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Q&A 先生の回答 コラム

耳が聞こえません.(2000/11/11)
昨日お風呂で髪を洗ってから急に耳が聞こえなくなってしまいました。水が入ったかと思い頭を横向きにして飛び跳ねても出てこず、綿棒で掃除したら、全く聞こえなくなりました.一体どうなったんでしょうか?
回答(2000/11/11)
おそらく耳垢が考えられます.手元に綿棒があるということは、よく綿棒で耳を掃除されるんではないでしょうか?それで少しずつ耳垢を奥に押し込んでしまい、髪を洗ったときにそこに水が入り込んで耳垢がふやけてしまい、聞こえなくなった可能性がもっとも考えられます.変にあせって耳を触ったりしないで直ぐに耳鼻科を受診し耳を見てもらってください.
鼻炎の薬に含まれているPPAという成分が脳出血を引き起こす危険があるのでアメリカでは発売中止になったとの事ですが、耳鼻科でいただいてる薬は大丈夫でしょうか?(2000/11/9)
大丈夫です。耳鼻科で普通に処方する薬には含まれていません。お医者さんで処方される風邪薬では、ダン・リッチという薬には含まれていますが、他は殆どがOTC(一般用医薬品)という、薬局で処方箋なしで買える薬です。しかし日本のこれらの薬にはいっている量はわずかで、何ら心配ないといわれています。アメリカと日本の違いは、1日当たり投与量が日本ではアメリカの1/3と少ない上、アメリカではその食欲抑制効果より、、かなり大量投与法がやせ薬として用いられています。この投与量の違いが、脳出血発生頻度の違いであるといわれています。
もうすぐインフルエンザが流行する季節ですが、1昨年は家族全てが罹って苦しみました。昨年は大丈夫でしたが、やはり心配です。予防接種は受けた方がいいのでしょうか?(2000/11/3)
やはり、予防接種は受けておかれることをお勧めします。パーキンソン病の治療薬だった、シンメトレルという薬がインフルエンザA型の特効薬として保険適用になり、またリレンザというA,B両方に効果をもつ、薬もありますが、喘息など呼吸器疾患を悪化させる場合もあるという報告もあり、未だ保険適用もなく、シンメトレルも耐性獲得の可能性もあることから、ワクチン接種は受けた方がよいと思います。副作用を心配されますが、これは不活化ワクチンのタイプで、これでインフルエンザになる心配はなく、今までは卵アレルギーの人にはアレルギー反応が心配でしたが、ワクチン製造過程の変更により、比較的安全な物が供給されています。流行期を2月をピークとしますと、ワクチンのこうか持続期間を4ヶ月として、1−2回接種の場合、2回目は1−4週間間を起きますので、1回目は11月中の接種が良いでしょう。他の生ワクチン接種後は4週間、不活化ワクチン接種後は1週間の間をおきます。ワクチン接種の回数ですが、今までは2回とされていましたが、1回接種でも有意差がないとゆうことで、厚生省では65歳以上では1回接種を勧めています。特に基礎疾患を持つ高齢者の方の発症防止効果、死亡予防効果に有効ですので、積極的に接種を受けて下さい。当医院でも、ワクチン接種を行っています。詳しくは電話でお問い合わせください。厚生省インフルエンザ対策キャンペーンホームページを紹介しますので、参照ください。http://influenza-mhw.sfc.wide.ad.jp/
子供の風邪を引いたとき、解熱剤はいつ飲ませるんでしょうか?(2000/10/28)
子供が熱を出して苦しそうにしているのをみていると、お母さんとしては、何とかしてあげたいと思うのは、当然です。医学的な立場から申しますと解熱剤はあまり必要ありません。発熱は体が病原体と戦っている証拠で、高熱は、子供さんも苦しいが、ウイルスも苦しく、早くウイルスも消滅します。脱水を防ぐ意味で、水分を十分取り、ぬれタオルで全身を拭き、気化熱を奪ってやります。服はどんどん替えましょう。ヒエピタ等も良いでしょう。2ー3日でピークは過ぎますので、じっと待ちましょう。といっても、急激に体温が変化しますとひきつけをおこす子供さんもいますし、使う場合もあります。私の考えでは、原則として中耳炎や、扁桃腺炎で痛みの強い場合は鎮痛効果を期待して使いますが、熱だけでは、原則として、38.0度以下では使いません。38.5度以上では使用しますが、アセトアミノフェン系の副作用の少ないタイプを使います。ジクロフェナックナトリウム剤、メフェナム酸剤、サリチルアミドは、ライ症候群や、インフルエンザ脳症との関係があるとされており、あまり小児では、使いたくありません。
蒜山高原マラソン参加の記(2000/10/22)

我々鵜鷺とかめは、約20人で蒜山高原マラソンに参加した。当日は、幸いに、天候にも恵まれ、晴れ、気温12.0度、湿度45.0%と絶好のマラソン条件出、気分良く走ることが出来た。皆な、ハーフの参加者が多かったが、自己ベストの出た人、不本意な結果の人、色々だったが、僕は足の故障もあり、5キロに参加して26分38秒と、初参加の5年前より、約3分悪いが、今の状態では、よくやったなという感じである。応援の大野さん夫婦ありがとう。赤ちゃんが生まれたらまた走ろうね。
花粉症でしょうか(2000/10/18)

「10月に入った頃からくしゃみ、鼻汁、鼻閉がつづきます。風邪にしては熱もないし、私は毎年3月は花粉症で悩まされており、それと同様の症状なのですが。」と、36歳女性よりの質問です。

回 答(2000/10/18)
花粉症が疑われます。3月に悩まされた花粉は、杉によるものと思われますが、秋になればキク科のブタクサや、ヨモギ、クワ科のカナムグラなどによる花粉症がおこります。これらの植物は杉と違い地域限定で、局地的です。この方も4月からご主人の転勤で大阪から松江に引越されてきました。アレルギーの原因は、複数の物もあり、杉、ブタクサ両方に感作される人もありますし、ハウスダスト、ダニに感作されている人も多数存在します。アレルギー性鼻炎の治療を受けて下さい。
松江ライオンズ国際交流フェア体験記(2000/10/01)
 本日の「国際交流フェア」では、我々環境公衆委員会として、「文化交流のテント」の陶芸教室、ポン菓子実演販売を担当しました。心配していた天候にも恵まれ、開始前から、向いのライオンズのバザーコーナーには黒山の人だかりですが、我々の所はどうかと不安の心持ちでしたが、10時をまわると少しづつ「ポン菓子下さい。」と子供さんや年配の人々を中心に足を向けていただきました。しかし陶芸教室は敷居が高いのか、なかなか人が集まらず、ライオンズのメンバーや奥様がさくらになって、絵つけを行ってもらい、マイクで呼込みをしたりして、次第に参加者が増え、最終的には18名の人に湯のみ、角皿の絵つけを行ってもらいました。横のろくろ廻し無料体験コーナーも盛況で、美人の外国人女性一人を含め、子供さん等計20名に作品を創ってもらい、驚く程立派な作品もあり、喜んで持ち帰っていただきました。ポン菓子コーナーも好評で、風船をつけたりして子供さんにも喜んで買ってもらい、客足がとだえますと伊瀬委員長の本業はこちらではないかと思わせるポン菓子作成の爆発音で又多くの人々の足が向き、最終的には2万円目標のところ、36,250円の売上げでした。皆様ごくろうさまでした。伊瀬委員長、これに味をしめて商売がえしないように。
耳をさわる(2000/9/25)

 「1歳の誕生日をむかえたばかりの男の子ですが、最近しきりと右の耳を触ります。かゆいのでしょうか。」という質問を受けました。

回 答(2000/9/25)
 耳を触るのは不快感があるためで、かゆいのか痛いのかつまって聞きづらいのか、などが考えられます。耳垢があって不快な場合もありますし、体質的にアトピー素因のある子供さんの場合、耳にも湿疹様の状態があり、かゆがってかくこともあります。風邪をひいた後に耳を触る様になったとすれば、中耳炎を生じて痛くて触ることも考えられます。一度耳鼻科の診察を受けて下さい。
会議中よく眠くなる(2000/9/18)                            

 「52歳の男性です。最近肥満気味で気になっていますが、この頃会議中眠くて困ります。先日は大切な会合でいびきをかいて眠り込み、あとで注意を受けました。車を運転中も眠くなり、居眠り運転をしそうでこわいです。夜は妻から、『あなたは大いびきをかいて、自分ばっかりよく寝るね。と皮肉をいわれる割には、眠ったかんじがないのですが、どこか悪いのでしょうか。」という質問を受けました。 

回 答(2000/9/18)

典型的な睡眠時無呼吸症候群と思われます。鼻疾患があったり、扁桃が大きかったり、口蓋垂が長かったり、舌が大きかったりすると、気道に狭窄部位が生じ、そこが中心になり振動音が生じます。これがいびきの発生源で、このような気道の狭窄がありますと、肺のCO2の換気不全がおこり、無呼吸発作が生じます。このような夜間の睡眠が続きますと、熟睡が得られないため、昼間の傾眠傾向が生じ、お悩みの問題が出てきます。原因となる疾患を、早く治すことをおすすめします。

声がでない(2000/9/15)

 20歳の女子大生です。風邪気味だったのですが、昨日飲んでカラオケで騒いでしまいました。今朝起きたら声がでない、ヤバイ。明日は声楽の実技のテストなのです。明日までに元の声にもどりませんか。・・・と受診されました。

回 答(2000/9/15)

無理です。声帯は非常に発赤浮腫状に腫脹しており、振動もかなり制限されています。ネブライザーを施行し、テストまで声を出さない、咳ばらいもしない様に注意することを指示して帰ってもらいましたが、テストはどうだったのでしょうか。日常の生活でも声を大切にしましょう。 

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