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今年度の取り組み(優先順位1〜3位)
@アーケード市での“よろず相談”
 出雲市の商店街では、その賑わいを取り戻すことを目的に毎週土曜日「アーケード市」を開催しています。出雲市民病院でも隔週で健康チェック(血圧、体脂肪)で参加していますが、その際に健康問題に関する相談が少なくありません。これまで医師は参加していませんでしたが、ICFM準備会として「よろず相談医」にとりくむことにしました。同時に地域の健康問題アンケートも考えています。

A出雲地域の地域診断
 家庭医は地域に住み、地域の健康問題に携わります。まず手始めに「どういう人がどんな所にすんでいるか」「年齢の構成比」「保健医療施設の数、場所」など、地域のコア、サブシステムについて情報を集めることからはじめることになりました。(主に客観的データ)

B介護をする人の調査
 島根県は全国でもトップクラスの高齢県と言われています。その中では地域の健康問題のひとつに「介護をする人(介護者)」の問題が挙げられます。介護者は日頃どのようなことに困っているか、どのような物を求めているか、健康状態はどうかなどを調べることにしました。
 
ディスカッションです。まず、全体で費用や時間などにとらわれずにとにかくやりたい事を出し合いました。その後、グループで検討し(討論内容)、さらに全体でディスカッションして今後の取り組みを決定しました。(下記)
今回は15名(医師7名、看護師3名、学生1名、事務4名)の参加がありました。森による「家庭医の原則」のあと、今後の準備会の具体的な活動をディスカッションしました。
金森院長
ICFM準備会顧問

第2回ICFM準備会(2003/6/21;出雲市民病院)