釣れない釣り講座
釣りには「絶対につれる」「これでないとダメ」というものは無いものです。
グレ釣り師のながさんから「我が持論」なるものをご提供して頂きました。
うんうんとうなづける点や反対に違うのでは?などと思う点も多々あろうかと思いますが、是非参考にしてみてください。
これからエサトリが元気になる時期 みなさまどう攻めていらっしゃいますか?
まさか配合餌を足元も沖もじゃんじゃん撒いてる?
僕は標準的にはこうしています。
- 1.足元に配合餌を撒く
- 2.そのちょっと沖または潮下に刺し餌を投入
- 3.刺し餌の有無を確認
- 4.徐々に沖目に投入する
- 5.刺し餌が残ったり無くなったりする距離が目安
- 6.刺し餌が残らないのにむやみに配合餌を遠投しないほうがいい。台無しになるときもある
- 7.毎回刺し餌が残るようなら遠投気味にボイルで撒き餌とあわせてみる。あまりにも刺し餌が残らなければ潮上に投入したりしてとにかく刺し餌が残るエリアを確保する。きっと釣れません(笑)
グレ釣り師のタイプ エサトリが気になる人と気にならない人
僕はエサトリが嫌いです。
よくエサトリの中からグレを釣り分ける人がいますが僕はそんな高度な技術も根気もありません。
僕は基本的にエサトリのいないエリアで勝負します。
数釣りにもあまり興味はありません。良型を揃えたいタイプです。
したがってそうしても潮下深棚気味になります。
したがってチヌ、真鯛の確率も上がります(笑)
ワカナや豆ヒラと遊ぶには?
- 1.刺し餌を振り込む
- 2.潮上に撒き餌
- 3.仕掛けがなじんだらそのまま張って待つ。
- 4.撒き餌が刺し餌追いついたら張りを緩める。
- 5.緩めたら張る。
これを繰り返したら他の人の数倍食わせられます。
竿に乗る感じが楽しいですよ。
楽してグレを釣りたいなら?
- 1.オキアミ生ベースの配合餌と別のバッカンにボイルを浸します
- 2.できれば追い風の釣り座を選びます
- 3.ウキはゼロゼロ〜G2程度を使い、ウキ止めは付けません
- 4.足元のサラシのない場所に配合餌の撒き餌を2,3杯
- 5.ボイルを畳3畳ほどの広さに広がるようにパラパラっと。但し配合餌のエリアと接触しない程度に遠投すること。
- 6.すかさず刺し餌をその沖に投げ込みゆっくり引いてウキを沈ませる(要管付)
- 7.そのまま張らず緩めずでボイルと同調させればかなりの確率で釣れます
上記方法は坂浦及び隠岐で餌取り対策で行う方法です。
- 1.ボイルの場合、生に換えてみる。
- 2.小さめのオキアミにする。
- 3.針を小さくまたは細くする。
- 4.ウキ止めを取ってみる。
やってごらん。釣れないから
釣り座の選定
中央にサラシ
風は左から右。潮も左から右だとする。
迷わず釣り座はサラシの左。
撒き餌は立った場所よりも左目に。
サラシの左側に道糸を乗せると張りやすくなる。
サラシの先端よりも右側でウキが入る予定(笑)
潮が変わればサラシの右側に移動できればベストだが、風と潮が逆になるので自然と張りはできる。
道糸をサラシの右側に乗せればOK。
時々竿先を高く上げて道糸を右側にふくらまそう。
2枚潮
足元の2枚潮は偏向グラスで観察すると撒き餌の流れ方で察しがつく。
疑いの気配
- 1.仕掛けを回収時にウキの位置と逆方向から刺し餌が上がってくる気がする。
- 2.なじむと管付ウキが根掛りしたように潜りぎみになる。
- 3.張り気味にしてるのに、フカセからまんぼうが逆になじんでいるような気がする。
- 4.時間を空けて撒き餌をすると潮上から餌取りが湧きあがってくる。などいろいろ。
確認の方法
ガン球を追加してウキを沈めてみよう。
円錐の人は大きめの水中ウキを使ってもいいかも。
ある程度流して自分の読みとのギャップを把握しよう。
ギャップの度合いによって撒き餌の投入点、仕掛けの流し方を変える。
グレは上潮で食うか底潮で食うか状況判断する。
3枚潮以上は私は対応できません(笑)
2枚潮でも動いていれば把握しやすいが、上潮は風等で動くが底潮が動かない場合が多い。
底潮が動かない状態でグレが釣れたためしがない。
フナムシ
日本酒がお好きなようでございます。
以前西ノ島のドンブカに渡ったときのこと。
夜釣りには時期が早く、夜中に宴会して盛り上がった。
ワンカップを燗していい気持ちで寝込んでいたが夜中に連れのうめき声で目がさめた。
連れは酔いのためか口半開きで熟睡していたが、その半開きの口にフナムシがゴソゴソと出入りしているではないか。
口に入ってしばらくすると連れはうめく(笑)
僕は気持ち悪くて寝付けなかった。
翌朝ワンカップの空き瓶にフナムシがびっしりと・・・
気持ちよく目覚めた連れにはフナムシのことは話せなかった。
バリバリ伝説
先日の坂浦沖二つ島でのこと。
久々に竿を出したわしはちょいと興奮気味。
時折酒井若菜とチューをして時間を潰しておったのだが、地合向きの本場のフカセ師が足の裏サイズのグレを上げた。
おおおっこりゃグレの時間だと思い、突っ込み潮を完璧に釣りこなしたなっ、むふふと思ったときウキがスパっっーーーと入って竿にずどーーーーーーん!
むひひ、やっぱりオレはうまいぜよと自己満足に浸りながらグレ競技旧型1.25号がリールシートからひん曲がるのを楽しんでいた。
回りの誰もが良型グレの期待を込めて見つめていた。
視線を意識してかっちょいい取り込みフォームで浮いてきたかと思いきや今まで見たこともないようなバリバリ伝説君であった。
抜けもせずタモ入れが恥ずかしかった。
撒き餌の遠投
60センチの撒き餌杓を買う(笑)
長ければ長いほどいいぞ!3mあれば十分だ(笑)
配合餌は固めに練る。杓は毎回海水でぬらすこと。
投入時は必ず肘から前に出すこと。そのまま止めればぴよぉーーーーーんと飛ぶはず(笑)
寝る前に杓素振り100回(爆)
または坂浦の袴島は30m遠投が必要だから、そこに通おう(笑)