠近感があるというか、平面的でないところに新鮮さを感じました。

しかし、ランサムの絵はそれはそれでなじみ深いものですし、なんというか、シュプリエやカーターに比べるとあっさりしていて、むしろ、読み手側の想像力をかき立てるもののように思えます。シュプリエやカーターは前述したようにプロの画家ならではの細かい情報量が多いので、想像するというよりは、「見入る」という感覚に近いと思います。

しかし、挿し絵ひとつをとってみても、文章と併せて見る(読む)と全然違ったイメージが頭に浮かんでくるものなのですねー。

  *0054-01 LMS [大阪]   [12/03/16(木)-13:23]      
  KMRさん,Ahoy!

ヘレン・カーターの『長い冬休み』ゲットおめでとうございます。ね,ね,素晴らしいでしょう?

KMRさんもおっしゃっているように,カーターの挿絵はそれ自体が一つの作品という感じで,本当に「見入って」しまいます。考えてみればカーターは『ツバメ号とアマゾン号』では小さなカットのみ,『ツバメの谷』ではじめて1ページ大の挿絵を描いています。『ヤマネコ号の冒険』では本文中の挿絵は描いていませんから,この『長い冬休み』はカーターとしてもランサム作品に慣れてきた時期ではないかと思います。見開き,本文中の挿絵を総合すれば,カーターの担当したものでは最高の出来ではないかと思います。(もっとも,これで精力を使い果たしたのか(笑),『オオバンクラブ』では挿絵の数が少なく,やや中途半端で終わっているのは残念ですが)

とはいえ,KMRさんもご指摘の通り,ランサムの挿絵には読者が想像できる余地がたくさんあり,これはこれとして素晴らしいことだと思います。読者はそれぞれ登場人物について自分だけのイメージを持っているものですから,顔をはっきり描かない(描けない(笑))ランサムの絵はむしろ挿絵としては優れているのかもしれません。私自身もカーターやシェパードが子どもたちの顔をはっきり描いているところでは違和感を持った箇所もありました。画家としてはむしろ素人だったランサムの怪我の功名というべきでしょうか。

ではまた。           ∠(^_^)LMS


*0053  KMR    [12/03/08(水)-10:57]      
英国女性気質とナンシイ、ボブ、ベックフットについて
Picts Ahoy!

英国にお住まいの(英国人のご主人と結婚していらっしゃる)女性の方から、以前にメールをいただきました。ご本人はランサムを知らなかったらしいのですが、ご主人は少年時代にはよく読まれていたらしく、ランサムという言葉を聞いて懐かしく思われたそうです。
で、この女性の方から教えていただいたのですが、英国の場合は、日本と違って、「戸籍制度」のように出生・結婚・離婚・死亡といった出来事を すべて線で結ぶような記録は存在しないのだそうです。
なので、例えば離婚した場合などは、裁判所の記録に残っていく、というのが英国の制度なのだそうです。

日本の場合は、儒教の影響からか、「籍」という考え方が根付いているのに対し、英国にはそのような考え方はないので、女性が結婚する場合でも姓をどちらにするか、は本人の裁量に委ねられているようです。
しかし、実態は英国女性の大半は、結婚後圧倒的にご主人の姓名を名乗り、「ミセス・ターナー」の如く、ミセスを好んで使うケースが多いようで、アメリカで一時期言われた「ミズ」というのは、日常ではあまり使われないとのこと。「籍」という概念がないので、離婚後も元旦那の姓を名乗る場合もあるとか。
このような考え方は、50歳以上の英国女性に多いそうですが、その背景には、結婚そのものが「ステータス」、という英国独特の慣習めいた事情があるらしいです。
年輩の女性のみならず、最近では、スパイス・ガールズのヴィクトリア・アダムスはミセス・ベッカムに、メルBはメルGというように、英国の慣習に沿った形でマスコミは彼女たちの名前を言い換えているようです。(スパイス・ガールズというグループは知っていても、メンバーまではよく知りませんが。)

現在でさえ、そういう事情ならランサムの生きていた時代は、もっとこういう考え方は強かったのでしょうね。
その時代にナンシイのようなキャラクターを創りだした、というのは当時としては画期的なことだったのでしょうか。
また、極端な描写とは言え、大おばさんのような存在の人も少なくはなかったのかもしれません。

なんとなく、ですが、ペギイ、スーザン、ドロシアは、大人になっても自然にそういう慣習を引き継ぎそうな気はしますけど、ナンシイはとてもそんな風には思えません。ティティも案外ウォーカーの姓を名乗りそうな気もしますし・・・。

それと、よく問題になりますが、ベックフットはいったいぜんたいどういう家だったのでしょう?
ランサムサーガ全体から推測するしかないのですが、たぶん次のようなものだったのではないでしょうか。

(1) 大おばさんの兄もしくは弟がいて、その人がある女性と結婚した。
(2) 大おばさんの兄もしくは弟とその連れ合いの子どもがモリスとジェームズ(フリント船長)で、両者ともターナー姓だった。
   ただし、正確にはどっちが長子であるのか不明だけど、下記(3)のことからフリント船長が弟である可能性が強い。
(3) モリスは、幼なじみだったボブ・ブラケットと結婚し、ターナー家の所有であるベックフットにマスオさん状態で暮らすこと
   になった。そのとき、モリスはブラケットの姓を選んだ。
(4) その後、生まれたのがナンシイとペギイで、たぶんペギイが生まれて数年後にボブは他界した。
(5) モリスは、ボブの死後も英国の慣習で「ミセス・ブラケット」を名乗り、ベックフットを切り盛りすることとなった。

ボブの死因については、色々と言われているようですが、戦死という説もあるようです。
ただ、この時期、英国が干渉した戦争といえば、第一次世界大戦くらいしかないだろうと思いますが、その大戦は1914〜1918年の間です。
「ツバメ号とアマゾン号」が1930年の物語で、巷言われるようにナンシイ12歳ペギイ11歳とすると、次女であるペギイは1919〜1920年に生まれたことになります。つたない記憶によると、アマゾン海賊は「ペギイはおとうさんのことはほとんど覚えていない。」旨の発言をしていたのではなかったかと思いますが、であるとすると、父親を全然知らないペギイは、「ほとんど覚えていない。」のではなく、「まったく知らない。」ということになるはずです。サーガに書かれた、行間に滲み出る(?)雰囲気を酌み取るならば、たぶん、ペギイが出生してその後少しの間はボブは生きていたことのではないか、と思えます。
仮にボブが大戦で戦死したということになると、ボブはペギイの出生を知らないまま(つまり、ペギイは父親を全く知らないことになります。)、死を迎えたか、あるいは、ペギイの父親はまったく別な男性である可能性が強いことになります。
う〜む、これではちょっとランサムらしくない展開ですね・・・・。

ということで、ボブは戦死(少なくとも第一次世界大戦で)したのではなく、何かのアクシデントで死亡した、というのが私の推論です。(長い間闘病生活を送った後に召された、というのもピンときませんし・・・。)

ところで、フリント船長は、モリスにベックフットのほぼ一切を任せているらしいことから、将来的にはナンシイがベックフットを所有することとなるのでしょう。
そして、ナンシイは、例え結婚しても、旦那の姓名ではなく、ブラケット姓を名乗るであろうことは、想像に難くない、というのがベックフットの状況ではなかろうか、と思うのですが、いかがでしょう?
もっとも、家柄が良い血筋の女性は、旧姓と夫の姓とをハイフンでつないで結婚後の姓とすることもある(このような姓を "double- barrelled name" (二重姓)と言います。)ので、案外そのような名前になる可能性もありますが。

「スカラブ号」を読んだのと、英国に在住の方のお話を聞いて、ついこんなことを考えてしまいました。



*0052  Ash [大阪]    [12/03/06(月)-16:57]      
ごぶさたしてます
KMRさん、AHOY!
最近公私ともに忙しく(特に私…つまり遊びって事ですが)なかなかお邪魔できません。
とはいえまた最近スカラブ号を読みなおしてみたのですが、ストーリー展開のうまさに改めて感心してしまいました。
確かに新しい登場人物はいないし、ツバメもいないし、冒険らしい冒険をしているわけではないのですが、ディックがどろぼうをするはめになったり、大おばさんが勝手に捜索を始めて失踪してしまい、絶対に出会ってはいけないD’sが避けるつもりで逆に直面してしまったりと、伏線や展開に無駄のないストーリーには感動すら覚えます。
ツバメの谷では遠くから見た印象しかなかった大おばさんがより等身大で描かれ、実は性格的には対極にあると思われていたナンシイに近いというおちがあるなど、意外な大おばさん像が描かれているところも見どころですね (確かにマニア向けかも)。

KMRさんの各作品に関するページも残りあとひとつ。確かに資料的にはあまり言及することがないのかも知れませんが、期待して待っています。

ところで先日Amazon.comでBig Sixのビデオを注文したら手配不可能ということでキャンセルされてしまいました(T T)。

  *0052-01 KMR    [12/03/07(火)-09:35]      
  Ashさん、アホイ!

お久しぶりですねー、お元気でしたか?

>最近公私ともに忙しく(特に私…つまり遊びって事ですが)
いやいや、お仕事柄、お忙しいのは当然でしょう。しかし、ワタクシゴトの遊びとは、やはりアウトドア系ですか?

ところで、「スカラブ号」、私もこの間読み返してみました。
Ashさんのおっしゃるとおり、あらためて読んでみると、なかなかに奥の深い作品ですよね。この物語は、コメディみたいに評されることがあるようですけど、私はあまりそういう感じは抱きませんでした。確かに、ジョリス中佐が大おばさんにやりこめられ、やすめ!の姿勢をとるところとか、ドロシアが先のことを考えるとどうしてもウサギの方に視線がいってしまう、などという場面はつい笑ってしまいますけど。
何回も読み返してしまうと当たり前のように感じてしまうのですが、あのDきょうだいたちが、二人だけで森のおんぼろ小屋に住む、というシチュエイション自体、ものすごいアイデアだと思います。
「アーサー・ランサムの生涯」にも書いてありましたが、11冊目の物語が「北のみずうみ」に帰ってきた、というところもファン心理としては、うれしいところですね。

>KMRさんの各作品に関するページも残りあとひとつ。
イタタタ〜! とうとう言われちゃいましたねー。他のことが忙しくて「スカラブ号」のページは制作途上で中断したままになっちゃってます。
ご指摘のとおり、確かに資料的には、めぼしいものがないので苦戦してますが、なんとか近い内にアップする予定ですので、少々お待ち下さい。(でも、今までとはちょっとちがう角度からのアプローチとなるかもしれないので、あまり期待しないで下さい。)


*0051  n.p.     [12/02/22(火)-00:42]      
おーままみあ♪ままみあー(ボヘミアン・ラプソディのつもり)
こんばんは。
kmrさんnaotokさん、ありがとうございました。
あれは神宮輝夫さんの本ではなくランサムの本だったのですね。
まったくこんなていたらくで図書館に入れて貰おうなんて、甘かったですね・・
おかげさまで、なんとなく感じが掴めました。自伝のなかでも、わたしは
あのロンドン暮らしあたりの叙述は好きです。セピア色のロンドンですね。
早速、図書館に推薦いたしましょう。ありがとうございました!

ところで今夜の朝日新聞の「私が愛した名探偵」にドロシアが登場ですね。
天沢退二郎さんのご推薦ですが、いつかきっと誰かがビッグ・シックスのことを
書いてくれるだろう、なんて確信が(なぜか)わたしにはありましたので
これはまた我が意を得たり!でした。
でもついていたイラストが、すごいメルヘンでしたけどね。かわいいドットでした。
それではまたです〜〜

  *0051-01 KMR    [12/02/22(火)-12:41]      
  私は朝日新聞をとっていないので見ていませんが、「名探偵」の一員に昇格(?)するとはすごい。やはり世の中には、隠れ(というわけでもないか)ランサムファンっているのですね。
しかし、N.P.さんの「確信があった。」というのもそれに輪をかけてすごい!

ところで、「私が愛した名探偵」(これはフレミングの「私が愛したスパイ」をもじったものかな?)というコーナーは以前からのシリーズものなんでしょうか?
と、すると、メグレ警部とかHM郷や巨勢博士なんて名探偵たちも登場したのかな。


*0050  n.p.     [12/02/19()-10:41]      
ちょっと皆さんにお願いが・・・

こんにちは。大変ご無沙汰でした。
ちょっと教えていただきたいことがありまして・・。
神宮輝夫さんの書かれた「ボヘミヤ時代のランサム」とかいう本
(ウロ覚えですいません)て、面白いですか?
あれ最近の本なんでしょうか。本屋さんに平積みになってました。
面白くないわけはないと思いますが、まず近所の図書館に入れて貰って
それから借りて読もう、などとヨコシマなことを考えているので(笑)
ちょっと皆さんのご意見・ご感想を教えて下さい。
どうぞよろしくお願いします〜〜〜〜〜

  *0050-03 naotok [神奈川]   [12/02/21(月)-11:16]      
  PS それにイラストは見る価値があると思います、ランサムじゃないし(ないけど?)。

  *0050-02 naotok [神奈川]   [12/02/21(月)-11:07]      
 

NPさん、こんにちは。

「ツバメ号シリーズ」臭さとは違うかも知れないけれど、「見聞きしたものを書く」というスタンスの原点かなぁと思って、買うつもりです(訳注たいへんだったろうなぁ)。

『ロンドンでの仕事を通して知り合った人々,作家仲間との友情,居酒屋で過ごした夜,チェルシー河畔を歩きながら心を開いて語り合った夕べ,そうしたものはやがて一冊の本,「ロンドンにおけるボヘミア」を生み出すことになります.1907年9月出版のこの本「Bohemia in London」をランサムは「しっかりした作りの灰色の本」と言っています』から、これは面白そうだと思います(初版買ったくせにきちんと読んでないのがばれる)。

//naotok//

  *0050-01 KMR    [12/02/21(月)-01:20]      
  N.P.さんアホイ!

「アーサー・ランサム自伝」を出版した白水社から出たやつのことですね。
すみません、私もまだ読んでなくて全然内容はわからないのですが、たぶん、あの時代の英国の作家達(有名になる前)との交流がメインとなっているのでしょうね。
英国文学の歴史に興味がある人だったら、「買い」でしょうけど、「ツバメ号シリーズ」の臭いを求めるとちょっと違うかもしれませんね。(「ピーターおじいさんの昔話」もちょっと私にはきつかった。)
中古本のマーケットには、この本、大変よく出回っているのです。

同じ訳すなら、「ラカンドラ号」とか「火星通信」の方を訳して欲しかったなあ。

参考にならなくて申し訳ありません。 m(_*_)m


*0049  LMS [近畿]    [12/02/18(金)-09:06]      
『シロクマ号』とマイルズ・ノース
KMRさん,Pictsの皆さん,Ahoy! 『シロクマ号…』の話題につられてしばらくぶりに出てきました。

 『シロクマ号…』の物語がマイルズ・ノースという人のヒントをもとにしたものだということは,よく知られており,ここ(The Country of Their Own)でもKMRさんが書かれている通りです。
 そのマイルズ・ノースがランサムに宛てた手紙が『Signalling from Mars』という書簡集に納められています。1944年6月22日,ケニヤのナイロビで書かれています。そこには自分が考えたプロットが詳細に書かれています。基本的には現在の『シロクマ号』の物語に相当するのですが,いかにもランサムファンの考えたパロディだと思える部分もいくつかあります。
 現在の『シロクマ号』との相違の中でも特筆すべきは;
・『女海賊の島』で焼失したはずの「ヤマネコ号」が登場する。
・たまご収集家の船の乗組員はピーター・ダックとビルである。
・地主に捕らえられた子供たちに,たまご収集家が湖に向かっていると知らせにくるのはビルである。
・最後のクライマックスの場面は夜である。
などの点です(他にも傑作なのがいろいろあるのですが)
 書簡集の編者のヒュー・ブローガンによると,この手紙を受け取ったランサムは,便箋のかなりの部分に「NO」と書き込んでいるそうです。わずかに「たまご収集家は歴史に名を残すためにはどんな手段でもとる」という部分や,「あたったものは歴史になり,はずれたものはなぞになる」ということわざに下線やチェック(イギリスでは○にあたる)を入れているそうです。
さて,この手紙に対するランサムの返事の内容は明らかではありませんが,同年8月2日付けのランサムの手紙に対して,マイルズ・ノースが書いた手紙が,去年出たMixed Moss(英国のTARS[=The Arthur Ransome Society]の機関紙)に載っていました。
この手紙は同年11月30日に書かれたものですが,その文面からランサムの反応が幾分なりとも推測できます。
 最初の方でノースは,「『ピーター・ダック』などと他の(現実の)物語とをランサムがはっきり区別し,特定の人々(LMS注:子どもたち)以外はその両方に登場することが許されないとする立場はよく理解できる」と言っています。
 この文章から推測すると,「ヤマネコ号」やピーター・ダックを登場させたノースのプロットに対し,ランサムが「ヤマネコ号」やピーター・ダックは「架空の物語群」に属するから,『シロクマ号…』に登場させるのはどうか…と返事に書いたと考えられないでしょうか。
とすると,これはランサムが『シロクマ号…』をほんとうにあった物語だと考えていたという根拠の一つになるのではないでしょうか。

 またノースは物語の起こった時期について,「ランサムが,子供たちの休暇の時期と合うかどうかについて苦慮するくらい,現実に則して書こうとしていることを知って驚いた」とも書いています。これもランサムが『シロクマ号…』を実際の物語と考え,大オオハムの産卵・孵化時期と子供たちの休みを一致させようと努力していたことの現われではないでしょうか。それほど気を使っていたということも,現実の物語説の有力な証拠になるのではないでしょうか。
 ノースは手紙の中で大オオハムの卵の孵化時期を8月としてもそれほど無理はないだろうと書いています。もちろん通常より遅いことは事実なのですが,最初の卵を6月ごろに産んだのだけれど,何らかの事情で孵化せず,7月に再び産んだ産んだのだと考えればいいのではないかと書いています。(私自身は鳥の生態についてはほとんど知識がないので判断できませんが)
 献辞にも現れているように,『シロクマ号…』がある程度マイルズ・ノースのプロットに拠っているということは明らかでしょうが,『ピーター・ダック』的な架空の物語であったノースのプロットを,ランサムが事実に合うように苦労して作り変えていることも明白です。
「ご主人が、…けがをしたのかもしれない。あるいは水中の岩にぶつかったのかもしれない。とにかく、なにかがおこって、すこし待たなきゃ旅ができなくなったのよ。」
など,時期はずれに大オオハムがヘブリデス諸島で巣を作っている理由を書いています。
架空の物語なら,それほど気を使うことはないと思います。(『ピーター・ダック』や『女海賊の島』ではなぜ子どもたちがそんなに長い間航海を続けることができるのか,理由は明らかにされません)
 というわけで,マイルズ・ノースとの手紙のやり取りから推測しても,ランサムがこの物語を「現実」の物語の一つと見ていると考えずにはおれません。

ではまた。                        ∠(^_^)LMS

  *0049-01 KMR     [12/02/21(月)-01:08]      
  LMSさん、アホイ!

「シロクマ号の冒険」が実際にあったこと、の駄目押し説(?)、ありがとうございました。(笑)
たしか、この物語はLMSさんにとっても別格扱いの本でしたよね。

>同年8月2日付けのランサムの手紙に対して,マイルズ・ノースが書いた手紙が,去年出た
>Mixed Moss(英国のTARS[=The Arthur Ransome Society]の機関紙)に載っていました。
これは、リーズ大学に保管してあると言う、おびただしい数のランサム関連の手紙の中のひとつだったのでしょうか?
いずれにしても、はじめて聞きました。

LMSさんがおっしゃるように、ブローガンの「書簡集」やそれより先に発刊されたハーディメント女史の「フリント船長のトランク」の中にも、ノースのことやノースの手紙にランサムが書きこみを入れているコピーが紹介されていますが、それらを見るとたしかに「シロクマ号」は、ノースのヒント、というか、大半はノースのアイデアに基づくもの、と言った方が良いかもしれませんね。

ちなみに著作権については、現在では多少の解釈の違いがあるとはいうものの、アイデアそのものは著作権を包含しない、というのが、西欧や日本では一般的な考えなので、仮にノースが生きていて、「あの物語のアイデアを創ったのは俺だから、印税をよこせ。」などと言っても、どうにもならないでしょうけど。

ノースの手紙をLMSさんがせっかく紹介してくださったので、多少付け加えさせていただくと、問題の時期については、ノースははっきり「夏休みの8月」としています。
以前、「てぃーるーむ」でも書き込みましたが、英国内では絶対見ることのできない時期に大オオハムがいて、しかも卵を生んでいた、という「異常な状態」のもとで進んでいく物語なので、乱暴に言うと季節はいつでもよかったのかもしれませんが、正確を期すことが身上のようでもあったランサムにとっては重大なテーマだったのかもしれませんね。最後はノースの意見に後押しされたのは間違いないでしょう。

そして、この物語には後日談も用意されていたようで、
1.1カ月後、ディックは「鳥のポケットブック」の出版社もしくは著者に対して、この大オオハムを発見したいきさつを正確な場所はわからないように報告しようとしていた。

2.ドロシアは、「ヘブリデス諸島のロマンス」を懸命に完成させようとしていたが、最も存在感のある悪党は、出っ歯(たまご収集家は出っ歯という設定だったらしい。)であることを発見していた。

3.領主はその後も鳥たちを見張っていて、親鳥が2羽のひなをつれて泳いでいるのを見た

4.大おばさんは、ブラケット夫人に、「友人のミス・ハスキッソン(スカラブ号の冒険の最終章にその名前が確認できる)から聞いたのですが・・・」と手紙を書いた。(領主は、ミス・ハッキンソンの甥、という設定)

などが、ノースの頭にはあったようです。

正直なところ、このノースの手紙や「フリント船長のトランク」を見る限り、当時63歳だったランサムには、改編能力はあっても、もはや創作能力はほとんどなかったのではないか、と思えてしようがありません。
にもかかわらず、「北のオオバンクラブ」を書き上げようとしたのは、すごいと言えばすごいのですが・・・。


*0048  カナリヤ代理      [12/02/12()-15:29]      
私信
カナリヤさんのパソコンが故障したので修理に2〜3週間かかるそうです。
その間、連絡ができないために代理として書かせていただきました。
 では失礼しました。

  *0048-01 KMR     [12/02/14(月)-01:47]      
  カナリヤ代理さん、アホイ!

>カナリヤさんのパソコンが故障したので修理に2〜3週間かかるそうです。
これって、私が最近送ったデカいサイズのファイルのせいでしょうか?
う〜ん、気になるなあ。
ハード的な問題か、ソフト的な問題なのか、個人的には知りたいところです。

##私信的になっちゃって、すみません。===>To All Picts


*0047  Foggy Scilly     [12/02/11(金)-12:25]      
シロクマ号のこと。その他もろもろ
KMRさん、アホイ!

わざわざうちの掲示板にまで足をお運びいただきましてありがとうございます。あちらでレスつけきれなかったことをこちらで続けます。

「シロクマ号」の物語は本当にあったことなのか、それとも子供たちが作った物語なのか、という話題があるということを知ってから、今回読みなおしたのですが、私の印象も、KMRさんと同じでした。「いつ起こった出来事か」という具体的な記述が無いために論議を呼ぶのかもしれませんね。

KMRさんや私のように、具体的な地名が伏せられているためになおのこと憧れをかきたてられた人というのは少なくないのかもしれませんね。私はガイドブックを読むのは趣味?なので、折々にスコットランドの項を読んでいただけで、KMRさんのようにわざわざ資料を集めたりはしませんでしたが。

ツバメびいきだったので、当然のことながら北の湖に憧れましたが、やはり地名が徹頭徹尾伏せられていたことによって増した神秘性は大きかったと思います。

ノーフォーク・ブローズは最初からはっきりどことわかるので、すぐに地図で確認して大きな満足感を得たものです。「ひみつの海」やピン・ミルも、注意して見ていれば地名こそ載っていないものの、地形からすぐにそれと見当がつきました。嬉しかった。でもそれだけでした。

子供時代の私が良く読んでいたのは「ナルニア」を始めとするファンタジーでした。架空の国で主人公達が遭遇する出来事に胸を躍らせていました。ランサム・サガの子供たちが経験する冒険も、現実の私の置かれている状況から見たら夢また夢。だから私にとっては一種のファンタジーだったのでしょう。でもその舞台は現実に存在する。だから、もしかしたら生きているうちに行けるかもしれない。この点において、ファンタジーよりもランサム・サガの魅力が勝ちました。

「原点の旅」の末尾で書いたように、湖水地方を訪れた私は「夢はかなうものなのだ」と思いました。(この「夢はかなう」という考えは今も私の生活信条?になっているかもしれません。)ただ、たったの10年たらずのうちにかなってしまった点が物足りなかったような・・・。大げさではありますが「こんなに早く人生の夢をかなえてしまったら、これから何を目標に生きていけばいいのか?」というような気持ちになりました。

あれから20年。インターネットを通じて知ったランサマイトとの交流は、私にとって「同窓会」のようなもの、と言ったら語弊があるでしょうか。

とにかく今は、ランサムが好きでよかったと思っています。「人生に無駄は無い」などという言葉も頭をよぎる今日この頃です。

  *0047-01 KMR    [12/02/14(月)-01:41]      
  Foggyさん、アホイ!

読書日記もとうとう「シロクマ号」まで来てしまいましたね。
あの読書日記、アップされるのは楽しみでした。「うん、そうそう。」と思ってみたり、「それははじめて聞いたなあ。」とか、拝見するたびに様々な感想を私自身も抱きました。
その後の企画はどんなものなのでしょうか?楽しみにしてます。

ところで、この「シロクマ号」、以前に何度も書きましたけど、私のモースト・フェイパリットです。なにしろ、初めて読んだのがこの物語だっただけに、他人からなんと言われようが、この物語は断然、一番です。(キッパリ)

本日更新した「アンケート]でも、40代の男性の方がこれを一番にあげていらっしゃいました。この「シロクマ号」をベストとする人は、どういうわけか、なぜか40代の男性ばかりなのですね。

ただ、さすがに物語の展開などは、やや新鮮味には欠けるきらいがあるようです。
「鳥」が主役ってところは、なにやらブローズの物語を彷彿とさせるし、ロジャが逃亡したあげく、敵が大オオハムのいる湖へボートを進めているのを発見して、とらわれの身となったみんなのところへ報告しに行く、というところなども、「伝書バト」の中で黄金の谷を発見したくだりにどこか似ています。
ゲール人の牢屋に閉じ込められる、というのも、「女海賊」の一場面を見ているみたいです。

しかし、なんといっても、興味を惹かれたのは、「いったいぜんたい、これはどこで起きた出来事なのだろう?」と、いうことでした。
なにしろ、ランサムは実にうまくこの舞台となった島をカムフラージュしています。具体的な地名は全然出てこないし、見開きの地図を見ても右のページと左とでは、尺度が違いすぎて参考になりません。
でも、灯台を示すと思しき赤い印やヘッドと呼ばれるこぶのような岬、四角山などの記述から、どうも「リューイス島」の東岸のどこか、ということは想像がつきました。

Foggyさんもおっしゃるとおり、どこかよくわからないだけにその地への憧れは増していったような気がします。
それに加えて、物語のアイデアはイマイチとしても、物語自体は、まさにランサム節の集大成といっても良いほどよく出来たものだと思いますし、時間の流れにしても、それまでの作品は平均するとだいたい2週間くらいだったのが、ここでは4〜5日くらいの出来事として書き上げているため、ランサムにしては展開に関してスピードを感じることができます。

あと、これがいつの季節の話か、という問題はたぶん解決されることはないのでしょうが、個人的には初夏の物語ではないか、と思います。
2章の冒頭にも、
『これは、もうのんびりした夏の日の航海ではなかった。』
This was no longer careless summer sailing.

とありますので、なぜ彼らは学校に行っていないのか、という素朴な疑問は別にしても、たぶんランサムは夏をイメージしていたような気がします。

おっと、自分のホームページの続きをやっているような感じになってきましたが、こういう「本当にあった話か」とか「季節は実はイースターだ」とかいうご意見をお持ちの方、いらっしゃったらどうかそのご意見を聞かせてくださいませ。


*0046  KMR    [12/02/01(火)-09:43]      
ものすごいレース
えー、ランサムではない話で恐縮ですが、アメリカス・カップのチャレンジャーを決めるルイ・ヴィトン・カップのファイナル、ものすごいレースを繰り広げています。

昨日まで、3勝1敗でプラダのルナ・ロッサ(赤い月号)がアメリカワンを押さえています。
昨日は祝日のため、レースがありませんでしたが、3戦目と4戦目はものすごいレースでした。特に4戦目はワンが先にゴールラインを通過したのですが、その直前にペナルティがあったとして、ラインからもう一度外に出て、360度の旋回をしなければならず、その間にプラダがゴールした、という劇的な幕切れでした。

彼らのレースを見ていると、まさに「海の格闘技」みたいな感じさえします。
こんなんじゃあ、ニッポンはまだまだだなあ、などと思ってしまいます。ヨットレースは本当に奥が深い。


*0045  s.saito [神奈川]    [12/01/31(月)-22:08]      
わたしのツバメ号が帰港しました
KMRさんお邪魔します。Foggy Scillyさん再読完了に
敬意を表します。

わたしのツバメ号も帰ってきました。
作品の感想文を書きたいのですが、今はできません。
思い入れが強すぎたのでしょう。
ですからその分、若干辛辣な批評になるかも知れない
のです。またそのような率直な感想を、ここに書いて良
いのかどうか、とても迷っています。
今はこれ以上、言葉を慎みましょう。
色々と考慮し二作目を読もうか躊躇しているのです。
少し時間を下さい。
それに代わって、どんな気持ちでこれを読んだか、
少し書かせて頂きます。


暗闇に広がる巷の光は、その下で繰り広げられている
様々な人間の営みにともなう、喧騒と、饒舌と、嬌声と
、その後に続く喜びも悲しみも、ここまで運んで来る
ことはない。

冬の夜半の静寂は、かくも心を落ち着かせるものであ
ろうか。
煙草に火を灯し、馥郁と香立つ豊潤な琥珀の液体を口
に含みながら、少年の頃、胸躍らせたこの本の頁を繰れ
ば、幼かった日々の友の思い出が、セピア色の幻灯のご
とく脳裏によみがえり、言い知れぬ郷愁が胸に襲い来る。

お帰りなさい「ツバメ号」
お帰りなさい「アマゾン号」
こんなに老いてしまったのに。
君たちはあの夏の日と少しも変わっていない。ちっとも
歳を取っていないじゃないか。
いったい今まで、何処で何をしていたと言うんだい。

とても強いブローをメンスルにうけて、光速で時空の谷
間を、さまよっていたと言うのかい。
それともわたし達が、急ぎ足で自分の青春を駆け抜けて
しまった、とでも言うのかい。

まあいい。
君たちの泊地は決まった。南向きの部屋の書架の、一番
良い入江にアンカーを打ちなさい。
しばらくして、わたしが又、少年のころの心を取り戻すま
で、そこに一緒にいてくれないか。

  *0045-01 KMR    [12/02/01(火)-09:25]      
  saitoさん、アホイ!

>わたしのツバメ号も帰ってきました。
やあ、早速お読みになられたのですね! Gosh!

>思い入れが強すぎたのでしょう。
>ですからその分、若干辛辣な批評になるかも知れない
>のです。またそのような率直な感想を、ここに書いて良
>いのかどうか、とても迷っています。
どうぞ、感じたままのご感想を書き込んで下さいませ。
感じ方は人それぞれで当たり前ですよね。
ランサム大明神に敬意を払うばかりが、このボードの趣旨ではないし、過去のログをみても、結構辛辣な意見を書き込んであったりします。(主として私)
(それに、なにしろここは、「秘めやかな会話」が特徴の掲示板ですので。)

でも「ツバメ号とアマゾン号」の後に続く11巻はぜひ読んでいただきたいです。
「ツバメ号とアマゾン号」は、サーガのはじまり、ということで別格の扱い、という位置づけの方もいらっしゃいますが、アンケートの結果をみると、それ以降の作品をモースト・フェイバリットと挙げている方が多いようです。
特に、2巻目の「ツバメの谷」は、英語圏の国でも結構人気があるようですし、「ツバメ号の伝書バト」「海へ出るつもりじゃなかった」は、ランサム作品の中で1,2を争う秀作だと言われています。それらを読まずして、ランサムは絶対に語れません。(キッパリ)
12の物語の流れを楽しむことも、また格別だと思いますよ。

そして、サーガを読む前にご紹介して良いものかどうか、わかりませんが、ここのボードにお越しになられるN.P.さん(別名ギロさん)の覚書をご紹介しておきましょう。私はこれを見たとき、思ってもみない考えをN.P.さんが教示されているのを見て、軽いショックを覚えました。
今すぐとは申しませんが、ぜひご覧になってみて下さい。

「アーサー・ランサムについて覚書」http://www2.justnet.ne.jp/~guillo/ransome.htm


*0044  Foggy Scilly     [12/01/30()-13:02]      
読了
12巻再読を完了したので、アンケートを書きにきました。

なんだか気が抜けています。昨年来知り合ったランサマイトの多くが「シロクマ号を読み終わったときは悲しかった」と言っていましたが、私の場合は初刊本の刊行の順序に従って読んでいたので、「シロクマ号」は最後ではなかったのです。これが最後だということをわかって読んではいても、まだ何冊か未読の巻が残っているという心の支えがあったので、そのときの寂しさはいくらかやわらげられていたように思います。とは言っても、そのあとに残っていたのが確か「ヤマネコ号」やらだったので、その当時は「最後の最後にだまされた」という気分になったように記憶していますが。(今は「ヤマネコ号」好きですけどね。)

「スカラブ号」の感想文にちらっと書きましたが、実は私の職場に「大おばさん」がいます。それこそシーツのたたみ方ひとつに口を出すような人です。でもそれは決して悪意から出たものではなく、良かれと思ってしていることは明らかなのです。普通ならだんだん年とともに面倒くさくなってくるものだと思うのですが、彼女は永遠に疲れを知らない善意の人なんですよね。そのことは十分理解できるのですが、それでも一緒に仕事をしていると、心底頭に来ることがしばしばです。(アップルパイにからしを塗る(笑)くらいのことをやりたくなります。)

ランサムは時代や国の違いを超えたひとつの普遍的な人間像を描いたのだと実感した次第です。

  *0044-01 KMR    [12/01/31(月)-16:50]      
  アンケートの書込、ありがとうございました。

アンケートを開始して半年近くたちましたが、今もって少しずつ回答があるので、びっくりしつつもうれしく思います。

#あらためまして、アンケートに書き込んでいただいたランサムファンの皆様、ありがとうございます。

ところで、先日、「スカラブ号」の所感を拝見させていただきました。Foggyさんの「シロクマ号」のコメントもどんなものとなるのか楽しみですが、「スカラブ号」って、今までの物語とは随分違った雰囲気を持ってますよね。
この物語では、新しい登場人物というのは、ほとんどいなくて今まで「北のみずうみ」に登場してきた人たちが、再び登場する、という設定なんですよね。
それまでの物語では、Dきょうだいも含めて新しいキャラクターが続々登場してきたのに比べると、表現は拙いですが、「持ち駒で勝負した」という感じでしょうか。それがために、特にこの作品はマニア受けしているような気がしないでもありません。
一見地味な感じのするプロットですけど、よく考えてみると、たいへんなシチュエーションであることには違いないです。
招いた客をいわば家から追い出して、おんぼろ小屋にしばらく住まわせる、というとんでもない事態が発生するのですから、尋常ではないですよね。
しかも、大おばさんという理解を超えた存在が縦横無尽に活躍したりするので、この物語を読んだことのない人に物語の状況を説明するには、ちょっと苦労しそうな感じです。

>(アップルパイにからしを塗る(笑)くらいのことをやりたくなります。)
初めて「ツバメ号とアマゾン号」を読んだときや「ツバメの谷」あたりでは、ベックフットのコックは男性だとばっかり思ってました。少年時代の私は、コック ---> レストラン ---> 白衣の男性 というイメージができあがっていたのでしょう。
「長い冬休み」とか「ツバメの伝書バト」を読み、どうもこれは女性かも・・・、と訝りつつ、Foggyさんが気に入っている、とおっしゃった「こんなの家庭的じゃありません。」の挿し絵でこのコックを視覚で確認したときは、「ああ、やっぱり。」と思ったものでした。

それはともかく、読者としてアンケートで大おばさんを気に入っている、と書くのはやさしいと思うのですが、こういう人が本当に身近にいたらちょっと困るなあ。
この年になってもきっと、ナンシイたちほどうまく立ち回れないだろうな。

やはり、「ホンネ」と「タテマエ」は多かれ少なかれ、万国共通かもしれませんねー。

特にランサムの自伝を読むとそういうところが結構あるようです。
自伝の記憶では、ランサムが、ある女性(たしか修道女見習いみたいな立場だったと思う。)の家に行き、そこでもう一人の女性と3人でお茶を飲む段になって、「なにもないのですが・・・、」と言われて出されたのが2個のゆでたまごで、その場は「自分はお腹がいっぱい」とか「たまごは食べない主義だ」などと謙虚さを競い合う場と化してしまい、後で「実に間の悪いたまごだった。」と回想している場面があったと思います。(ディテールはちょっと違うかもしれませんが。)
この気持ち、実によくわかります。
そういう「心の読み合い」みたいな場面が、サーガにもたくさん反映されていると思うのですが、当時としてはそういう気配り、気遣いは当たり前のことだったのでしょうか。
少なくとも、今の日本にはそういうところは欠けているかもしれないなあ。


*0043  KMR    [12/01/26(水)-18:39]      
ルイ・ヴィトン・カップ・ファイナル第1戦
Picts Ahoy!

残念ながら、セミファイナルで敗退したニッポンチャレンジですが、天候不良のため昨日キャンセルとなったルイ・ヴィトン・カップのファイナルが本日行われました。
ファイナルに進出したチームは、順当に勝ちあがったイタリア・プラダ・チャレンジとアメリカ・ワンで、先に5勝したチームが、アメリカス・カップ(naotokさんにならって)現チャンピオンのチーム・ニュージーランドへ挑戦する資格を手に入れることになります。

船のことはさっぱり?なのですが、ファイナルに先立って両艇およびチーム・ニュージーランドのキール部分が公開になりました。
どの船も船体や構造はお互い、非常によく似ているそうで、以前は各艇それぞれにキール部分に個性を持っていたものが、たいへん似通った構造となっているのが今回のカップの特徴だそうです。
しかし、その中でも、ニュージーランドの船は幾分ユニークなフィンの形状をしているようで、本戦での戦いが楽しみである、ということです。

で、肝心の今日の勝負ですが、あっさりプラダが先勝しました。
プラダは、スターティング・マニューバというスタート前の小競り合い、というか、ドッグファイトのとちきにワンの船尾に接触するというペナルティがあり、360度の回転を課されたにもかかわらず、ワンを押さえました。
戦前の予想でも、プラダ有利といわれているようなので、まずは順当な勝ちと言えるのでしょうか。
レースの軌跡を見てみると、170メートルくらい引き離されていたワンが、最終レグで猛烈な追い込みをしたようでしたが、20数秒の差でプラダがレースをものにしました。

個人的には、やりすぎと思えるプロテストを執拗に繰り返したり、勝つためにはなんでもやる、といった感の強いアメリカのチームより、初々しいプラダに勝って欲しいし、アメリカス・カップには、そのプラダをチーム・ニュージーランドが破ってチャンピオンのままでいて欲しいなあ、と思います。

なぜって?
そりゃあ、ニュージーランドの国旗にいささかでも、ユニオンジャックがデザインされているからです。(なんと単純な)


*0042  s.saito [神奈川]    [12/01/11(火)-20:46]      
ちょっとデフォルメしてありますが、本当にあった話しです
ツバメ号の誤解

正月気分で華やいだ街も、一月も半ばを過ぎると落ち着きを取り戻す。
日中の日差しも初春とは名ばかりで、吹き抜ける北風は透明で肌に冷たい。
こんな日は巣に篭もり、温かいコーヒーを飲みながら、読書をするのがわたし
の昔からの習しである。いきおい妻との会話も少なくなり、そのぶん多少誤解
の生じることがないではない。
「あなた。娘から聞きました。あの人達とのお付き合い、やめて頂けませんか」
「なんのことだ」
「とぼけないでよ。あの組織とは手を切ってください」
「組織。いったい何の話しだか、さっぱり解らないがなあ」
妻は日頃の鬱憤を、ここぞとばかりに吐き出す積りらしい。不機嫌な顔つきを
見れば、すぐにわかる。
「あなたが秘密の通信機を書斎に持ち込んだことは、娘が教えてくれました。
しかもKMRさん、foggy scillyさん、naotokさん、n .pさんなどと言う不思
議な暗号名の人達と、しきりに連絡を取りあっていることも知ってます」
「あーあー。そのことか」
「昨日、机の上を掃除していたとき、わたし秘密通信のコピーを見てしまった
の。あれは一般常識人には到底理解できない不思議な内容だったわ。何かの暗
号でしょ」
「暗号か。うーん、まあそう思われてもしかたあるまい」
「よく聞いて、あなた。何か重大なことを、わたしに隠しているんでしょ。
たとえば船を購入するとか、しかも二隻いっぺんに。そんな余裕は家にはありま
せんからね。言っておきますけど」
「船を二隻」
「さっき業者から電話がありました。<ご注文頂ましたツバメ号とアマゾン号
ですが到着まで一月かかります>だって。船を買って密輸でもするつもり」
「ミ、ツ、ユ。とんでもない」
話しが錯綜し始めると、どこまでももつれるのがうちの家風だ。
さらに娘と妻との共同戦線が組まれると、それは盤石であり絶対に揺るぎ無い
ものとなる。こうなるとわたしは孤軍奮闘するしかしょうがない。
「あのねえ、ぼくの話し、聞いてよ」
「聞きません」
「ぼくが家族の皆に、嘘をついたことないでしょ」
「あります」
あーあ。どうすりゃ良いんだろ。
ただ本を注文しただけなのに、密輸の親方にされるとは。



KMRさんfoggy scillyさん
Naotokさんnpさん。ごめんなさい。

  *0042-02 たつのこ太郎 [神奈川]   [12/01/27(木)-21:40]      
  S.Saitoさん,はじめまして.KMRさん,ひさしぶりにお邪魔します.

うふふふ.おもわず笑ってしまいました.
さもありなん.読み聞かせたら,うちの奥さんもふかーく納得してました.
(妻はランサマイトではありません.)
娘もそうなるのかなあ...
いやいや,今からしこんで,娘はこっちの仲間に引き入れなければ.

  *0042-01 KMR    [12/01/11(火)-23:22]      
  S・Saitoさん、アホイ!

秘密の組織に通信機、不思議な暗号名に密輸ときたら、こりゃ、危ないなあ。
ドロシアの「マルタの鷹」なみのスリルとサスペンスの中に生きているわけですね、われわれは。

う〜む、確かに全くネットとか知らない人が、断片的に言葉を聞いたとしたら、奥さんのように思ってしまうのもムべなるかな、ですねー。

私の場合もそうですが、ジョンとかナンシイとの付き合い(?)は、ワイフよりもかなり長いのですね。女房からしてみると、旦那のツボは、押さえていたつもりなのに、突然、聞きもしない船の名前が出てくる本なぞを注文したりすると、それこそ「ゲシュタルト崩壊」になってしまうのではないでしょうかしら。

近年の我が家もそうでした。山の神が知らないうちに、インターネットで色々な書物などを注文したりして、ある時期を境に突然海外から品物がメールで送られてきはじめたのですから、ワイフとしては、秘密結社とは言わないまでも、「よくないことに手を染めている。」と本気で思っていたようです。

しかし、S・Saitoさんにとってずいぶん久しぶりに読むことになるであろう「ツバメ号とアマゾン号」は、どんな感激を与えるのでしょうか?
そっちのほうも興味心身です。読後のご感想もその節にはよろしくお願いしますね。どんな出来上がりになるやら、S・Saitoさんの文才からして、今から楽しみです。


*0041  s.saito [神奈川]    [12/01/09()-19:07]      
パロディです。笑いとばしてください。
アメリカズカップ考(またまた誤字修正)

太平の ねむけをさますアメリカン たった賜杯で夜もねむれず 閑居


毎夜、アメリカズカップTV観戦の皆さんに、拙いパロディ狂歌を送ります。
それにしても皆さん、このレースに詳しいですね。
私は、ちょっと引いた立場から発言したいと思います。パロディだと思って
笑い飛ばしてください。

アメリカがこの銀の大杯を手に入れた経緯は、いまさらわたしが書き込むま
でもない。
何れにしてもアメリカ市民は熱狂し、凱旋した大杯をニューヨークのヨット
クラブは、絶対英国に奪われない様にボルトで床に固定したという。

しかし1983年、ついにカップのボルトは外された。同じ英国国王を頂く
オーストラリアが、同年のレースに勝ったのだ。
その報が深夜シドニーに伝わると、真夜中三時であるにもかかわらず、船舶
は言うに及ばず、全豪州の列車、自動車、自転車に至るまで勝利のクラクシ
ョンを吹き鳴らしたと聞く。

かの地で撞き鳴らす山寺の梵鐘が、遠く海を渡って日本の利島でも聞こえた
とのこと。その話しを利島の古老から聞いたことがあるが、これはあながち
嘘ではないとわたしは信じている。
いずれにしてもオーストラリア国内は熱狂し、時のホーク首相はテレビで高
らかに宣言したらしい。
「今日を国の祝日とする」と。

アメリカズカップは彼らの魂なのである。
自動車を洪水のように輸出するのも良い。アメリカの伝統あるビルを買い占
めるのも良い。家電製品を大量輸出することも、大した事ではない。
しかし。しかしである。アメリカズカップだけは事情が違う。このカップは
彼らの心の故郷なのである。

もし仮に日本がレースに優勝したとして、極東の小さな島国がこのカップを無
事に持ち帰り、しかもそれをを本当に守りきる事が出来るのだろうか。
アメリカ国政府は日本市場の閉鎖性打破を口実に、スーパー401カップと
アメリカズカップの交換を迫り、特殊スクワードロンを組織して東京湾の奥
深く、第七艦隊を遊弋させ始めるであろうことは火を見るより明らかだ。
果たしてこれは、わたしだけのオーバーな危惧なのであろうか。

あーあ、考えるだけで、げに恐ろしきことなり。

「太平の 眠気を覚ますアメリカン たった賜杯で夜もねむれず 」
というような事態になりません様に。

後半は駄洒落です。他意はございません。

  *0041-02 naotok [神奈川]   [12/01/09()-22:22]      
  はじめまして、s.saitoさん

naotokです。KMRさんには私も大変お世話になっています。アメリカス・カップの話題なので、しゃしゃり出てきました。

今回のカップ・レースのことはよく分からないのですが(不勉強)、前回ニュージーランド艇のメインセール・トリマーはフィンという一人乗りクラスのオリンピック・メダリストでした。つまりシングルハンドで国際レースに勝てる人物−風、波、操船、戦術などすべてに一流のヨット乗りが主帆の操作だけを専門にやるというわけです。
そうした人材が集まって一つの船を動かす。

腕力に優れた若手をリクルートしてきて、ヨット操作を練習させる日本チームとはやっぱりちがうよなと感じてしまいます。いくら先進的なデザインと卓越した造船技術によって速い(はずの)船を造れたとしても、ヨットは海で人が動かすのだから、理論値通りに走ったりはしないんじゃないかなぁ。

KMRさん仰るように、時間ですね。日本はあの手を船をまだ4ハイ(?)しか造って動かしたことがないんですものね。

//naotok//

PS
>見たい気持ち半分、そーとして置きたい気持ち半分。
コニストンへ行ったり、Websiteを作ったりする前は私もまさにそうした気持ちでした。実は今でも、あのままそっとしておいて、遙かな遠い「北のみずうみ」を想っていた方がよかったかなと思うことも・・・
でもs.saitoさんの場合、KRMさんのサイトを目にしてしまった後では、もう読まずにはいられないのでは?(^_-)

  *0041-01 KMR    [12/01/09()-21:34]      
  >アメリカズカップの交換を迫り、特殊スクワードロンを組織して東京湾の奥
>深く、第七艦隊を遊弋させ始めるであろうことは火を見るより明らかだ。
あはは、確かにこれはありそうなことですね!
今度のチャレンジでは死に物狂いで奪還しようとするでしょうね。
特に、アメリカワンのガッツとパフォーマンスはそれを予感させます。
(なにしろ、アメリカというチーム、前回はとんでもない手段を使ってカップをセーブしようとしたのですから。)

でも、チャレンジチームとしてどこが出てこようと(プラダだろうがワンだろうが)、今回のカップもニュージーランドのチームが勝つような気がします。
彼らの「黒魔術」の実力は、とてつもなくすごいもののようです。

>極東の小さな島国がこのカップを無
>事に持ち帰り、しかもそれをを本当に守りきる事が出来るのだろうか。
現実的には、ニッポンがカップを奪取するのは当分の間は難しいでしょう。頑張って欲しいけど、強いチームと比べると実力はかなり違うような気がします。なんといっても、歴史が違いすぎますよね。


*0040  Foggy Scilly     [12/01/09()-11:56]      
私もそうでした。
s.saitoさん、アホイ!
「アホイ」と言えるようになるのにも何ヶ月もかかった私です。

>数十年まえの初恋の人の顔を、いま見たいと思えるだろうか。
>見たい気持ち半分、そーとして置きたい気持ち半分。
>複雑な気持ちのわたしなのである。

お気持ち、痛いほどわかります。去年の私もそうでした。私のHPの「記録」のコーナーは、今でこそ単なる更新記録に堕していますが、本来はランサマイトとしての復帰の記録なのです。お暇があったら「PC購入」から2ヶ月くらいのところをご覧になってください。
http://village.infoweb.ne.jp/~fwkz5714/journal/record.htm

s.saitoさんは「ツバメ号」で検索なさったのですね。それだけでも「読みなさい」という神様(がいるかどうかは別として)のお告げかもしれません。

11巻を読み終わり、いよいよ残すところ「シロクマ号」だけになりました。もうすぐ終わってしまいます。寂しくてしかたありません。

  *0040-01 s.saito [神奈川]   [12/01/11(火)-23:15]      
  今日は、はじめましてs.saitoです。
正直いって皆さんのランサムに対する思い入れは、ただただ脱帽するのみです。
わたしは何にも知りませんので、皆さんのせっかくな雰囲気を、壊してしまわないか、発言するのにとても気を遣います。
なれるまでの間、どうぞ大らかな気持ちで見守っていて下さい。
行き過ぎた発言には、それとなくレッドカードを下されば、感には自信がありますので注意するようにいたします。

ところで初めての質問 アホイ って何ですか。教えて下さい


*0039  s.saito [神奈川]    [12/01/08()-20:01]      
ツバメ号について
ツバメ号の思い出(誤字を修正しました)
初めまして。S・SAITOと申します。
文壇にデビューするような晴がましい気持ちです。しかし私、「です」「ます」調の文章が書けないので、硬い文体になると思いますが、よろしくお願いします。


娘からの強力なプッシュに攻し切れず、1999年の12月に初めてインターネッ
トを引いた。
あまり気乗りはしなかったが、娘はネットの利便性を一つ一つ説明し、わたしを押
し切ったのである。
それが接続されたとき、彼女はわたしの顔を見ながら何かにと世話をやく。
「お父さん、何か調べたい事があるでしょう」
「何もない。世の中の事はすべて知り尽くした」
「その言い方は不遜よ、思い出したい事の一つや二つ、人間には絶対あるはずよ」
「忘れてしまいたい事は山ほどあるが、思い出したい事など、何もない」
「お父さんが知らない事・・・本当はまだまだあるのよ・・・・・・」
娘は笑いを顔にたたえながら、不可解な言葉をつぶやいたのだ。

それではと、その問題を避け、わたしは絶対に出ないであろう言葉を検索に掛けた
のであった。
「ツバメ号」
「なによそれ。そんなの出るわけないでしょ」
「世の中に‘絶対’なるものは存在しないことを、いま証明しようとしているんだ。おまえがインターネットの絶対性を言うから、絶対探せないものを入力したのだが」
「でもお父さん、あなたの論理には矛盾があるは」
「それはそうだよ。おまえがこの世に生まれた事も、矛盾の上の出来事だったからなあ」
「しらないわよ。お母さんが聞いたらきっとおこるわよ」
このような会話をしながら、「初めての検索」が始まったのである。

軽い気持ちで検索ボタンを押すと、出たのである。ツバメ号が出たのである。
わたしの古い古い親友。数十年前に心躍らせたそれが蘇ったのである。感激であっ
た。早速KIMURAさんにメールを送ると、嫌な顔もせず(^_^)ながら、親切に色
々と教えてくださった。
探していた本の名前も解かったが、いまそれを求めることを躊躇している。
だってそうでしょ。数十年まえの初恋の人の顔を、いま見たいと思えるだろうか。
見たい気持ち半分、そーとして置きたい気持ち半分。
複雑な気持ちのわたしなのである。

  *0039-01 KMR     [12/01/09()-21:11]      
  S・SAITOさん、アホイ!

なるほど、Webに到達するまでには、色々とあったのですねえ。
しかし、娘さんとの会話からは、昔の良質なムービーを見ているかのような錯覚に陥ってしまいそうです。
なんか、大人の会話だな−。

>文壇にデビューするような晴がましい気持ちです。
う〜む、私もはじめてBBSに発言したことを思い出します。
例えが悪いかもしれませんが、なんかこう、テーブルの上にスックと立ってしまった、という感じでしょうか。

>見たい気持ち半分、そーとして置きたい気持ち半分。
>複雑な気持ちのわたしなのである。
しかし、S・SAITOさん、あなたはみんなが羨むことをお持ちなんです。
それはですね、「ツバメ号とアマゾン号」以外にまだ11冊もの見知らぬサーガが行く手に待っている、ということです。
既に読み終えた者にとっては、上のFoggyさんの最後の言葉が全てを物語っているように思うのですが。


*0038  KMR     [12/01/05(水)-19:11]      
セミファイナル
昨日強風のため延期になったルイ・ヴィトン・カップもどうやら今日は、よい風に恵まれて、3つのレースすべてが開始されました。

スターズ・アンド・ストライプスに初戦を落としたニッポンチャレンジも2戦目のルディ・フランス、今日のアメリカ・トゥルーに勝ち、現在のところ2位につけています。
船足の速い「韋駄天」を投入するのかと思ったら、どうやら強風下で安定していると言われる「阿修羅」でこのセミファイナルを戦うようです。スターズ・アンド・ストライプス戦を落としたのはなんとも痛いところですが、どうも、そのときはトラブルがあったとかで、今後は万全を期して望んで欲しいものですね。

しかし、今日の相手トゥルーのキャプテンは女性のドゥン・ライリーです。
男どもを従えて、果敢に相手を攻めていくその様に、ついナンシイを思い浮かべてしまいます。
明日から頑張って、ファイナルではぜひニッポンチャレンジと争って欲しいものです。

  *0038-01 KMR    [12/01/07(金)-12:10]      
  昨日予定されていたレースが無風のため、今日に繰り下がりましたが、ニッポンチャレンジにとって前半のヤマ場、アメリカワンとのレースが先ほど終了しましたけど、残念ながら負けちゃいました。

アメリカワンはセミファイナルから新艇を投入してきています。おとといのプラダとのレースでは、相手がディスマストというハプニングのため、勝ちを拾いましたが、ワンのキャプテン、ケイヤードは新艇の船足にそれほど満足してはいないようです。
ですが、今日のレースはワンにとって会心のレースだったようです。風上に向かうときのアドバンテージは、どうもワンの方が上みたいですが、序盤ではすごいタッキングマッチとなりました。前半は頑張った阿修羅ですが、後半は引き離されてしまいました。
ヨットのことは不勉強でよくわかりませんが、やっぱり、先頭に立った方が俄然有利になるものなんでしょうかね。レースの軌跡を見ても、リードしたワンがうまく阿修羅をカバーしているように見えます。

どうも、このチャレンジカップでは、伏兵スターズ・アンド・ストライプスとワン、それに本命プラダの3強の争いとなりそうです。


*0037  カナリヤ [中部]    [12/01/05(水)-01:00]      
明けましておめでとうございます〜
久しぶりに書き込みするネタが見つかりました♪
アンケート、いまだに〜19歳のところ、☆ひとつですね。
っていうことは私ですよね、あの星は?
なんかちょっと嬉しかったです。ははは。

2000年問題のなんやかんやでお疲れ様でした。

  *0037-01 KMR     [12/01/05(水)-18:56]      
  カナリヤさん、アホイ!

>アンケート、いまだに〜19歳のところ、☆ひとつですね。っていうことは私ですよね、あの星は?
そのとおりです。なかなか10代の方の書き込みはありませんねえ。
しかし、あのアンケートで少々びっくりしたのは、女性のインターネットユーザーが結構多い、ということです。
個人ユーザーの6〜7割くらいが女性で、ネット通販とかよく利用している、というアメリカの状況にどんどん近づいているのでしょうか?

>2000年問題のなんやかんやでお疲れ様でした。
そのときの疲れが出たのかどうか、珍しいことに風邪をひいちゃいました。(^-^;)
のどが痛くなって、突然高熱が出たのです。今は、もう下がりましたが・・・・。

皆様もくれぐれもお気をつけ下さい。


*0036  KMR     [12/01/01()-21:03]      
あけましておめでとうございます
ピクツのみなさん、あけましておめでとうございます。

Y2Kのため、今朝まで職場にいましたので、少々目が重たいのですが、結局何も起こらなかったみたいですねー。

さて、明日はニッポンチャレンジがアメリカのスターズ・アンド・ストライプスとルイヴィトンカップのセミファイナルを戦います。順当に行けば「韋駄天」で戦うニッポンが勝つとは思いますが、どうなりますやら。

新しい年もどうかよろしくお願いします。


*0035  佐々木英夫 [東京]    [11/12/26()-19:06]      
ahhoy
 Ahhoy ヴィデオの感想につられてきましたよろしく
ハンドルネームTug Boatです

  *0035-01 KMR     [11/12/27(月)-00:14]      
  Tug Boatさん、アホイ!

ARBoardでお名前は拝見しておりました。ようこそ、Picts Postへ!
ハンドルネーム&ARBoardの書き込みから想像すると、どうやら船に詳しいt方とお見受けいたしました。これからもどうぞよろしくお願いします。

ここのボードは、例えて言うなら、スーザンが土やコケをかぶせて翌朝までもたせるというあの火のようなものです。(どんなボードやねん。^-^;)
まあ、末永くお付き合いのほどを。

ところで、ツバメ号シリーズのビデオでは、どれがお好きですか?
私は、あの中では「六人の探偵たち」がビデオとしては一番好きです。

「ツバメ号とアマゾン号」は、湖水地方の風景が見られるという点だけでもすごく感激しましたし、「オオバンクラブ」もブローズの景色を見ることができました(ブローズへは行ったことがないのです。)けど、作品としてみるならやっぱし「六人の探偵たち」かなあ。

子供たちの言葉など、私にとってヒアリングがやや難しいところもありますけど、映像で見ると「六人の探偵たち」って結構面白かったです。
コミカルな部分も結構ありましたしね。(ただ、ジョージ・オードンはあんなに福々しいキャラではない、と思ったりしますが・・・)

話は違いますけど、最近久々にiBS(インターネットの本屋さん)でランサムの検索をしたら、かつてBBCのラジオで放送された「ツバメ号とアマゾン号」のCDなどがラインナップに加わったようです。
そうしてみると、iBSへのランサムファンのアクセスは結構多いのかもしれませんね。


*0034  KMR    [11/12/22(水)-13:44]      
アメリカズカップ
Picts Ahoy!

当地ではおとといから雪が降り続いていて、この調子だと久しぶりにホワイトクリスマスとなりそうです。

ところで、ニュージーランドのオークランドでは、来年開催されるアメリカズカップのチャレンジャーチームを決めるルイ・ヴィトン・カップが行われていて、12月16日までにラウンドロビン3が終わり、上位6艇が1月2日から行われるセミファイナルへ向けて準備をしているところです。

前回、前々回のACではBSでTV中継をしていたのですが、今回はチャンピオンチームがニュージーランドのせいか、セミファイナルまではネット上で公開される2D TruckerかVirtual Spectatorというアプリケーションを使わなければ、レースを見ることは出来ません。
画面で見るとちょっと大きいヨットにしか見えないAC艇ですけど、実物はばかでかい大きさです。長さは20メートル以上もあるし、マストのてっぺんまでだと10階のビルに相当する高さがあるのだそうです。

もともとアメリカズカップは、1851年に第一回万国博覧会の記念行事として、ワイト島をスクーナーで一周するレースの招待状を、イギリスのロイヤル・ヨット・スクォードロンがアメリカのニューヨークヨットクラブへ送ったのが始まりでした。当時は、イギリス以外はこのアメリカから1艇しか参加がなく、「アメリカ」と名付けられたその船は15艇ものイギリス艇を相手に戦わなければなりませんでした。結果は、「アメリカ」が15艇の包囲網をくぐり抜けて、圧倒的な強さで勝利を勝ち取ります。以後140余年もの歴史があるアメリカズカップですけれども、今ではイギリスの船は全く参加をしていません。
しかも、一度オーストラリアにカップを奪われた以外は、長年に渡ってカップを保有していたニューヨークヨットクラブの船も前回はニュージーランドの「ブラックマジック」に破れ、今回もチャレンジャー候補の筆頭に上がってはいたもののウランドロビン3で早くも敗退してしまいました。
今のところ、チャレンジャーとして勝ち名乗りを上げそうなのは、イタリアのブラダではないか、と言われていますが、そうなるとカップは、ニュージーランドとイタリアの間で行われてしまうことになります。
しかし、それにしてもヨット王国イギリスの参加が近年見られないのは些かさみしいことです。
まあ、ACに参加するには莫大な資金と強力なシンジケートが必要と言われていますので、今のイギリスにはそういう余裕はないのかもしれませんが・・・。

ヨットに関しては全然経験がないけれど、ACのマッチレースは本当に迫力があります。1月2日のセミファイルからはディレクTVで放映されるそうですので、興味のある方はご覧になってはいかがでしょう。

ルイ・ヴィトン・カップのサイトはこちらです。
http://www.louisvuittoncup.com/entry.sps?rt=0

  *0034-02 KMR    [11/12/22(水)-19:14]      
  naotokさん、アホイ!

>ヨットに目覚めつつあるのですか?
えーと、ヨットレースを見ることは(しかもテレビで)、結構昔から好きなんです。ACカップもニッポンチャレンジが初めて出場したときから、見ることはみているのです。
ただですね、自分が操るとなると、どうも・・・・。

>なにせ唯一、帆を縦の展開していた
さすが、老練な船乗りnaotokさんですねー、これは知らなかったです。ただ、ニューヨーク・ヨット・クラブがイギリスからの招待を挑戦と受け取り、必死になって新しいヨットの設計や建造をした、ということは聞いていました。しかし、このとき初めて帆を縦の展開にしていたなんてことは知りませんでした。

  *0034-01 naotok [神奈川]   [11/12/22(水)-17:33]      
  KMRさん

おぉ!KMRさん、ヨットに目覚めつつあるのですか?

>「アメリカ」が15艇の包囲網をくぐり抜けて、圧倒的な強さで勝利を勝ち取ります。
ヴィクトリア女王に「二着はございません」と報告されたとの逸話もあるくらい「アメリカ」は早かったようです。なにせ唯一、帆を縦の展開していた(今のヨットのように)わけですから、英国艇は相手にならなかったでしょう。

今のカップ・レースは「アメリカス・カップ・クラス」という規格に則った船で争われますが、かつては別の規格で、満帆の様子はそれは見事なものでした(写真でしか知らないけれど)。
ちなみに、「アメリカス・カップ」と濁らず発音するんですって、慣習として。

//naotok//


*0033  KMR    [11/12/22(水)-10:22]      
「オオバンクラブ」と「六人の探偵」のビデオサイト


Picts Ahoy!

少年たちが登場する映画またはビデオを特集したサイトがあるのですが、その中で「オオバンクラブ」と「六人の探偵」のビデオが掲載されています。
ビデオといっても、1シーンを抜き出した静止画を集めたものにしかすぎないのですが、数が結構あってなかなか楽しめるのではないでしょうか。

残念ながら登場している子役(当時の)については、全然わかりません。 (^-^;)
でも、クリップを見ると恐らく次のような配役ではないかと思います。

トム・ダッジョン:Henry Dimbleby
ジョー:Nichalos Walpole
ビル:Mark Page
ピート:Jake Coppard
ディック:Richard Walton

Star Galaxy "Swallows & Amazons"
http://www.stargalaxy.com/img_page/MG/1/6/4/5/index.html

あと、みなさんご存じでしょうけれど、下記のサイトにも「オオバンクラブ」「六人の探偵」のビデオ紹介があります。
http://www.whiteswan.u-net.com/Stalham/cootclub.html


*0032  KMR    [11/12/20(月)-16:46]      
エマーソンの写真
Picts Ahoy!

naotokさんが下のスレッドで述べられていた、オルセー美術館展の公式サイトがありました。この中に問題のエマーソンの写真と解説がありますので、昔のブローズに興味のある方は、ご覧になってみて下さい。

「葦の曳き船道」http://www.nikkei.co.jp/orsay/gallery/19990409k7249003_09.html

「葦の刈り取り」スライド・ショーの構成ですが、ジッ〜とみているとエマーソンの写真が登場します。naotokさんがルーペ越しに凝視したのは、この写真の中に登場してる帆船のことでしょうね。
http://www.nikkei.co.jp/orsay/slide/slide7.html

  *0032-01 naotok [神奈川]   [11/12/21(火)-19:03]      
  Hullo KMRさん

>凝視したのは、この写真の中に登場してる帆船のことでしょうね。
はい、その通りです。
今世紀になると全長14mの船もあったそうですから、この写真の船は初期のウェリーなのでしょうね。

「葦の曳き船道」などに写っている曳舟は鎧張りなのがよく分かりますが、こうした用途の船は平底船かと思っていました。


*0031  KMR    [11/12/20(月)-09:24]      
「ランサムの家」?
Picts のみなさん、naotokさんアホイ!

「安野光雅 旅の絵本 第3巻」を図書館で見てきました。
この安野光雅という人、私が住んでいる島根県の津和野というところの出身だったのですね。この町は森鴎外の出身地でもあったり、溝に鯉がいたりとかで観光地として結構有名な所です。(どうりでどっかで聞いたことのある名前だと思いました。)

それはともかく、何冊かある「旅の絵本 第3巻」も図書館に行ったときは、館内閲覧用しか残っていなくて(つまり、複数の人間が借りていると言うことで、これってそんなに人気のある本なのでしょうか。)借りることができませんでした。

しかし、「ランサムの家」とされる問題の家は、見たところあまり大きいものではなさそうですね。しかも、入り口とは別に2階へ直接上がることの出来る外付けの階段があったりします。 確かにランサムが居住した湖水地方の家々とは、様相が違うような気がします。かといって、ショットリーで暮らしていたブロークファームやホークステッドホールとも違うような感じです。ランサムは著名になってからは、比較的大きな屋敷に住んでいた、と思うのですが、この家はそういう作りとはちょっと違うような感じですねー。それとも、我々が写真などで見ている角度とは違う角度で描いたものなのでしょうか。

う〜む、どこと特定するほどたくさんの情報を持っているわけではないし、かといって、ロンドンの住居とは全く違うし、いったいぜんたいどこの家なのでしょうね?

でも、ジョリス中佐みたいな人と話し込んでいるように見える人物は、確かにランサムっぽいしなあ。

  *0031-01 naotok [神奈川]   [11/12/21(火)-18:57]      
  Hullo KMRさん

仰るとおり画集の家は北部の家には見えませんね。
ロンドンではフラットとなると東部か南部、ひょっとして最初の奥方と住んだ家のどれかと言う印象です。
写真が撮られた角度と違う角度から描かれると、分からないものなのかなぁ?
もう一度眼を皿にしてみましょう。

>見える人物は、確かにランサムっぽいしなあ。
そう見えますよね(^_-)

//naotok//


*0030  naotok    [11/12/16(木)-21:41]      
オルセー報告
Hullo Picts

12日まで開催されていたオルセー美術館展に行って来ましたので、エマーソンの写真のことだけご報告。

出展されていたのは4点(Life and Landscape on the Norfolk Broads、1886より)のみ、人間と現代生活セクションの一部として展示されていました。いずれも約20cm x 約30cm ほどで、”臭化銀乳剤を塗布したガラス製ネガからプラチノタイプ印画紙に焼き付け”たものです。

なかに一点、芦を刈る農民とそれを運ぶ帆船が写っていたので、もしやと期待してルーペでのぞいたのですがウェリーではありませんでした。しかし、リグ(索具)やばかでかい舵のようすから後にウェリーへと進化していくブローズ独特の帆船のように見えました。
Mr.Stringerのサイトで知った「ある部分にだけピントが合っていて周囲はちょっとピンぼけ」というEmersonの写真ですが、たしかに周辺部のアシ原はピントが甘いのは見て取れました。

図録によれば「・・・ミレーの影響がはっきりと認められる。エマーソンの望み通り、まさに自然主義写真のマニフェエストたり得ているこの写真集は、説明文付きの写真によってノーフォークの農民たちの生活を忠実に伝えようとしたものであった。とはいえこれらの写真もまた、トーマス・F・グッドールという画家の力を借りて当時の自然主義絵画風に入念に構成・撮影されたものだったのである」とのこと(これの解説してもらいたいな)。

  *0030-02 KMR    [11/12/17(金)-09:33]      
  そうそう、エマーソンのこともうかがいたいと思っておりました。
(エマーソンとオルセー美術館の関係については、左の過去ログ・1999/6〜8の発言*0028に簡単な内容があります。)

しかし20cm x 約30cmの大きさというと、ネガをそのまま焼き付けたものでしょうか。
私が雑誌サライで見た限りでも、ピントが合っている範囲は極めてピンポイント的に見えた(いわゆる被写界深度が浅い状態)ので、実物は想像以上にそこのところが認識できるのでしょうね。

しかし、
>もしやと期待してルーペでのぞいた
とは、naotokさんらしい。だいいちルーペ持参というのが、用意周到ですねー。

  *0030-01 naotok    [11/12/16(木)-21:43]      
  PS です。

やっぱりショップではエマーソンの写真も絵はがきも売っていませんでした。
というわけで、お土産なしで申し訳ない、KMRさん。


*0029  naotok    [11/12/15(水)-22:54]      
おかしな質問
Hullo Picts

KMRさん、ご無沙汰してます、naotokです。
N.P.さんをはじめ作品論で盛り上がっているところに、妙な話題で申し訳ありません。
じつは知人からこんな質問がありました。
「安野光雅 旅の絵本 第3巻 ページ8にランサムの家が描かれているのだけれど、それはランサムが住んだどの家なのでしょうか?」

ほほーと思って、さっそく図書館で借りてきて見たのですが、これが分からない。
同じページに描かれているケイト・グリーナウェイの家はハムステッドの家と確認できたのですが、ランサムの家とされているのがどれやら見当がつきません。
「Ransome at home」や他の資料にある写真とつきあわせてみたのですが、どうもこれと言うものが見つかりません。

どなたかおわかりになったら教えて下さいませんか?
「旅の絵本」に描かれているランサムの家(とされる絵)には、門の所に恰幅の良い男性が描かれていて、そう言われて見ると、眼鏡をかけていて"Bald Head"なんですね、これが。

//naotok//

  *0029-03 naotok    [11/12/16(木)-21:18]      
  KMRさん
早速にどうも。
「旅の絵本」は私もはじめて知ったのですが、第3巻がイギリス編でして、色々とエピソードやら秘密が隠されているのだそうです。
なにげなく描かれた家や人物が実在のものだそうでして。
ちなみにケイト・グリーナウェイの家の前に描かれているのはKG本人とか。それに同じページで「かくれんぼ」している女の子達はKGの本「Book of Games」からのモチーフでした。

このように秘密が隠されていると言うことや描かれた場所はどこそこと言うのは、以前出版社から(いい加減な)解説が出たことがあるそうです。

ランサムの家といわれているのは、湖水地方農家風ではありません(それなら多分、分かったと思うのですが・・・)。
その部分だけ私信にてお送りしますので、見て下さいな。

//naotok//

  *0029-02 KMR    [11/12/16(木)-18:20]      
  今、図書館の検索をしてみましたが、その本って、
「安野光雅/著、福音館書店、出版年1977年」
で良いのでしょうか?

第3巻、というと同じ著者で1巻、2巻とあるのでしょうか?

  *0029-01 KMR    [11/12/16(木)-18:13]      
  naotokさん、アホイ!

ほんとお久しぶりでしたねー。再び書き込みを開始していただいて、ありがとうございます。

しかし、ランサムの家、ということになると、naotokさん以上に詳しい人はあまりいないのでは・・・?
問題の「安野光雅 旅の絵本 第3巻」という本、見たことがないので、今度近くの図書館で見てきますね。
描かれている家って、都会風ですか?それとも湖水地方風なんでしょうか?
しかし、その安野光雄さんという方(どっかで聞いた、もしくは見たことがある名前なのですが・・・)、どうしてランサムの家だとわかったのでしょうね?
何回も転居を繰り返したランサムがかつて住んでいた家、と断定したのには、なんらかの根拠があるのでしょうけど・・・。
そして、それをランサムの家だと指摘したnaotokさんの知人という方もすごいなあ。
いずれにしても、興味津々ですねえ、早くその絵を見てみたいです。


*0028  KMR    [11/12/13(月)-13:07]      
「女海賊」
n.p.さん、アホイ!

お久しぶりですねー。ははあ、n.p.さんも南の島へ行ってらしたのですね。私と違って、ビジネスというところがえらい。

久々の「n.p.節」、堪能させていただきました。しかも、tittyさんに続き、長文というのがうれしいです。ここの掲示板は、長文大歓迎ですので、これからもとんどんお願いしますね。

しかし、「帝国主義時代の植民地政策に翻弄される亜細亜」論的展開には思わず唸っちゃいました。なるほど、言われてみれば、そういう読み方もできますね。確かに、英国人である子供たちは、彼らが漂着しなかったら平穏(?)に暮らしていたであろうミス・リーの気持ちを揺るがした張本人であることを考えると、お騒がせな存在(西欧列強国としての象徴?)、と言えるかもしれません。

ミス・リーの実在モデルの背景を調べていて、はじめてわかったのですが、当時、西洋の知的教育を受けながらも暴力的な略奪に手を染めるような人物は、むしろ、自らの手先として、海賊を利用していて、あたかもTVドラマ「水戸黄門」に登場する悪代官とかその悪代官に常々「おぬしもなかなかの悪じゃのう。」と言われる「三河屋」のような存在であったと思われます。一方で手足となって働く海賊たちは、貧しい生まれ(といっても、当時中国の大多数は豊かではなかったはずです。)の人たちであって、商船や富豪の船を脅して身代金などをせしめていたようです。それを影の実力者に献上してわけですね。そういう実力者(?)の勢力図に左右されながら、また地域的なお互いの対立から、海賊たちは血で血を贖いながら、自分の勢力拡大を目論んでいたようです。(ここのところは、中国の歴史を象徴してるような感じで興味深いですね。)ちなみに、このときの中国の海賊は、歴史的に見ても、組織だった海賊としては最後の海賊だった、と言われています。(最近になって、インド洋で新たな海賊組織ができているようではありますが・・・)

そういう海賊を背景に作り上げられた「女海賊」ですが、前述するようにミス・リーの存在自体に些か無理があるような感じで、言うなれば、「異文化のことだから、少々の無理があってもいいだろう。」であるかのように受け取られなくもないような気がします。ただ、このことは初めて読んだときには、ぜ〜んぜん思いも寄らなかったことで、「昔の中国はたいへんなところだったんだなあ。」と単純に思っていたりしていましたが・・・。

それは別として、「女海賊」を単体で見ると、決して出来の悪い物語ではないと思います。冒険という観点からは、「ヤマネコ号」に勝るとも劣らない舞台の広がりはあるし、ハラハラ感やクライマックスも見事な出来映えだと思います。けど、サーガという物語全体の流れで見ると、やっぱ浮いてますよねえ。私としては、この「女海賊」、「ツバメ号シリーズ」ではない、単独の物語にして欲しかったです。これがため、ということではないのですが、サーガの中でも後半のこの10、11、12巻の流れは、どこかぎくしゃくしているように感じます。ランサム先生も「おとしどころ」、つまり、どのように「ツバメ号シリーズ」を終えようか、という点については、確固たるものはなかったのではないかなあ。


*0027  Foggy Scilly     [11/12/10(金)-19:34]      
「私の女海賊・・」の感想
n.p.さん。私のいい加減な感想文を読んでくださってありがとうございます。
あまり好きでない本だと、私はすさまじいスピードで読み飛ばしてしまうので、「ヤマネコ号の火事の場面に臨場感がない」と言いつつ、実はちょっと自信が無かったのです。でもやっぱりツバメ号を失うときほどの迫真性は無いのですね。よかった。。。(よかったというのも我ながら妙ですが。)
「音をたてて汁をすする」場面を読んだとき「これだ!」と思ったんですよ。そういうウケ方をするとは予想もしていませんでした。皆さんはそうじゃないんですね。私以外にも幼いとき「私はティティ」と思っていた方はたくさんおられると思うのですが、そういう方々はどうお感じになったのでしょうか。
n.p.さんのお話をうかがって、さらにはっきりしたことがあります。「汁すすり」以降の後の展開において、子供たちが当時の中国やミス・リーの立場に深い共鳴を覚えるようになっていれば、この作品ももっと好きになれたかもしれない。子供たちの異民族に対する感覚がなにか鈍いんです。それもまた「大英帝国」の驕りかしら、とか考えこんでしまいます。とにかく逃げなければならないというのはわかるのですが、もう少し、ミス・リーのもとで見聞きしたことを自らの血や肉にしてくれたらなあと思います。
>もっと言えば、わたしは、これは若かれしフリント船長ただ一人の冒険物語、とい>う感じであっても良かったとさえ思います。断然、大人の物語に思うわけです。
なーるほど。賛成です。
ミス・リーの物語を子供たちの目線で描くということに無理があったということなのでしょうね。
ヤマネコ号の2つの作品はどちらも原題が主人公を表しているということなのでしょう。3巻はピーター・ダックの物語ですし。


*0026  n.p.     [11/12/09(木)-23:40]      
わたしの女海賊・・

こんにちはー。ちょっとご無沙汰でした。
実はわたしも「カニ島」に行って来たんですよ。といっても国内の(涙)。マングローブの木立が生い茂る川をカヌーで上ってきました。これでもれっきとした「仕事」「出張」ではありますが、得難い経験をしました・・。
さて。Foggy Scillyさんの読書日記「女海賊の島」、拝見しました。音たてて汁すすって・・という下りには、さすがに(爆)。あ、失礼。そういう感覚がわたしにはないものですから、あらためて感心した次第です。この作品、kmrさんもたつのこ太郎さんのところで書いてらっしゃるように、アジアが舞台のせいで、それまで持っていたサーガの雰囲気をぶちこわしている(笑)感じは濃厚ですね。でも我々「汁すすり民族」からすると、ミス・リーの最後の決断、つまりアジアの純情に従うという幕切れは、わたしなりに快哉を叫ばずにいられなかったです。というのも・・
わたしは例によって、実際には書かれていないことまであれこれと考えてしまうのですけれども(笑)、その独断的我田引水からすれば、この「女海賊」は、異文化の衝突という観点、もっと言えば帝国主義時代の植民地政策に翻弄される亜細亜、という読み方も出来ると思っています(・・そう読むべき、と思わず書きそうになりました)。
ミス・リーは、歴史的に本来とても悲劇的な人物で、彼女が受けたイギリス式教育と海賊稼業との相克・分裂には、伺い知れない苦悩があったはずです。つまり文化的に根無し草の彼女は、その根っこを持とうと懸命な努力をしなくちゃならないし、それは当時の亜細亜各国に共通する苦悩であったとも思います。近代史の問題が一個人の生き方に凝縮された、マレにみる文学的主人公に思うのです。特に琉球帰りのわたしは、そのあたりの、国として・民族としてのアイデンティティの問題をあらためて強く感じて来たりしたものですから尚更に思います。
で、そこについては子供たちももっと共感を寄せて欲しかった(お父さんは「砲艦」勤務なんですし)・・また、少なくともジムおじさんは世界中を旅行してきているなので、そうした問題意識を持って明確に言い切ってもらいたかった、などとも思います。遅ればせながら白状しますと、わたしはこれを「子供たちが作った話」というふうには全く考えてはいません。作者ランサムにしてもロシア、中国を股にかけるジャーナリストだったし、またkmrさんのところでご紹介されているようにミス・リーには実在のモデルがいるそうですから、世界史的な行く末を見通しながらこれを書いてもらいたかったです・・・などなどと、まあ、これは完全に「ないもの」ねだりですね。
そこで「あるもの」から書きますと・・実は、この物語、わたしの評価はそれほど低くない方です。少なくとも「ひみつの海」「シロクマ」「探偵たち」とかよりは個人的には非常に高い方です・・。邦題が「女海賊」となっているのがちょっと興ざめですが、物語開巻での「ミスィ・リー」なる謎めいた存在の思わせぶりは、実に巧みなスジ運びに思います。落書きした本がなくなってるあたりの仕掛けは抜群にも思いました。
また船の爆発・・二度の日没から海賊船に引き上げられるまでの展開には、一体どうなることか?とハラハラして読んだ記憶があります。難破の心痛という面では、Foggy Scillyさんご指摘のようにツバメ号を失った痛手に比べると非現実的で不徹底ですし、また南シナ海を海錨頼みで夜間航海するあたりなどは「海出る」での緊迫したリアリズムに比べると、モノ足りなさは否めないでしょう。でも、ひねくれ者のわたしとしては、あまりに迫真的にすぎると、きっと事態は好転するに違いない(笑)と思ってしまうのですね。雲には銀の裏地があるってわけです。とにかく物語が始まったばかりで船が爆発!シナ海漂流。そのうえ海賊船に引きずり揚げられて監禁されて・・という一連がスピーディに押し寄せますと、いちいちの情緒の深さとか迫真さというよりも、これはもうエンターテイメントの範疇で、ページを捲るのが忙しくて本当にワクワクさせられました。

  *0026-01 n.p.     [11/12/09(木)-23:51]      
  (例によって長文、つづきです)

観点を変えますと、ロジャが優等生になる&フリント船長が捕縛される、という筋立ても、よく考えられていると感心します。本物の海賊の島では、ナンシイの「無分別」もスーザンの「分別」も、ともに出る幕は限りなく小さいはずで、実際、この物語には子供たちが活躍する場はほとんどないようにも思います。この物語の真の主人公は(前に書いた文脈でいけば&原題からしても)ミス・リーその人であり、子供たちの冒険物語として記述するには馴染まないと思うのです。その理由はもちろん、子供たちには手に負えない強大な他者がいるからです。にもかかわらず、もしも強引に子供たちに無闇な活躍をさせてしまうと・・「カッレ君とスパイ団」のようにヒロイックなファンタジーになってしまうでしょう。
子供たちが、自らのたてた冒険計画に従って、多少の課題はあってもそれを解決しながら着実に実行していく・・というのがいわゆるウォーカー&ブラケット・サガの定番であるとすれば(カラム・サガはまた別でハプニングの楽しさを追求してますね)、今回ばかりは、この定番はまるで無効に思います。であればこそ、ランサムは、ロジャのガラにもない優等生ぶりを持ち込んで子供たちに波紋を起こさせたり、フリント船長を捕縛して子供たちを動揺させたり・・と、彼らに活動の場(ヨリ正確には物語の心理面の担い手という役回り)を保証したようにも思います。
ディテールには確かに、難もあると思います。もっと面白くもなったろうし、もっと深くもなったろう、などと勝手に思うこともあります。けれど祭りの後の人気無い闇夜に紛れてジャンクが一隻するすると出航するなんて、なんとまあスリリングな逃走劇ではありませんか! そして「フリント船長が怖がっているのだ」の場面から、その絶体絶命の窮地を意外にもミス・リーが救う、けれど彼女が自己のアイデンティティを捨てるか捨てないかの重大な瀬戸際で、ついにジャンクに旗を揚げる、追撃が止まり形勢が逆転するまでの下りには、本当に本当に(いくら強調しても気持ちがおさまらないほどに)息もつけないくらい興奮して読みました。圧倒されました。この物語は、サガという範疇を越える可能性を十分に秘めていたと思いますし、むしろそこに止め置かず徹底的に書いてもらった方が面白かっただろうとも思います。もっと言えば、わたしは、これは若かれしフリント船長ただ一人の冒険物語、という感じであっても良かったとさえ思います。断然、大人の物語に思うわけです。
えー、さてさて。またしてもキリがないので(笑)、最後に一つだけ付け加えますと、短いエピローグがついていますよね。あのエピローグは、やや常套的な締めくくりとはいえ、一巻の物語をセピア色のままに閉じこめる素敵な封印のようにも思いました。簡潔で寸止めで、あたかも過ぎ去った一時代を回顧する無人称の証言者のようです・・。

(たつのこ太郎さんの所か、かおるさんの所か、とポスト先を迷いましたが、あまりに長文なのとネタバレもあるので、kmrの「秘めやかな掲示板」に書き込みさせていただきました) //N.P.


*0025  titty     [11/12/06(月)-22:55]      
ランサム巡礼記(長文)
AHOY! ずうずうしくもテティと申します。
1999年8月中旬に、湖水地方に行ってきました。目的は、ランサムの部屋を見るため。きっかけは昨年、友人と初めて湖水地方に回った時に泊まったホテルの「この辺の見どころ」というパンフ集の中で、「Swallows&Amazons」という言葉を見つけ、ほぼ4半世紀ぶりに記憶が蘇ったことからです。
「これって、『つばめ号とアマゾン号』のこと?」
小学生の時、図書館から毎週借りて貪り読んだあのランサム・サーガの数々。しっかり者の姉がいて、無邪気な弟がいた私は、次女テティに妙に共感し、当時飼っていたセキセイインコにテティと名付ける程、はまったものでした。ときが過ぎ、すっかり忘れていたランサムの作品を思い出したものの、そのときのスケジュールでは到底行けず、次回に持ち越しで帰りました。
 そして今年、同行の友人の同意を得て、ついに行ってきました!
【Kendalへの道】
 ロンドンの北西にあるユーストン駅は、人でごったがえしてました。観光シーズンのこの時期、湖水地方への人気は依然高く、掲示板の前に人垣ができてました。イギリス在住の友人によると、湖水地方に行くヴァージン.アトランティックの列車は遅れがひどく、不便とのこと。その日も、掲示板には「delayed」の文字で、いつ発車かも書かれていません。何度かホームの変更も行われ、その度に大きな荷物を持った人々が、文字どおり右往左往する有り様。いささかげんなりした気分の湖水地方への旅立ちでした。
 トーマス.クックには8時30分とあったのに、9時50分にようやく電車に乗ることができました。なので、小さいお子さんがいる方には、あまりお勧めできませんね。シーズンの真っ最中のためか、列車の座席にはreservationの紙がびっしり。でも、ここでびびっちゃいけません。案外、来ないんです、乗客が。来た時には「sorry!」と言って速やかに譲ればいいんです。しかたなく立っていると、周りのイギリス人の方から、「来ないから座っちゃいなさいよ」とにこやかに勧められ、友達とはバラバラになりましたが、長旅なので座れてラッキー! 予約料が1£なので、日本の新幹線の指定と違い、あんまり厳密じゃないみたいです。
 2時間半程(ごめんなさい、資料なくして適当です)走って、Oxenholmの駅に到着。ウインダミア線に乗り換えです。降りたホームの反対側に電車が待ってます。たった2両のかわいい電車に、日本からの観光客は驚きます。で、乗った瞬間驚いたのが、6割が日本人ってこと! まあ、イギリス人は普通、ロンドンからでも車で行くそうですから。それに乗って、一番最初の駅が目指す「Kendal」。15分程で着きます。私達が降りようとすると、親切な日本人の方が「ここは違いますよ、終点ですよ」と注意してくれました(^_^;)。「ちょっと用があるので」と降りましたが、窓からも何人の日本の方が心配そうに見ていてくれて、日本人の親切さを実感しました。
 降り立ったKendal の駅は、ほとんど無人駅と言っていい状態&周りに何もないです。なので、次の列車の時刻表をメモすることをお勧めします。(それをしなかった我々は50分も待つ羽目に)。駅を出ると、右手に町のインフォメーション地図、正面にホテルがあります。
 私はHPでダウンロードした湖水地方生活博物館の地図を持ってたんですが、正直わかりづらかったです。道に迷うこと数度、通りがかりの老夫婦に道を聞きました。親切なその御夫妻は途中まで一緒に歩いてくれました。その中で、駅前のホテルが、その昔学校だったこと(おじいちゃんは卒業生)、その昔はフリーメ−ソンの集会所だったことなど教えてくれました。橋を渡って、川に沿って歩き、また橋を渡り、12分程で、湖水地方生活文化博物館に着きました。Kendalにはもう一つ博物館があり、地元の人にはここの博物館の名前を言ってももう一つの方を指しているのだと勘違いされることが多く、「Abotts Hall」と言う方が通りがいいです。発音は「アボット」ではなく、「エイボッツ」って感じに言う方がわかりやすいようです。
 エントランスの横の売店で入場料を払い、中に入りますと、そこは19世紀の暮らしぶりがマネキン付きで展示されていて、昔は大変だったろうなーと感心しました。でも、はやる心はランサムの部屋へ。ところが、なかなかわからないんですよー。途中で別の展示部屋に寄ったので、見つけられなかったんですね。そこで、来た道を戻り、別のルートを発見! ついに目的地に着きました。隣は、やはり湖水地方をモデルにTV化された「ポストマン・パット」(ポンキッキーズでやってましたよね?)のお部屋。これは、今の子供達からのパットへのファンレターなんかが展示されていて、かわいい。
 さて、肝心のランサムの部屋は実にシックで、わかりやすい展示になっていました。日本人のファンが訳した解説書が置かれ、だいぶ助けられました。訳してくれた人thanksです。ランサム愛用の品、膨大なスケッチ(欲しい!)、ナルニアも入ってた本棚、旅行先で集めた小物など、ランサムの人となりがわかります。また、一番印象深かったのが、最初の妻との間にできた娘と湖水地方を飛び跳ねて歩くランサムの写真。こんなお父さんと歩けたら楽しいでしょうね。他にも旅行記や絵葉書、モデルになった子供達の写真など、あんなに小さい空間(6畳間程)に、ランサムのエッセンスがぎゅう詰め。2番目の妻、エフゲーニアとの写真からは仲の良さがじんわりと漂ってきて、うらやましいくらいです。私達がじっくり見ていると、9歳くらいの少年とそのお父さん(当然英国人)が入ってきて、お父さんがランサムのことを息子に説明していました。帰りにランサム・サ−ガでも買って読んだら素敵なのにな、と一方的に想像する私。
 名残惜しいランサムの部屋をあとに、下に戻りました。次の目的は、ランサム・グッズ。アマゾン号の旗の絵がついたピンバッヂ(色は黄色。50ペンス程でした)、ランサムファンクラブが作成した湖水地方のランサム・サーガのモデル地の地図、これまたランサム・ファンが作ったランサムのスケッチ集(装丁がものすごくきれいです! そして発行元がアマゾン・パブリッシング! 終わりの方に、編集に協賛した人の一覧が出ていて、日本の方の協賛も目立ちました。)、当然ランサム・サーガ、ランサムのモデル地を訪ねての写真集、などなど荷物が重くなるのも構わず、買い込みました。ランサムを全く知らなかった友人まで圧倒されて買い込んでしまったくらいです。
 売店の人に、「日本人は来ますか?」と訪ねたら、「So many peopel comes!」と。「日本でそんなに人気なの?」と逆に質問され、「万人が知っているわけではないけど、出会った人には強い印象を残す本だからじゃないかな」と答えておきました。売店の人はにっこり笑って、「そうね、そういう本よね。日本の人が来てくれてうれしいわ」と言ってくれました。とーっても感じのいい人たちばかりなので、みなさんも買いましょう(と言わなくても買ってしまうでしょうが)。
 博物館から出ると、Abotts Hallが。ここも古くて、立派な教会なので見ることをお勧めします。この教会の中にも、日本語の訳したパンフが置かれ(ランサム・ファンの方、頭が下がります)、落ち着いた雰囲気の中、じっくり見学することができます。教会のお世話をする方もこれまた感じが良く、「日本の方はきちんと見てくれるので、感じがいいですね」とおほめの言葉をいただきました。
 その脇に、ティールームがあります。別にランサムの作品に出てくるような食べ物ではありませんが、白く明るく気持ちが良いです。おいしいクリーム・ティー(クリームが浮いている紅茶ではなく、スコーンとミルクティーのセットのこと)をいただき、イギリス気分を満喫しました。
 そして、振り返り振り返り、後ろ髪を引かれる思いで駅へ。なんと5分前に電車が行ったばかり! こんなんだったら、もっといればよかった!と後悔。みなさんも気をつけてくださいね。

 翌日はピーター・ラビオのところに行きました。帰りに乗ったバスがコ−ニッシュ湖行きで、ランサム・ファンの私は終点まで行きたかったけど、友人の手前我慢。次回は必ずコーニッシュ湖に2泊くらいしてのんびりしたいですねえ。誰か賛同してくれる人がいるといいのですが。
 ウィンダミアに戻り、湖を手漕ぎボートで巡りました。モーター・ボートに煽られるのでちょっと怖いですが、鵜がいっぱいいる島を発見! ランサムの書いた「鵜の島」のモデルとは違うのですが、テティの気分で見ていました。モデルになった「鵜の島」には、今はあまり鵜がいませんでしたけど。湖に点在する島はもう上陸することができなくなっていて、寂しかったです。
 アマゾン号のモデル号のある博物館には行けませんでしたが、ランサムの世界を少し実感できた旅になりました。

  *0025-02 Foggy Scilly     [11/12/07(火)-21:33]      
  tittyさん、アホイ!
はじめまして。Foggy Scillyかおると申します。私はもとtittyです。もう他人とは思えません。(笑)
オクセンホルムからのあの短い電車の乗客の6割が日本人だなんて、驚いてしまいました。私が行った当時は他に日本人なんていなかったので。。。
Abotts hallって今まであまり興味が無かったのですが、tittyさんのお話をうかがって、「次回は絶対行こう」と決心しました。

  *0025-01 KMR    [11/12/07(火)-10:17]      
  tittyさん、アホイ!

お待ちしてましたよ〜、聖地リポート。
とっても詳しい内容の訪問記録ですねー。特に列車のところなど、これから行ってみようと思われる方にとっては、とっても参考になりそうです。(よく遅れる、というくだり、全く同感です。)
他にも、「アポット・ホール」の見どころなど、本当に目に浮かぶようです。
かつて訪れた時には、このアポットホールには立ち寄らなかったので、こういう書き込みを見るに付け、行けば良かったなあ、と思います。ランサムファンとしては、どうしても、コニストンとかに目がいきがちですけど、アポット・ホールは、絶対はずせないところですね。

ところで、コーニッシュ湖というのは、あのコニストン湖のことなんでしょうか?
その昔、コニストン湖って"Thorston Water"(だったかな?)とか呼ばれていたらしいですけど、コーニッシュというのは初めて聞きました。

しかし、さりげなくフリーメースンのことが書き込んであったりして、思わずニヤリとしてしまいました。

#この前の発言(0039)はどうやら同じ内容なので、削除して構いませんか?−−−−>tittyさん?


*0024  titty     [11/12/06(月)-22:53]      
ランサム巡礼記(長文)
AHOY! ずうずうしくもテティと申します。
1999年8月中旬に、湖水地方に行ってきました。目的は、ランサムの部屋を見るため。きっかけは昨年、友人と初めて湖水地方に回った時に泊まったホテルの「この辺の見どころ」というパンフ集の中で、「Swallows&Amazons」という言葉を見つけ、ほぼ4半世紀ぶりに記憶が蘇ったことからです。
「これって、『つばめ号とアマゾン号』のこと?」
小学生の時、図書館から毎週借りて貪り読んだあのランサム・サーガの数々。しっかり者の姉がいて、無邪気な弟がいた私は、次女テティに妙に共感し、当時飼っていたセキセイインコにテティと名付ける程、はまったものでした。ときが過ぎ、すっかり忘れていたランサムの作品を思い出したものの、そのときのスケジュールでは到底行けず、次回に持ち越しで帰りました。
 そして今年、同行の友人の同意を得て、ついに行ってきました!
【Kendalへの道】
 ロンドンの北西にあるユーストン駅は、人でごったがえしてました。観光シーズンのこの時期、湖水地方への人気は依然高く、掲示板の前に人垣ができてました。イギリス在住の友人によると、湖水地方に行くヴァージン.アトランティックの列車は遅れがひどく、不便とのこと。その日も、掲示板には「delayed」の文字で、いつ発車かも書かれていません。何度かホームの変更も行われ、その度に大きな荷物を持った人々が、文字どおり右往左往する有り様。いささかげんなりした気分の湖水地方への旅立ちでした。
 トーマス.クックには8時30分とあったのに、9時50分にようやく電車に乗ることができました。なので、小さいお子さんがいる方には、あまりお勧めできませんね。シーズンの真っ最中のためか、列車の座席にはreservationの紙がびっしり。でも、ここでびびっちゃいけません。案外、来ないんです、乗客が。来た時には「sorry!」と言って速やかに譲ればいいんです。しかたなく立っていると、周りのイギリス人の方から、「来ないから座っちゃいなさいよ」とにこやかに勧められ、友達とはバラバラになりましたが、長旅なので座れてラッキー! 予約料が1£なので、日本の新幹線の指定と違い、あんまり厳密じゃないみたいです。
 2時間半程(ごめんなさい、資料なくして適当です)走って、Oxenholmの駅に到着。ウインダミア線に乗り換えです。降りたホームの反対側に電車が待ってます。たった2両のかわいい電車に、日本からの観光客は驚きます。で、乗った瞬間驚いたのが、6割が日本人ってこと! まあ、イギリス人は普通、ロンドンからでも車で行くそうですから。それに乗って、一番最初の駅が目指す「Kendal」。15分程で着きます。私達が降りようとすると、親切な日本人の方が「ここは違いますよ、終点ですよ」と注意してくれました(^_^;)。「ちょっと用があるので」と降りましたが、窓からも何人の日本の方が心配そうに見ていてくれて、日本人の親切さを実感しました。
 降り立ったKendal の駅は、ほとんど無人駅と言っていい状態&周りに何もないです。なので、次の列車の時刻表をメモすることをお勧めします。(それをしなかった我々は50分も待つ羽目に)。駅を出ると、右手に町のインフォメーション地図、正面にホテルがあります。
 私はHPでダウンロードした湖水地方生活博物館の地図を持ってたんですが、正直わかりづらかったです。道に迷うこと数度、通りがかりの老夫婦に道を聞きました。親切なその御夫妻は途中まで一緒に歩いてくれました。その中で、駅前のホテルが、その昔学校だったこと(おじいちゃんは卒業生)、その昔はフリーメ−ソンの集会所だったことなど教えてくれました。橋を渡って、川に沿って歩き、また橋を渡り、12分程で、湖水地方生活文化博物館に着きました。Kendalにはもう一つ博物館があり、地元の人にはここの博物館の名前を言ってももう一つの方を指しているのだと勘違いされることが多く、「Abotts Hall」と言う方が通りがいいです。発音は「アボット」ではなく、「エイボッツ」って感じに言う方がわかりやすいようです。
 エントランスの横の売店で入場料を払い、中に入りますと、そこは19世紀の暮らしぶりがマネキン付きで展示されていて、昔は大変だったろうなーと感心しました。でも、はやる心はランサムの部屋へ。ところが、なかなかわからないんですよー。途中で別の展示部屋に寄ったので、見つけられなかったんですね。そこで、来た道を戻り、別のルートを発見! ついに目的地に着きました。隣は、やはり湖水地方をモデルにTV化された「ポストマン・パット」(ポンキッキーズでやってましたよね?)のお部屋。これは、今の子供達からのパットへのファンレターなんかが展示されていて、かわいい。
 さて、肝心のランサムの部屋は実にシックで、わかりやすい展示になっていました。日本人のファンが訳した解説書が置かれ、だいぶ助けられました。訳してくれた人thanksです。ランサム愛用の品、膨大なスケッチ(欲しい!)、ナルニアも入ってた本棚、旅行先で集めた小物など、ランサムの人となりがわかります。また、一番印象深かったのが、最初の妻との間にできた娘と湖水地方を飛び跳ねて歩くランサムの写真。こんなお父さんと歩けたら楽しいでしょうね。他にも旅行記や絵葉書、モデルになった子供達の写真など、あんなに小さい空間(6畳間程)に、ランサムのエッセンスがぎゅう詰め。2番目の妻、エフゲーニアとの写真からは仲の良さがじんわりと漂ってきて、うらやましいくらいです。私達がじっくり見ていると、9歳くらいの少年とそのお父さん(当然英国人)が入ってきて、お父さんがランサムのことを息子に説明していました。帰りにランサム・サ−ガでも買って読んだら素敵なのにな、と一方的に想像する私。
 名残惜しいランサムの部屋をあとに、下に戻りました。次の目的は、ランサム・グッズ。アマゾン号の旗の絵がついたピンバッヂ(色は黄色。50ペンス程でした)、ランサムファンクラブが作成した湖水地方のランサム・サーガのモデル地の地図、これまたランサム・ファンが作ったランサムのスケッチ集(装丁がものすごくきれいです! そして発行元がアマゾン・パブリッシング! 終わりの方に、編集に協賛した人の一覧が出ていて、日本の方の協賛も目立ちました。)、当然ランサム・サーガ、ランサムのモデル地を訪ねての写真集、などなど荷物が重くなるのも構わず、買い込みました。ランサムを全く知らなかった友人まで圧倒されて買い込んでしまったくらいです。
 売店の人に、「日本人は来ますか?」と訪ねたら、「So many peopel comes!」と。「日本でそんなに人気なの?」と逆に質問され、「万人が知っているわけではないけど、出会った人には強い印象を残す本だからじゃないかな」と答えておきました。売店の人はにっこり笑って、「そうね、そういう本よね。日本の人が来てくれてうれしいわ」と言ってくれました。とーっても感じのいい人たちばかりなので、みなさんも買いましょう(と言わなくても買ってしまうでしょうが)。
 博物館から出ると、Abotts Hallが。ここも古くて、立派な教会なので見ることをお勧めします。この教会の中にも、日本語の訳したパンフが置かれ(ランサム・ファンの方、頭が下がります)、落ち着いた雰囲気の中、じっくり見学することができます。教会のお世話をする方もこれまた感じが良く、「日本の方はきちんと見てくれるので、感じがいいですね」とおほめの言葉をいただきました。
 その脇に、ティールームがあります。別にランサムの作品に出てくるような食べ物ではありませんが、白く明るく気持ちが良いです。おいしいクリーム・ティー(クリームが浮いている紅茶ではなく、スコーンとミルクティーのセットのこと)をいただき、イギリス気分を満喫しました。
 そして、振り返り振り返り、後ろ髪を引かれる思いで駅へ。なんと5分前に電車が行ったばかり! こんなんだったら、もっといればよかった!と後悔。みなさんも気をつけてくださいね。

 翌日はピーター・ラビオのところに行きました。帰りに乗ったバスがコ−ニッシュ湖行きで、ランサム・ファンの私は終点まで行きたかったけど、友人の手前我慢。次回は必ずコーニッシュ湖に2泊くらいしてのんびりしたいですねえ。誰か賛同してくれる人がいるといいのですが。
 ウィンダミアに戻り、湖を手漕ぎボートで巡りました。モーター・ボートに煽られるのでちょっと怖いですが、鵜がいっぱいいる島を発見! ランサムの書いた「鵜の島」のモデルとは違うのですが、テティの気分で見ていました。モデルになった「鵜の島」には、今はあまり鵜がいませんでしたけど。湖に点在する島はもう上陸することができなくなっていて、寂しかったです。
 アマゾン号のモデル号のある博物館には行けませんでしたが、ランサムの世界を少し実感できた旅になりました。


*0023  KMR    [11/12/01(水)-18:08]      
どこの国のサイトだろう?


Picts Ahoy!

「カニ島」から帰ってきました。
この「カニ島」がどこかはみなさんのご推察におまかせしますが、ほぼ赤道直下の南の島です。
この時期でも35度くらいの暑さだったので、日本との気温の落差にいささかとまどっています。

ところで、今回もランサムに関するホームページのご紹介をひとつさせて下さい。
下のURLを開いていただくとおわかりでしょうけど、どこか東欧の人が作ったページのようです。
URLの末尾にczとあるので、チェコの人かな?
何が書いてあるのか、ほとんど?ですけど、画像もあるので、読めなくても結構楽しめます。

http://www.acces.cz/bidlo/ransome/Default.asp


*0022  KMR    [11/11/22(月)-10:26]      
過去ログのご案内
先日ご案内しましたが、いよいよ新規書き込みに制限が出てきそうなので、今年の8月までの過去ログを現在アクティブになっているページから削除しました。

過去ログについては、左のフレームからご覧いただけるようになっています。(ただし、残念ながら検索機能は使えないようですが。そのかわり、画像はずっと保存しています。)


*0021  KMR    [11/11/22(月)-10:18]      
ハリハウ


Picts Ahoy!

明日から、南の島へ数日間エスケープすることにしたので、週末まで書き込むことが出来ません。
で、今週も一つランサム関連のホームページをご紹介しておきます。

その名も"Bank Ground"のホームページです。
Bank Groundと言えば、ハリハウのモデルとしてつとに有名で、日本からもたくさんのファンが既に訪れているところですね。
そのBank Groundもいつの頃からか、ホームページを公開しています。もっとも、「もう、知ってるよ。」と言われる方が大半かもしれませんが・・・。

ここは、受けるサービスの度合いからいくつかの滞在パターンを選択できるようになっていて、£18〜£499まで結構料金の範囲が広くなっているようです。
もっとも、シーズン中は予約を取るのがなかなか大変みたいなのですが・・・。

B&Bとして利用できるのは、ダブルベッド4室、ツイン1室、居間2室だそうです。
その他に、自炊用の施設として、Holly Howe(!)、Beckfoot(!)、Wynmoor、The Loftというのが用意されています。

詳細は、下記のURLへアクセスしてみて下さい。ランサムの写真とサインもあります。

http://www.kencomp.net/homepages/bankground/home.htm


*0020  KMR     [11/11/19(金)-11:06]      
「女海賊」のEnd Paper


Picts Ahoy!

ネット上で見つけた、ランサムの洋書(Cape)の見開き(正確には「見開き」?)をご紹介します。このページは、見開きに地図を配しているものだけを厳選(?)して特集してあるものですが、どういうわけか、ランサムは「女海賊」のものが使われています。魅力的な地図を載せてある他の作家のものもたくさんあって、見ているだけでワクワクしてきます。

http://cccw.adh.bton.ac.uk/schoolofdesign/MA.COURSE/LEPM.html


*0019  KMR     [11/11/18(木)-17:58]      
David R. Godine Boston の「ツバメ号とアマゾン号」


Picts Ahoy!

ペーパーバックについて、昨日に引き続きアメリカで発売されている(または発売されていた)David R. Godine Boston の表紙もネット上にありますので、ご紹介しておきます。もともと、小さいサイズの画像を大きくしたので、解像度がよろしくないと思いますが、まあ、雰囲気は察していただけるかなと・・・。

しかし、Red Foxのものに比較すると、ちょっと素っ気ない気がしないでもありませんね。

大昔見たPuffinのものは、もっと素っ気なくて、たしか青い表紙に黒字でタイトルが書いてあったような気がします。今はどうか知らないけれど、とにかく、紙質が悪かった。



これは、お馴染みのランサムの描いた挿し絵に着色がしてありますね。
David R. Godine Boston


*0018  KMR     [11/11/17(水)-19:17]      
Red Fox版「ツバメ号とアマゾン号」


Picts Ahoy!

ランサムなサイトのご紹介ではないですが、ネット上の本屋さんで、ランサムを検索すると、まれに面白いものがあったりします。
原書では、Capeのものを私は持っているのですが、Red Foxのものは、その存在を知ってはいるというものの、見たことはありません。
で、探してみたらこんな画像がありました。
Red Foxの表紙です。なんだか随分イメージが違いますよね。でも、確かに躍動感みたいなものは感じられます。今、ペーパーバックを買うとしたら、こんな感じの表紙のシリーズになる、ということですね。


*0017  KMR    [11/11/16(火)-18:29]      
‘ARTHUR RANSOME CRUISE’


Picts Ahoy!

インターネット上では、「ツバメ号とアマゾン号」やランサムの話題がたくさんあるのですが、今回は、今までブックマークに保存してきたランサムなページをご紹介したい、と思います。これからも、機会があれば、少しずつそういうページをご紹介できれば、と思いますので、みなさんも面白いページを発見されたら、ぜひ、ここでご紹介して下さいね。

まず、手始めに「ひみつの海クルーズ」からいきましょう。
私のページでも、ひみつの海のバーチャル航海を載せてみましたが、いかんせん、バーチャルはバーチャル。実際に体験してみないことには、どんな雰囲気なのか、いまひとつ実感がわきません。そこで、調べてみると、あるのですねー、そういうクルーズが。
詳細については、下記のサイトをご覧いただければいいのですが、‘ARTHUR RANSOME CRUISE’というのが正式なクルーズ名称です。Reminderという名前の、昔の「はしけ」でピン・ミルからひみつの海までを帆走する、というもので、2泊3日のクルーズです。ただ、いつでもやっているものではなさそうで、リクエストをすれば・・・、ということのようです。想像するに、「オオバンクラブ」のウェルカム号みたいな船ではないか、と思われます。
昔のはしけで食事も宿泊もして、おまけに状況がよければツバメ島やマストドン島、魔女の桟橋などへ上陸できるかもしれない、とのこと。
これで、£120(税別)を高いと思うか、安いと思うかは人次第、ということでしょうか。

アンケートによれば、ひみつの海の人気は、他の聖地に比べると決して高くはないようですが、こういうクルーズがあるとすれば、少しは心を動かされるかも。

http://www.btinternet.com/~s.b.reminder/cruise_notes.htm

  *0017-01 COOT    [11/11/17(水)-06:53]      
  KMRさん、AHOY!

うわ〜っ!これとっても魅力的です。この夏ピン・ミルとひみつの海の街に
行った時に、これと同じ型のような美しい帆船がいくつも走っていました。
指をくわえて眺めているだけでした、まさか、乗って泊まって食事も出来て、
しかもひみつの海に行けるクルーズがあったとは!

これからもいろんな面白いサイトの紹介、楽しみにしています。

COOT


*0016  KMR    [11/11/14()-22:57]      
掲示板に関するお知らせ
Picts Ahoy!

このPicts Postをお世話になっているCGIセンターから、サーバーの容量を今後も安定的に確保するため、過去ログ閲覧に関する制限の提案があり、Picts Postもこれを受入れることにしました。

従来の規約では、この掲示板では、9999発言まではサーバーに確保しておく、とのことでしたが、利用するユーザーが多くなってきたため、次のような制限を加えるので理解をして欲しい、というのが、改定の概要です。

・CGIセンターのサーバーには3ヶ月分(厳密には最大4ヶ月分)の書込みしか保存しない。
・3ヶ月以前の書込みは、過去ログとしてhtmlファイルに変換して管理人(Picts Postの場合は、私、Kmr)の元に置き、活用する。
・htmlファイルの中の画像のURLを汎用な形で利用できるように変換する。
・htmlファイルに問題がなければ、3ヶ月以前の書き込みはサーバーから削除する。

詳細については、このページの上の方にある「過去ログ作成機能紹介」をご覧いただければおわかりになると思いますが、要するに、過去の発言はサーバーには3カ月しか置くことができない、ということです。
そこで、Picts Postでは、早速、本年6月〜8月までの発言を左のフレームに置きました。マニュアルによると、管理人で該当の発言を保存したら、その部分を削除しなさい、ということになっていますが、削除の方は、運用をもう少し観察して、11月末頃実施しよう、と思います。

したがって、この後、毎月末ごとに4カ月前の発言を順次アップしていきますので、その部分の発言をご覧になりたい方は、左のメニューをクリックしてください。
その発言内容の部分は、普通にブラウザで見ることの出来るHTML形式で保存していますので、ご安心を。今まで提供していただいた画像なども、以前と変わらず見ることが出来ます。ただし、過去ログが私が利用しているサーバーを圧迫するようになってくると、保存方法をたとえば、lzhなどで圧縮したりするかもしれませんが、その節は何卒、ご容赦を。

また、左のメニューに置いていた、"Old Picts Post"(1999/3〜5)とラカンドラ号の画像などは、上の"Picts Post"のロゴの下に置き換えました。保存方法は、従来どおり、lzhですので、ダウンロードされる場合は、Lhasaなどで解凍してご覧下さい。


*0015  Foggy Scilly     [11/11/10(水)-18:14]      
どうもありがとうございます
書き込みどうもありがとうございました。
ランサムは上流階級ではないけれど、父親が大学教授で、いわゆるインテリの知り合いが多かったというお話、興味深く拝見いたしました。
「伝書バト」の最後の方でドロシアが他の子供たちに「ディックは(眠っていないけれど)大丈夫か?」と訊かれ、両親に思いをはせる場面のことを思い出しました。

>おとうさんが象形文字の解読で眠らなくても、お母さんはお休みになったらなどと言わないでお茶を運んでいる。。。(今手元に本がないのでうろ覚えです。)
「ディックは大丈夫よ」と答えた。。。

きっとランサムの両親もそんな感じだったんだろうなあと思いました。


*0014  Foggy Scilly     [11/11/08(月)-22:36]      
うちのHPにお客様
うちのHPにもときどきランサムの読者が遊びにきてくださるのですが、メインが旅のサイトなので、そうそうコユイ話題にはならないのが常です。どちらかと言うと、1巻だけ読んだことがあって、うちのHPを見て2巻も読もうかな・・・という気になってくれるという人が中心なのです。
ところが今日お見えになったこって牛さん(以前からネット上での知り合いではあったのですが)が、深〜い内容の書き込みをしてくださいました。私1人でお相手するだけではもったいない?ような気がしました。どうぞご覧になって、ご意見・ご感想(もしもあれば)をお願いしたいのですが・・・
こって牛さんがこちらにいらっしゃってもいいと思うのですが、それはご当人がお決めになることなので。
こういうのって掟破りなのかもしれませんね。どうぞお許しください。


*0013  カナリヤ      [11/11/06()-20:10]      
オオバンクラブの無法者の平底船について・・・
ようやくテストが終わりました。ふう。
ところでオオバンクラブのトムの小船、
ドレッドノート号の名前について疑問。
いつかどこかでもうすでに説明されているのかも
しれませんが、お聞きします。
「それ以上イ悪くなることは無い」という皮肉、トムが
誰かに言われたとありますが、皮肉の意味がどうも・・・
教えてください。わからないったら・・・情けない。

  *0013-02 KMR    [11/11/10(水)-00:25]      
  カナリヤさん、n.p.さん、アホ〜イ!

このところ、ちょっと忙しくなって、なかなかすぐにレスが書けません。
で、遅くなりましたが、ドレッドノート号のことですね。

"Dreadnought"というと、すぐに思い浮かぶのは、戦艦でしょうか。ドレッドノート型戦艦という弩(ど)級戦艦のカテゴリーがその昔あったはずです。ただ、こういう軍艦は、n.p.さんが仰る政治家とか軍人とかの名前をつけることがあったりするので、その昔、実際にドレッドノートという人物にちなんで名づけられたものかもしれませんが、正確なことはわからないです。

本題の皮肉みたいな個所ですけど、岩波版では、36ページに載っていますね。具体的には、「・・・・・口の悪い人たちは、うまい名前をつけたものだ、どうしたって、それ以上悪くはなりっこないからといっていた。」と訳されてます。

この個所の原書は、"Its name was Dreadnought, and unkind people said that it was well named because, whatever happened to it, it could not be worse than it was."と、なっています。
私は、トムが自分で作った平底の船に、戦艦の名前をつけたことを皮肉っているのか、と思っていましたが・・・。

n.p.さんの解釈だとひどい政治家に例えて、これ以上(世情が)悪くなるなんて・・・、と言うことになるわけですね。

う〜む、どうなんだろう?ランサム関連の本でもこういう話題は出てなかったような気がしますが、ご存知の方がいらっしゃったら、フォローをお願いします。

  *0013-01 n.p.     [11/11/09(火)-17:07]      
  カナリヤさん、こんにちは〜

ドレッドノートというのは、確かイギリスの政治家(首相?)だかの名前からとったのではなかったかなあ・・と記憶してますが。悪名高き政治家だったのかなあ??
ウロ覚えなので、こういうのはkmrさんにおまかせすることにしましょう(笑)


*0012  かおる     [11/11/01(月)-19:27]      
「わし」について
よけいなことを考えずに読んでいれば「わし」も別に何も不自然に感じないと思います。それに、どうせ子供から見たら30歳以上の人間なんて皆「おっさん」か「おばさん」なんですから。(苦笑)だから、今もあの訳文でいいのかもしれませんね。
問題は私たち(って勝手に言わせてもらっていいでしょうか?)の方が年をとって、気がついたらフリント船長やテッド・ウォーカーと同じくらいか、下手をしたらそれ以上の年になってしまっているということです。
私と同年代の男性が「わし」と言うのを聞いたらきっと変な気がするだろうと思います。「ぼく」か「わたし」以外は考えられません。でもkmrさんの地元では「わし」も変じゃないんですね。日本も広いなあ。

  *0012-01 KMR    [11/11/02(火)-10:19]      
  かおること、Foggyさん、アホイ!

たしかに、首都圏で「わし」を声高らかに連発したら、回りはどんな顔をすることやら。
たぶん、うさんくさそうな目で見られることでしょうね。地方から上京する場合など、無理して標準語をしゃべろうとする人もたくさんいるんだろうなあ。その結果、妙ちくりんな言葉になる場合も多々あるような気がします。
たとえば、「おれさあ、『ツバメ号とアマゾン号』買っちゃったよ。」とかを、つい、「わしさあ、・・・」などという具合ですね。地方と首都圏を頻繁に行き来したりすると、こういう現象が起こりやすいですね。
ちなみに、女性は「わたし」のかわりに「うち」とか言います。

地方には思ってもみない言い方とか読み方がたくさんあって、よそから来られた方はまごつくケースが結構ありますね。
独特な方言として、当地では、
・ありがとう → だんだん
・ころぶ → まくれー
・こんばんは → ばんじまして
・これ → か
などの方言があります。これらを駆使してしゃべられると、私でもよくわからないことがしばしばです。

(当地は、「出雲国風土記」などの神話でよく知られているのですが、神様=「かみ」のことを地元の人間が言うときに、よそから来る人は「かめ」に聞こえるようなんです。なので、一生懸命神様のことを説明しているつもりでも、他の人には一種の「かめ」の話としか受け取ってもらえない、などという「悲劇」もあったりします。)

一方で、読み方では、
出雲郷 → あだかえ
手角 → たい
十六島 → うっぷるい
など、どうみても「当て字だろう。」という地名もあります。

恐らく、カンブリア地方にもいくらかこれに通ずるものがあるのではないか、と思ったりしますが、実際のところどうなんでしょう。


*0011  KMR    [11/10/30()-21:55]      
どんどん遅れてしまって
Picts Ahoy!

4日ほど前に自宅のパソコンを変えたのですが、以前のマシンから新しいものにデータを移し変えるのに時間がかかってしまい、「ランサムサーガ・アンケート」の更新が遅れてしまいました。
10/25に回答をいただいた20代男性の方、そして、10/27に回答いただいた20代女性の方、掲載が遅くなってしまって申し訳ありません。
ピーター・ダックのファンがまた一人増えたようです --->> おがぴいさん



 


*0010  n.p.     [11/10/29(金)-22:09]      
「わし」はハゲ頭には似合いそう?(笑)

みなさん、こんばんはー。
フリント船長の「わし」には、わたしは違和感なかったですねぇ(笑)。
確かにfoggyさんのご指摘のとおり、彼はまだ40代くらいですね。あの「わし」とハゲ頭で、もっと年輩みたいに思っていたけれど、言われてみれば、その通り! で、ちょっとアゼンとしてしまいました。そしてkmrさんとも年齢が近いらしい?ということにも、ちょっとオドロキ(わー失礼)。
ランサムのことを考えるとどうしても25年前の自分に戻ってしまう傾向があって、思えば、わたし自身がもうティモシィくらいの年齢になってる?ことになかなか気づかないものです〜(これはサバ読みか/笑)

さて一方、子供たちの場合ジョーやビル、ピートたちの「おれ」とか「とうちゃん」「かあちゃん」はしっくり来ます。ランサムの、比較的下層階級の子供たちに寄せる眼差しを感じさせてくれると思います。ノーフォークなまりというやつをもっといきいきと訳してくれても良かったかも知れません・・
でもまさか東北弁?というわけにもいかないでしょうし。ジョーが「おいどんは〜」とかいうのもヘンだし。
そういや北部なまりだって、ナンシイたちにはあったはずでしょうけど、そこいらは原文に出ていたかしらん? 以前ウインダミア湖畔に泊まったときのb&bのご主人の英語は、まったく聞き取りにくかったものでした。
などなど 

  *0010-01 KMR    [11/10/30()-01:31]      
  n.p.さん、アホイ!

「わし」とボールヘッドですかぁ。子供のころは、自分がそんな年になるなんて想像もできなかったけれど、今の自分はもろにフリント船長の年代なんですよねえ。ただし、「わし」はたまに使うことはあっても、一応ボールヘッドではありません。(笑)
しかし、フリント船長はいつまでもフリント船長であって、今の私にとっても「同年代の大人」という気はしませんね。もし、仮に現実にフリント船長が身近にいたとしたら、どういう付き合いをしているのかな?
う〜ん、ちょっと想像できないです。だいいち、フリント船長が日本人だったら・・・、という場面設定がどうしても頭に浮かびません。
>そういや北部なまりだって、ナンシイたちにはあったはずでしょうけど、そこいらは原文に出ていたかしらん? 
これは、あまり記憶にありません。私の場合、原書をそんなには読み込んでいないので、はっきりとはわかりませんが、少なくとも「ああ、これはカンブリア訛りの表現だ!」と思ったことはないです。

発音のことで思い起こすのは、ウィンダミアへ行ったときに、桟橋のことをおじさんから「パイア」と言われ、最初はなんのことかよくわからなかったことでしょうか。


*0009  Foggy     [11/10/23()-09:56]      
訳文について
>n.p.さん。
つたない感想文を読んでいただいて、ありがとうございます。

岩田欣三氏にも人権とか名誉がありますし、ご家族もおありかと思うと余り悪口を言うのも気が引けますが、確かにおっしゃるとおり、地の文にも変なところがあります。かなり直訳調ですよね。もとの英語の構文が透けて見えるようなところがあちこちにあります。
「オオバンクラブ」に比べると「六人」の方がこなれているように感じます。岩田さんも2冊目でようやくランサムに慣れたのだろう、なんて言ってはいけないかしら?
「オオバンクラブ」での子供たちの会話がとにかく私には不気味でした。何が、変なのか、指摘しにくいのですが。意味はわかるけれど、どこか不自然です。

ランサムはsaidを多用しすぎるという指摘には全面的に賛成です。それを忠実に訳すと「と××は言った」ばかりになってしまうんですよね。そのことは漠然とながら、子供のときにも感じていたように思います。

あと、フリント船長を始めとする大人の男性が「わし」と言うのも、現代の語感には合いません。彼やテッド・ウォーカーはまだ40歳程度のはず。炭焼きビリー親子やピーター・ダックならいいのですが。

  *0009-01 KMR    [11/10/25(月)-09:32]      
  Foggyさん、アホイ!

岩田氏と神宮氏は、「ツバメ号とアマゾン号」を共訳していらっしゃいますよね。
これは、お二人の間で、例えば第○章と第△章は一方で第□章と第×章はもう一方、という形態をとられたのでしょうか。
なんとなくですが、よく読むと、それぞれの特長がでているような章もところどころに見受けられるような気がします。

>フリント船長を始めとする大人の男性が「わし」と言うのも、現代の語感には合いません。
>彼やテッド・ウォーカーはまだ40歳程度のはず。炭焼きビリー親子やピーター・ダックならいいのですが。
確かに、現代の感覚ではちょっと違和感があるかもしれませんねー。
40歳代というのは、ちょうど今の私くらいの感じかな。
しかしですね、こっちの地方じゃ「わし」というのはよく使うし、聞いたりするのですね。地元の同級生とかとしゃべると、ほぼ全員が「わし」を使っています。
中年男性のみならず、高校生あたりも「わし」と言ったりします。
驚く事なかれ、女性でもかなり年輩の人はまれに使う人もいたりします。
恐らく、近畿地方以西では「わし」というのは、結構使われているのではないか、と思いますが、これに該当する地域に住んでいる皆様、いかがでしょう?

ただ、訳というのは標準語で著すのが一般的かもしれないですね。そういう点では、「わし」が標準的かどうかは、今となってはやや疑問かもしれません。
でも、フリント船長が「ぼく」とか「おれ」というのもなんか変だし、「わたし」ではヤケに都会的な感じになっちゃいますよね。テッドが「わたし」と言うのは似合うかもしれないけど・・・。
う〜ん、こうしてみると、日本語って難しいな。


*0008  n.p.     [11/10/21(木)-21:51]      
ちょっとご無沙汰であります〜

こんにちは〜。大変ご無沙汰してました。
どうも会社でアクセス制限されまして、自宅ではちゃんと読んでいたんですがなかなか遊びに来られませんでした。ちょっと公私ともに忙しいのです〜
そんなことで古いログへのレスになりますが・・

おがぴいさん>
はじめまして! 早速ですが、「スカラブ」第18章の挿し絵、あれは、わたしは窓枠のところに置かれていた「はかり」の箱だと思ってました。それが雷か大おばさんの手にした明かりに照らし出された一瞬を描いたのだと思っています。例のJターナーの名前が掘ってあるだったかの箱ですね・・・
でも、もちろんそうと断言出来るわけじゃないのですが。
それとパフィン版の方には、あのカットが見あたりません。なぜでしょ??

FOGGYさん>
読書日記、拝読してます。ブローズものの翻訳(岩田訳)についての鋭い感性にはさすが、と思いました。わたしもどうも違和感があったのですが、「会話」もそうだし、これはKMRさんご指摘だったかとも思いますが、地の文もヘンテコな苦し紛れの訳があるみたいですね・・
でも、神宮訳でも、なかにはジョンが「〜〜してくれたまえ」なんて言うセリフがあって、まあ「船長」たらんとしてわざとそう喋っているんでしょうけど、ちょっと子供の言語感覚を攪乱する訳文が散見されました。

ランサムの文体で気になるのは、,said.が多すぎること。登場人物が多いから仕方ないとはいえ、それをいつも「とロジャが言った」「とペギイが言った」なんて訳されると、ちょっと興をそぐキライも(・・すいません、勝手言って)。

などなど。。
また来ますね〜〜すいません、取り急ぎ!>KMRさん

  *0008-02 KMR    [11/10/25(月)-09:03]      
  N.P.さん、アホイ!

>どうも会社でアクセス制限されまして、
>ちょっと公私ともに忙しいのです〜
お忙しいのに、書き込んでいただいてありがとうございます。
会社で全くアクセスが制限される、というのは仕方ない、と言えば仕方ないですねー。
業務に差し障りのないようにお越し下さいませ。

>ランサムの文体で気になるのは、,said.が多すぎること。
子どもの頃は、これ結構気になりました。他にはこういう表現が頻繁に出てくる物語は少なかったですしね。でも、何回も読んだおかげで、今となってはあまり違和感は感じなくなっちゃいました。

  *0008-01 n.p.     [11/10/21(木)-21:53]      
  まてよ。あの「箱」は窓枠のところなんかに置いてなかったじゃないですか(笑)
やっぱりよくわからないや・・・


*0007  おがぴい     [11/10/16()-02:58]      
キャー!ピーター・ダック様に4票も!
お久しぶりです。
続々若い読者が加わってランサムさんも安泰ですな。^^
それにしても、『ヤマネコ号』に2票、ダック提督に4票!(;_;)←うれし泣きせっかく復刊されたのに、金欠、場所を取る、などの理由で本嫌いの夫が却下に!
専業主婦はつらいよ〜。
ところで、『女海賊の島』で、下々の人たちが、龍の張りぼて(?)作ってましたよね。あれって、長崎くんちの龍踊り(じゃおどり)に似てません?
長崎っ子の私としては、┫読んだ時、ちょっとうれしかったリしました。
変にミーハーな書き込みで御免なすって!

  *0007-02 KMR    [11/10/18(月)-09:31]      
  おがぴいさん、アホイ!

「ピーター・ダックの崇拝者」のおがぴいさんにとっては、うれしい投票結果となったでしょうか。
作品としての3巻は?という人も、キャラクターとしてのピーター・ダックは○という人って実は結構いたりするかもしれないですね。
今回の場合、唯一ひとりを選べ、という内容だったので、ひとつの物語にしか登場していないキャラはハンディとなったかもしれません。

  *0007-01 おがぴい    [11/10/16()-03:03]      
  ま、また間違えた、『女海賊の島』は第10巻ですよね。
KMRさん、ごめんなさい。


*0006  カナリヤ      [11/10/11(月)-11:41]      
私の学友、リアンさん登場ー。
やー、なんだか照れますが、リアンさんは私と同じ高校に通う友人です。
私が図書室でランサム自伝に大喜びしていたときに一緒にいたので・・・
でも、ランサムを読もうと思ってくれる同年代ってあんまりいないので
感動です。ウレシーです。私としてはやっぱりツバメ号とアマゾン号から
入って欲しいですね。
おっと、そういえば原書を読んでみたいです。
どなたかお持ちの方で、ファイルで送って頂けないでしょうか?

  *0006-01 KMR     [11/10/12(火)-00:14]      
  カナリヤさん、アホイ!

>私が図書室でランサム自伝に大喜びしていたときに一緒にいたので・・・
えっ、「自伝」が図書室にあるのですか? それは、たいしたものです。図書室に自伝をおいている学校って、そう多くはないと思いますが・・・。

しかし、原書をファイルで、となると、ちょっとなあ・・・。たぶん、ファイルに落とすのに膨大な時間がいるのとディスク容量の点がネックになるでしょうね。あと、著作権の問題も。
1冊がそうとう厚いので、スキャナーで読みとったとしても、ネットワークでデータをやりとりするには無理でしょうね。キガのネットワークが必要かも。

たぶん、カナリヤさんの住んでいるところだと、洋書を取り扱っている本屋さんにおいてあるような気もします。
ペーパーバックだとそんなに高くはないと思いますよ。たしか、今、日本に入ってきているのは、Red Foxのものだったでしょうか。

ネット上では、例えば、こんなのがあります。

Swallows And Amazons by Ransome, Arthur Puffin, 1982. yr. Good Condition, Softcover 362 pp. (Keywords: database)
The price of the book is C$ 3.75   

1カナダドルは、1.498ドル(10/11、ニューヨーク市場の終値)、1ドル=106.6円なので、上のパフィンは、約600円ということになります。
ネット上では、いわゆる中古本、の類が結構出回っていて、Puffinだったら、どの巻でも4〜5ドルくらいが平均です。
下のスレッドでLMSさんが話題にされたリピンコットのものは、幅がありますが、15〜20ドルくらいですし、Penguinにいたっては、2〜4ドルくらいで手に入ります。
本家本元のCapeだったら、比較的良質なものは20ポンドくらいからでしょうか。

いずれにせよ、新品でなくても良い、のだったら、こういうネット上のディーラーを利用するのも一つの手でしょうね。
値段の点から言えば、郵送費を入れても圧倒的に安いです。
もっとも、ネットの買い物はインターナショナル・クレジットカードが必要なので、成人の方でないとまずいですが。

どうしても見たい、あるいは欲しい、という場合は、改めて私あてメールを下さい。


*0005  梨杏     [11/10/10()-22:22]      
迷い込んできました!
初めまして!リアンと言います。                      ここの初心者なだけじゃなく昨日インターネット始めたばかりです.アーサーランサムを知ったのもつい最近です。ごめんなさい。私はカナリヤさんからここの事を聞きいたのがきっかけになりました。学校でアーサーランサムの自伝(?)を見つけて喜んでいる姿をみたら、すっごく興味がわいちゃいました。イギリスにも興味があったので。私みたいに何にも知らないヒトが書くのは失礼かな、とは思うのですがこれからみなさんの話についていけるようにがんばるので許してくださいね。全然勘違いな事をかいちゃったらゴメンナサイ!               最初にはこれを読むとランサムの世界をより楽しめるものってどれですか?   ツバメとアマゾン号ですか? 是非教えてください!              今は、ひとまず私の天敵テストをなんとかしますね。手元に本があると読みきらずにはいられない性格なんで読み出すのは危険そうなので。           早く皆さんの仲間入りしたいです。
 

  *0005-01 KMR     [11/10/11(月)-18:58]      
  梨杏さん、アホイ! あっ、いや、はじめまして!
ここの掲示板のマスターやってるKMRと申します。

そうかあ、カナリヤさんのご学友の方ですか。しかし、よくぞまあ、ランサムに興味を持っていただいたものです。
年代が下がるにしたがって、ランサムファンは少なくなっているような気がしているもので、若い人たちに興味を持っていただけるとは、なんかすごくうれしいです。
最初におすすめの物語・・・・・、う〜ん、やっぱ、「ツバメ号とアマゾン号」かなあ。しかし、第1巻から順番に読まなくちゃならない、ということもないと思ったりします。
第6巻の「ツバメ号の伝書バト」あたりも個人的にお勧めです。登場人物もオールキャストだし・・・。
宣伝モードになっちゃいますが、私のホームページの「ランサムサーガ」のページ、http://fish.miracle.ne.jp/tgif-kmr/saga_frame.htm、では、12冊の物語の簡単なあらすじめいた紹介をしています。
それを参考にフィーリングが合いそうなものから読んでみるのもいいかも・・・。

しかし、テストとは大変ですねー。大昔をちょっとだけ思い出してしまいました。
いずれにしても、頑張って下さいね。
そして、これからもよろしくお願いします。


*0004  Foggy     [11/10/09()-10:50]      
う、う、大変な宿題が出てしまった
「翻訳のどこが気に入らないか」・・・これは大変な宿題が出てしまいました・・・
とにかく「オオバンクラブ」の子供たちの会話が気に入りません。「探偵たち」の方は、それさえ指摘できないくらい、読み方に気合が入っていなかったので、よくわかりません。
これ以上は今すぐはちょっと・・・
勤務校の図書室にある全集(初版本!)を独占できるという余りにも恵まれた環境に甘えているんです。自分でもわかっているんですがね。でも司書の人に「ランサムはぜんぜん動かないからそのうち廃棄処分されるかもしれない」なんて言われてしまったら、買えなくなってしまうと思いません?

  *0004-01 KMR    [11/10/12(火)-00:24]      
  Foggyさん、アホイ!

す、すみません。別に宿題を出すなんてつもりはなかったのですが・・・。
しかし、会話の部分ですかぁ。あのノーフォーク訛を和訳したものがFoggyさんの感性に合わなかったのかな?

それにしても、勤務先にいつでも(今のところ)ランサムがおいてある、というのは、どう見ても「恵まれた環境」にある、と思いますねえ。確かに。


*0003  Foggy     [11/10/06(水)-19:57]      
・・・こわごわ
「ランサム・サガ読書日記(9)」をアップしました。ブローズ2作品が大好きな人は見ないでください。ARBoardに書き込む勇気が出ませんでした。ここでだけ、小さい字でお知らせします。。。

  *0003-01 KMR    [11/10/07(木)-18:28]      
  Foggyさん、アホイ!

「ランサム・サガ読書日記(9)」拝見しました〜。
Foggyさんが感じられたこと、他の人も大なり小なり感じるところではないでしょうか。私も全面的にFoggyさんの感想に賛成するわけではないのですが、おっしゃる意味合いはよく理解できます。

実は、この間、私のサイトの「ランサムサーガ」のページを書き直ししました。というのも、ランサムを知らない人がそのページを読んでも、物語一つひとつに何が書かれているか、ある程度わかるようにリメイクしたつもりですが、その中の「オオバンクラブ」のところにも、『1巻から続いてきた物語の連続性がここにきて、ふいに無くなってしまったような感じを受けないでもなく、この「ノーフォーク・ブローズの物語」は、別シリーズであるかのような雰囲気を持っている作品とも言えそうです。』などと書いてしまいました。決して、嫌いな作品ではありませんが、連続性という点では、1巻から読み進めるとちょっとした違和感は感じてしまいます。

それと、翻訳者が違う、ということはかなり影響していますよねえ。
*0009にそういうことも私の感想として以前書き込みましたが、訳の違いという点で、具体的にどういうところをFoggyさんは感じられましたか?差し支えなければ、また教えて下さいませ。


*0002  LMS     [11/10/01(金)-19:55]      
これでおしまいアメリカ版ランサム


KMRさん,Ahoy!
いよいよアメリカ版ランサムのご紹介最終回です。

『ヤマネコ号の冒険』
 私の手元にあるのは1933年出版の初版です。これもカバーなしです。
見開きは3分割され,それぞれ大西洋,イギリス海峡,カニ島の地図が描かれています。ヘレン・カーターの筆になるもので,緑と黒の二色刷りですが,なかなかきれいです。特にイギリス海峡の部分は,ローストフト出航後に名前の出てくる地名はすべて記入されています。おそらくイギリスの地名になじみのないアメリカの読者のためかと思われます。(日本の読者にも便利なんだけど)
 カニ島の地図はランサムのものとそっくりですが,例によって地図が鳥瞰図風になっています。

 それ以外の部分ではランサムのイラストをそのまま採用しています。まあこの物語は子供たちの作ったフィクションという設定で,挿絵も子供たち自身が描いたということになっていますから,当然といえば当然でしょう。ちなみに扉には,挿絵:子供たち自身とヘレン・カーター と書いてあります。
 巻頭の地図以外でヘレン・カーターの手になるものは扉の反対側のヤマネコ号の挿絵と,あと2,3の小さいカットだけのようです。

『冬休み』
KMRさんがおっしゃるように,この本はなぜかあまり市場に出てこなくて,つい最近やっと手に入れました。1934年の初版です。やはりカバーなしです。
 見開きにはカーターお得意の鳥瞰図風の北極圏地図が描かれています。紺色がかった青と茶色の二色刷りです。色の使い方も渋くて気に入っていますが,構図もランサムのとは違って,画面手前が南,そして画面奥遥かに北極(Arctic)と書かれています。遠近法を巧みに取り入れた素敵な絵です。画像でご紹介できないのが残念です。

 さて扉にはそりを引く子供たちが描かれ,その反対側にはディクソン農場と天文台の大きな挿絵があります。挿絵:ヘレン・カーターとありますが,実際にはランサム自身のイラストも流用されています。

 1ページ大の挿絵は以下の11点です。
・「あれがイグルーよ。」と,ティティがいった
・ディックの手帳から(ランサムのもの3点)
・薄氷の中を進むペギイ
・ボート桟橋に腰掛けてスケートを履いた
・おろせ
・ナンシイの質問(ランサム)
・月光の中のフラム号」
・ナンシイへ(ランサム)
・それでも,生意気だわ
・北極圏のエスキモー部落(ランサム)
・動く!動く!
・ナンシイが北極へたどり着く

カーターオリジナルの場面もありますが,ほとんどはランサム自身が描いた場面の焼き直しのようです。このうち,「それでも,生意気だわ」はフリント船長が帰宅したことを知らないペギイたちがフラム号へやってきて,張り紙を読む場面ですが,フラム号の船室のドアに荷札の着いた鍵がささったままになっているのはご愛嬌です。(本文を読むと,フリント船長が中から鍵をかけたことになっていますから,鍵を描くのは誤りですね)

 次に各章冒頭のカットは重複して使われているのもあるので,全部で次の12種類です。
・ディクソン農場
・天文台
・火星人が見える
・イグルー
・ハリ・ハウ
・お医者さんを待ち伏せる
・ベックフット
・屋形船が氷に閉ざされた
・隠し場島
・左足下ろせ…力いっぱい
・ディクソン農場でDきょうだいに別れを告げるフリント船長
・救助隊

これらもランサムが描いたものと同じような場面を描いているものが多いです。

 というわけで,アメリカ版の紹介をしてきました。私自身ランサムの挿絵が一番馴染みがあることは言うまでもありませんが,カーターやシェパードの絵にもそれぞれ魅力を感じます。特にランサムが描かなかった子供たちの顔に挑戦しているのは興味深いです。私自身のイメージに合う絵も結構ありました。ティティが一番目立っていたように思います。やはり見せ場が多いですものねえ。また巻頭の地図もとても美しく,それだけでも買った甲斐があったように思います。
 
 ではまた。          ∠(^_^)LMS

P.S.1 今回の写真は,今年のものではないのですが,ウィンダミアの蒸気船博物館にある「エスペランス号」(フリント船長の屋形船)です。船室内部にはポリーはもちろん,作品にちなんだグッズがいろいろ展示されています。

P.S.2 残念ながらTARSの会員ではないので「MIXED MOSS」は持っていません。でも借りる当てはあるので,いつになるかわかりませんが,レポートします。

  *0002-02 LMS     [11/10/03()-14:26]      
  KMRさん,Ahoy!

>しかし、カーターの鳥瞰図っぽい挿し絵って見てみたいですねえ。
>もし、購入するとなると(爆々)、どの巻がいいのでしょう?参考までに教>えて下さい。どうも、うかがう限りでは、「冬休み」あたりが良いような気>がしますけど。

そうですね。私も『冬休み』が一番気に入っています。湖の地図の描き方がユニークですし,大小の挿絵もきれいです。ただ,本文にも書きましたように,「冬休み」はなぜか市場に出回らず,手に入れにくいのです。

『ツバメ号とアマゾン号』『ツバメの谷』は比較的手に入りやすいですが,挿絵の点からいうと,『ツバメの谷』の方が絶対いいです。
あと『伝書バト』のシェパードの挿絵も捨てがたいです。
結局みんな集めてしまう羽目になったりして…(わはは)

ではまた。              ∠(^_^)LMS

  *0002-01 KMR    [11/10/01(金)-20:34]      
  LMSさん、アホイ!

いつもながら、詳細なご紹介、ありがとうございます。
エスペランスの内部ってはじめて見ました。(もっとも、外見にしたところで見たことはありませんけど・・・)
こういう、なんというか、サーガに出てくるところで「特定された場所」の画像、しかもその「特定された場所」が物理的に狭ければ狭いほど、なんか感慨が深いような気がします。
ああ、ここで子供たちは足を踏みならして、シーシャンティを歌ったのだな、などと思ってしまいますねえ。
意外にインテリアが白っぽいのもちょっと驚きました。もっとも、長い年月のうちに塗り替えられたのかもしれませんが・・・。
あと、やや嘘っぽいポリイを見て、つい笑ってしまいました。でも、その場の雰囲気を味わうためには、最高の小道具かもしれない。

しかし、カーターの鳥瞰図っぽい挿し絵って見てみたいですねえ。
もし、購入するとなると(爆々)、どの巻がいいのでしょう?参考までに教えて下さい。どうも、うかがう限りでは、「冬休み」あたりが良いような気がしますけど。

「おしまい」という文字はいつ見ても寂しさを感じてしまいますねー。
LMSさん、これでおしまいなんて言わず、また、色々とご紹介下さいませ。Mixed Mossも含めて。


*0001  KMR    [11/10/01(金)-11:43]      
アンケートのコメント
Picts Ahoy!

サーガのアンケートもたくさんの方々のご協力をいただき、おかげさまで回答数も50を超えました。
前回8月31日に中間結果、という形でコメントをしましたが、あらためて、コメントを少し付け加えてみたいと思います。

☆基準日:9月30日現在
☆回答者総数54名(うち男性26名女性28名)

★回答者の性別と年齢区分
 依然、30代の方々が多いです。10月1日現在54名中33名、比率にして約61%の方がこの年代です。

★読書歴
 20〜29年というのが25名で最も多い。1〜4年の方が6名いらっしゃいますが、これは全員女性です。

★好きなサーガ
 「海でる」15票で依然抜けてます。以下「伝書バト」「谷」と続きますが、「ツバメとアマゾン」もじわじわと得票をのばし、とうとう「冬休み」と肩を並べました。
 「ひみつの海」「探偵たち」「女海賊」は、得票がありません。

★初めて読んだサーガ
 圧倒的に「ツバメとアマゾン」です。

★好きなメインキャラ
 14票で引き続きティティに人気が集まっています。一時伸び悩んだジョンも再び票を伸ばしてきていて、12票でナンシイと共にティティに続いています。ロジャやディックが好きなのは男性で、逆にドロシアは女性が多いです。

★好きなセミキャラ
 16票でトムが大きく票を集めました。以下、マストドン、ピート、ヤンと続いています。ヤンに票が入っているのが意外と言えば意外に思えます。

★大人キャラ
 ようやくフリント船長がティモシイをリードしました。(笑)
 私はこの結果を見て、少々安心しました。だって、あんなにたくさん登場しているのに2話しか出ていないティモシイにトップをさらわれるなんて、些か気の毒に思えます。

★その他キャラ
 大おばさん、恐るべし。とうとうディクスンさんたちを抜いてトップに躍り出ました。
 ビリー親子、ディクスンさん、メアリ・スウェンソン、提督、ダッジョン医師、そして、ミス・リー(!)などに比較的多く票が入ってます。

★行ったことがある聖地
 湖水地方へは21名の方が訪れた経験をお持ちです。回答者のうち、実に約39%の方は代表的な聖地、すなわち湖水地方へ行ったことがある、ということになります。う〜ん、少し前まではこんなにたくさんの方が経験をお持ちになっているとは、ちょっと考えにくかったのではないでしょうか。

★行ってみたい聖地
 「北のみずうみ」のある湖水地方が圧倒的に多いけど、これはやっぱり愚問だったなあ。

★食べてみたいサーガの食事
 29票でペミカンケーキが抜けました。2票差で砲弾です。サメ(カワカマス)のバタ焼きもなかなかの人気。シチュー系では15票でウナギがウサギや煮込み鍋をリードしてます。
 メニューには載せていなかったのですが、スーザンのかきたまごも人気メニューのようです。
 しかし、こうして見ると私が選んだメニューは、「肉」が多いですね。どこかしら好みが出てしまうようです。