銅版で作るヒートシンク&ヒートパイプ
銅製シンク
その1
まずは寸法を決めましょう
いわゆる構想と設計です。
自分のマザーボードに納まるサイズにしないと後で大変です。
CPUタイプに合わせて考えます
この構想段階が面白いんですよ(^^)
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その2
寸法が決まったら材料のきざみ(カット)
0.5ミリ以上のものは曲がらないように気を付けながら金きりのこで切ります。
それ以下のものは厚手のものさしをあててカッターでなるべく深く筋をつけて
何回も曲げ伸ばしして折るような感じでカットして行きます。
バリが出ますので手を切らないように気をつけてください。
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その3
必要な加工の準備をします。
ベースになる部分にカットする部分や穴をあける部分の罫書きを入れておきます
けど先に穴をあけてしまうと半田が流れ込んでしまうので
CPUあたり面にCPUのあたるところに傷をつけないように気をつけながら
罫書きをします。
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その4
フィンの形を整えます。
薄いフィンを使う場合曲がりを丹念に伸ばして直しておきましょう
仕上がりに大きな影響が出ます。
後少なくとも取り付ける側の平面を出しておきます
フィンを束ねてバイスなどではさみヤスリで丹念に仕上げます。


ご要望にお答えしてヒートパイプの作り方を先にします。
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ヒートパイプ
Step1

ヒートパイプの材料です。銅版も写ってますがこれは今回関係ないですね。
平形のヒートパイプを作るときに出てきます。


ウィックです。
何を隠そう(隠してないって)TV用の同軸のアース側です。
ごらんのように皮をむいて手で縮めてあります。


エアコン用高圧側の銅パイプ(2分)または厚み05ミリ程度の5〜7ミリの銅パイプ
を目的の長さ+α(約2センチ程度)の長さに金鋸で切断して
両端を少しラッパ状にしてウイックを入れるときに
引っかからないように滑らかにしておきます。
ラジオペンチの先端を突っ込んで少しぐりぐりと回しながら広げ
後はカッターの刃先などできれいにけずって行きます。
スムーズに入らないとウィックと銅パイプの間に隙間が大きくなってしまいます。
そしてウィックの先を少しねじって竹ひごなどを通して銅パイプの中に
押し込んでいきます。


少し大き目のニッパーかペンチで先端をかしめてはみ出した部分を切り取ります。


半田こてで半田をしてきっちりと止めておきます。
半田は市販のヤニ入り半田を使います。
こての出力はなるべく大きなものですばやくすると上手にできます
こての熱量が不足するとなかなか解けにばかりか
銅が酸化してきてよけいつきにくくなります。


銅パイプより少し小さめのビニールホースの片方をライターなどであぶり
ラジオペンチの先端を突っ込んでラッパ状にして銅パイプにつなぎます。
ここで注意することはつなぐ前に少しガスを吹き込んで空気を追い出しておきます。

そして写真のようにガスボンベの先端につなぎナイロンバンドで
銅パイプ側を止めてからボンベを逆さにして
液層のガスを少しづつ出して入れたい量をビニールホースの中に
ためて同じくナイロンバンドで気泡が入らないようにして
とめます。


量が多すぎる場合は途中で縛ります。
量はビニールホースの内径から計算できますね。
効率的なガスの量というのはわかりません
すみません勉強不足で
私の場合はだいたいの目安として銅パイプの1/4〜1/5ぐらいが
液層になるようにしていますが、場合によってはそれよりも少し多めに
入れるときもあります。

銅パイプ側のナイロンバンドを切断してガスを銅パイプの中に入れます。
これ以降の写真は今回少し不手際で取れませんでしたので
次回作るときにとっておきます。

この後は
ビニールホースからガスが漏れる場合がありますので(今回もれました)ビニールホースの
上から針金などで縛っておくとガス漏れがとめられます。

次に
ホースの下の部分をかしめます。
ここがヒートパイプの一番の難所になります。
わたしの場合はかしめ工具を自作しましたがこの工具もホームセンターで売っている
もので作れます。
バイスを使う手もあります
簡単な方法としては
安物のなるべく大き目のペンチの刃の部分だけを荒めのサンドペーパーなどで丸みをつけて
切れなくしてしまったものを作るのが良いと思います。
後はかしめた状態のままかしめた部分を上に向けて
銅パイプのガスの部分を水につけて温度上がらないようにしながら
半田付けします。
このとき温度が上がりガス圧が上がりガス漏れが起きますので
必ずかしめ器でパイプをはさんだままの状態でしてください。
やけどしないように気をつけてくださいね。

このとき温度が非常に上がりにくくなりますので
ターボガスライターなどを併用しながら半田ごてでします。

また何かやりやすい方法でも見つけたらお教えします。

これがどうかなと思うのはチューブや注射器状の物に入っているライターで
あぶって使える低音クリーム半田を使うと
比較的簡単にできるのではないかと思っています。
試された方がおられましたら
メールでもください

ここはどうするんだ
こうしたほうが簡単じゃないか
というご意見があればぜひともメールください。m(__)m
私もいろいろと間単に皆さんにチャレンジしていただける
方法を今後も検討していきたいと思っています。

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次回をお楽しみに。

更新日2000年6月5日

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